マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画野良犬とファイナルアンサーに告ぐ

2009-04-22 06:56:53 | Weblog
●ミリオネアは、イギリスが発祥地なのかな。テレビのクイズ番組が映画になるなんて、予想外だな。それも、インドが舞台だ。

映画大国インドだけれど、日本ではなぜか上映されない。それだけ、物語設定は面白くないのかな。配給会社が全然、ないに等しいのかな。

なぜ、舞台がインドなのか。制作費が、破壊的に安価だからであろう。ハリウッドも、制作費・出演料が高騰して収益を回収できないのかな。

2人の兄弟がいる。弟が、主人公だ。破天荒な兄。ボス気取りの兄。反面、冷静沈着で、記憶力が抜群、知性と教養を持ち合わせた弟がいる。

クイズの1問1答と警察署とのやりとり、同時に兄弟と初恋の彼女との過去が思い描かれていく。貧富の差が激しい、インド社会が描かれる。

インド人は、イスラム教徒が嫌いなのか。それも、貧困から発生し対立したようだ。愛よりお金。大富豪なら、愛人を5人ぐらい置けよ。

クイズの答えは偶然にも、主人公の生い立ちと関連した内容だった。偶然すぎるな。よく覚えているな。

主人公の解答は、本当にイカサマなのか。イカサマだった。何者かが、弟に答えを教えていた。トンでもない人が、トンデモない方法で教えていた。

テレフォンは30秒の世界だけれど、重要な場面であってほしかったな。解答に、もうひとひねりがほしかったな。

果たして弟は、1000万円と彼女を、手に入れることができるのであろうか。インドでは、「愛」にファイナルアンサーはあるのだろうか。

ラストは、いかにもインド映画そのものだった。スクランブル・ジャックinプラットホーム。