人妻の誘惑

『お嫁さんが欲しい』
長年あたしはそういい続けてきました。
そして、この人を妻にしたいと思う友人はほかの人の妻になっていくのです。
そりゃそうだ。おいらが惚れる人はいいオンナ（ニヤリ）
殿方がほおっておくわけがございません。

働くの好きですし、ご飯作るのも、洗濯も掃除もやろうと思えばやりますよ。
片付けは苦手ですが。。
ただ、自分が嫁に行くというよりは、
とてもかぁいらしいすべすべしたお嫁さんが欲しいなぁと思うのです。
まぁ、家庭を持つというのはきっと大変なことなのだろうと思いますし、
自分自身あまり結婚には向いていない気がしているのでただのささやかな夢と思っております。

さて、現在の仕事。
経理的な仕事もあれば、雑務な仕事も、総務なことも全て頼まれればなんでもやります。
プログラムも書きますし、基盤とかの修理もします。
その修理。顕微鏡を覗きICの足を一本一本押しながら半田が甘くないか確認したりするのです。
この足をチェックするのに丁度いいものがあるのです。
あまり家では使わないと思います。ふとしたときにポケットに入れて忘れておりました。

ある日ままんが真剣な顔をして
「ねぇあんた。腕まくって」
ん？なんすか？いーっすよー
「ぢゃこっちも」
ん？最近筋肉質なんだよー。

「ねね。これ、なに？」
おぅ・・・・注射針（キャップつき）。

そう、おいらはICの足を注射針で触って確認しているのです。
そーねー。腕だけぢゃなくモモも確認します？
おいらの不注意もまずいがこれだけ心配させてしまったのもほんと悪かったなぁと思います。
ってか・・・疑うのね。そうね。
ようやくきちんと説明し、平に謝りわかっていただきました。それはそのまま捨てることが出来ないので会社へ。
「おいらはねー、酒と煙草と落語があればしあわせなのよー。友達いるしねー」
というと
「そう？だけどさぁ・・・そこになんでオトコの文字が無いの？」

んがっ

知りません。平気なんだからいいぢゃないですか。
おいしいんですか、それは。もう味も忘れましたよ。
くわえ煙草に酒を呑んでいる娘を前に悲観的な顔をしてくれるな・・・凹む。
もしかしたらあたいよりもままんの方が先に貰われていくような気がします。
ちゅうか誰か貰ってくれません？
あぁ。片付け上手で、笑顔がかぁいくて、いってらっしゃいとおかえりのちゅぅとかしてくれる、はぐごこちのいい　およめさんがほしい。
そしたら・・・毎日ちゃんと帰ります！