古道リレーウォーク下見歩き

　今日は朝早いうちこそ未だ天気も崩れていなかったが、天気予報では当地区は午後から雨が降り出し夕方からはかなり強い雨が降り出して荒れて来ると言うことであった。

　ところが午前時を過ぎた頃から雨が降り出し時折凄く強い雨になり、天気予報と全然違うじゃないかと思ったが、ひょっとしてリレーウォークの下見を中止するという電話が入るのじゃないかと思ったほどである。

　月から毎月回、来年月迄の回シリーズで古道リレーウォークが行なわれるが、その下見歩きで午後時分に上陸地点となった場所に集合することになっている。

　昔は上流から舟に乗って下ってきて上陸した場所から九十九王子を順次辿りながら古道を南下し三山を詣でるというルートのうち、当市内のルートを回に分けてウォークしていくというものである。

　今日はその回目のルートを確認しながら、歩くというものでスタート地点は当市でも北の方にある。

　朝のうちにメールとカレンダーをチェックした後、昨日と一昨日、ボラパソのDD解消講座に朝早くから出かけて自宅へ帰ってくる夕方迄ほぼ日、他のことが何も出来なかったが、午前中はコーヒーを飲みながら、年制講座のレポート作成の準備作業として行なっているファイルの上書きを行なっていく。

　そして時になったのでしばらく買物が出来ていなかったということで雨の中を自宅近くのスーパーに出かけて発泡酒やオデンの材料、柿ピーなどを買って戻って来る。

　昼食を自宅で食べてから出かけようかとも思ったが、自宅近くの牛めし屋でいつもの並を食べることにした。

　そのまま地下鉄駅に行き、乗り継ぎ駅で路線を乗り換え目的駅に到着し駅ビルの階に出て来たのは午後時分前であった。

　集合は時分だからまわりを見回しても未だ誰も来ていなかったので缶コーヒーでも飲もうかと思って辺りを歩いてみたが自販機は見あたらない。

　隣のビルとの間に短い階段があってフロアーが続いていたのでひょっとしてそちらが集合地点で誰かが来ているかもと思ったがそれらしい人影はない。

　辺りをグルッと見たらドトールのような感じのコーヒーショップがあったので近寄ってカウンターに並んだ人の列の後ろから値段を確認すると「コーヒーShort円」となっている。

　「エーッ、ドトールより高いじゃない」と思ったが「マアいいか」と思い直して列に並んでふとガラス越しに外を見ると見た顔が手を振っている。

　一瞬、エッと思ったが今日のリレーウォークの下見に集合する予定の女性メンバーである。

　店に入る時には気が付かなかったが店の外にあるテーブルの椅子に腰かけてコーヒーを飲んでいて、気が付いた私に、この席に来るようにと手招きする。

　了解したと頷いて注文カウンターでホットコーヒーShortを頼む。

　テイクアウト用のコップに入ったコーヒーを持って女性メンバーのテーブルの席に座り、しばらく世間話をしていたが、この女性は当区ガイドの会と同じようにその区でボランティアガイドしている会の若手（と言っても歳前後）である。

　コーヒーは円ということでドトールより円高いが結構旨く、それなりに値打ちがあると感じたものである。

　しばらく話していたが分程前になって同じフロアーで遠くに目ざとく見かけた事務局長にその女性が手を振って誘導したので同じテーブルにやって来た。

　しばらく人で話していたが、「誰か改札口の方に来ているかも知れないから見て来る」と女性が立ちあがった。

　しばし待つうちに戻って来て人の女性が来て改札口で待っているということだったので私達も立ちあがってそちらに移動した。

　しかし会長が未だだったので、この間に事務局長と共にトイレに行くことにしたが、女性は違うところにある場所のトイレに行ったのか中々戻って来ない。

　しばらくして帰って来たが帰りに迷って時間がかかったとのこと。

　そのうちようやく会長が現れたので出発したが、その頃には雨も止んでいたので助かる。

　順番にガイドポイントを歩いて行く途中でも雨が何度も降ったり止んだりである。

　アチコチと本番当日とは違うところも寄りながら、会長が説明してくれたので興味深く聴かせて貰ったが、時間は結構かかってしまった。

　時頃に最後のガイドポイントの手前にあるその区の区民センター（本番当日はトイレ休憩を行なう）に到着し、今日のコースを歩いての感想を色々と話し合ったが、一部のガイドポイントの割愛やポイント説明ガイド文の誤字脱字の修正などを行なっていたが、途中でスゴイ雨の音が聞こえて来た。

　ドシャブリもいいとこである。

　大分落ち着いて来た頃ヒョッと時計を見ると時分になっているので慌てて解散することにした。

　その頃には雨も少し小降りになっていたので最寄りの地下鉄駅に行き、自宅へと戻って来て早速夕食の準備に入る。