今日は昨日に続いて朝から晴間が見えたので洗濯することにした。
早速洗濯する日はいつもと同じだが、PCに向かいながらの同時進行である。
先ほどまで晴れていたかと思ったら曇ったりして天候が一定しない気まぐれ状態だが、何とか風もあるから乾いて乾いてくれるだろう。
ところで川崎で殺された中一の男子生徒の3人の逮捕者のうち主犯格の18歳の男は「話したくない」と黙秘を続けているようだが、うち1人が「何もしていない、傍で見ていただけ…」との供述を始め、事件の糸口がほぐれかかって来たようで、逮捕されたこの3人が夜に中一男子生徒を呼び出し連れ出したのは確定できたようである。
これから事件の背景などが少しづつ解明されていくものと思えるが、それにしても非常に凶悪な犯行である。
そもそも主犯の男は18歳ということだから高校三年生である。
私たちの年代の時には高校生が中学生を子分にするということ自体まずなかったのではないかと思う。
小学生や中学生から見れば高校生ともなるといわゆる大人として見ていたし、高校生になった本人もいつまでも子供みたいなことはやってられないとガキとは距離を置いていたと思う。
それが、最近では中学生を引き連れたり、万引きの手先に使ったりしていたということだから、周囲の大人や、子供たちは何をしていたのかといいたい。
殺された生徒は友人にLINEで「殺されるかもしれない」と相談しているし、その前に目の付近に痣を作っているのを見かけたという生徒もいたのだからあのグループにやられたということは想像できたはずである。
相談を聞いた男子生徒は先生や大人に相談していなくて警察の聞き込みで、やっとこんなことがあったと話している状態である。
しかし、日本も経済的には発展してきたが、便利になればなるほど周りの人間関係が希薄になり日本社会に連綿として続いていた近所付き合いもなくなって来て久しくなってきたし、前にもブログで書いたように近所で悪いことをした子供を叱り飛ばす怖いオジサンもいないし世話を焼く優しいオバサンもいない。
端的に言うと、要はお節介をする人がいなくなったということである。
大体、最近は親と先生の間に溝が出来過ぎているのじゃないだろうか。
先生は忙しいのにかまけて目が届かないという理由にしがちだし、親は親で学校に責任を押し付け、自分の子供に対してのみ一所懸命になり、中には先生を追い詰めて退職させるほど陰湿な親もいる。
本来、自分の子供は自分たち親が責任を持って行動するのが基本である。
他の国では学校は子供達に勉強を教える場であって、それ以外のことは関係ないというところが殆んどである。
もうちょっと自分の子供に対する目を厳しく持つ必要がある。
いかにだらしない親が多い科ということを示していて、情けない限りである。
それと日本社会にも大いに責任がある。
特に最近貧困家庭が多くなってきている事実がある。
すでに老齢者が年金で生活できない人がかなりの数になって来て、毎年生活保護を受ける家庭もどんどん増えている。
今、30代、40代の独身者が結婚も出来ないで親と同居し、親の年金をあてにして生活をしているケースが多くなっている。
正社員として働いていた人も何かの都合で退職したり、させられたりしても正社員として再就職できる道が閉ざされていて、パートや、臨時雇い的な仕事しかないのが現状である。
これらはコスト低減で国内から中国や東南アジアに生産拠点を移し国内に失業者を増やしてきたからに他ならない。
経団連では未だに中国での生産活動を続けているが、中国での反日や中国での人件費の高騰や環境の悪化、労働うん動などのリスクも多くなって来ている。
出来るだけ生産拠点を早く日本に戻して雇用の場を与えることが大事である。
目先の利益だけを追っかけていると足元の日本本土の治安が悪化しひいては日本社会の根本的な問題に発展しかねない根深さがある。
今起こっている「イスラム国」というテロ団体に志願して入る若者が増えているようだが、イギリスやフランスなどの欧州から参加している戦闘員は元植民地から旧宗主国に移民し、その2世、3世がその国に溶け込まず、集団でコロニーをつくり、成人しても就職先がないなど、ニワトリが先かタマゴが先かの問題もあるが、今民族間に軋轢を生じさせていることが大きく問題提起される。
つまりは全ては人間の欲から発しているのである。
それと事なかれ主義、自分には関係ないと思っている輩が非常に多いが、こういうことがジワリジワリと深く蝕んで行くのである。
今のうちにそういった芽を摘むことが大事で、気が付いた時にはもう遅い。
この辺で日記に戻るが、午後から買物に出かける。
昨日は帰りがけに西方面のスーパーに寄ったが今日は北西方面のスーパーに行く。
晴間は出ているが風があってまだまだ空気は冷えていることを感じる。
この店には西方面の店にはない特色があり、魚を主にに仕入れて還ってくる。