今回の上演は、自分が個人的に請けている松葉町民家ギャラリー結でのワークショップの延長線上。
ワークショップにも様々な形式があって一概には言い切れない所ですが、上演となれば参加者で演目を創作して最終的な成果として披露するほうが一般的かと思います。
しかし今回に関しては、まずもって普段演劇を観慣れていないワークショップ参加者に、柏市で上演する演劇を見せるという意味合いでした。
そもそもこのワークショップが始まった切っ掛けは柏市民劇場CoTiK。
毎年5月に柏駅周辺で開催される柏市民活動フェスタに、今年もCoTiKとして演目を携えて出演。その際、会場にいる方々と場の共有になればと、分かりやすく楽しめるゲームやエクササイズのいくつかを使って、上演前に公開稽古を行いました。
この時に別団体を目的に会場にいたのが、松葉町民家ギャラリー結の職員の方。意識や感覚の共有を目的とした、言語や体の動きを使ったゲームを、痴呆予防のレクレーションとして行う事は出来ないかとご相談頂くに至りました。
その後、まずは9月から定期的なワークショップを開催。
この日もまずはワークショップを経て、終盤の時間を使っての演目披露。
上記の画像は部屋の半分。反対側にもスペースがあります。
ここまでの活動を基盤に、来年から更に別の場所でのワークショップ開催に向けて企画も進行中。
千葉県の演劇の輪が、人々を繋げていく。