今日は朝から今月半ばに行なわれるウォークの下見である。
集合は当区にある有名な神社の前の絵馬所に9時30分に集合である。
自宅からだと歩いて20分少々で行ける距離だが、今日は秋らしくいい天気で気温もちょうどいい感じである。
自宅を8時45分頃に出て神社の絵馬所に到着したのは9時10分頃だったが数人のメンバーが来ていて、今日の下見の資料を貰う。
このコースとは若干違うが以前、灯篭と狛犬を廻るツアーをガイドして回ったことがあるが、今回も同じ様に多数ある灯篭を含めた境内の各ポイントをガイドする訳である。
江戸時代、当地の産品である木綿や菜種油を積んで行って販売し、帰り船で北海道の昆布や干鰯、東北のベニバナ等を仕入れて持って帰ってくる北前船関係の社や灯篭がポイントとなっているガイドになる訳で灯篭も航海の神である当区にある神社に北前船や同業者仲間が奉納したものをガイドして行く訳である。
メインは木綿や菜種油、それにイワシの干鰯関係の同業者仲間が奉納した灯篭ということになる。
私も知らなかったが綿の取引を西日本では「締綿」、北陸以北は「綿玉」の状態で運んでいたと言う事である。
「綿玉」とは綿毛の実をもいだ状態の侭だから種子は入った状態だし、「締綿」とは種子を取り除いた状態であることを示している。