マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画着信あり(ハリウッド版)に告ぐ

2008-07-21 07:04:40 | Weblog

日本版は、2回3回と観ても、理解できなかった。こっちのほうが、分かりやすいな。物語が、しっかりしている。筋が通っている。

病院が炎上した。日本版も、ここから物語を始めるべきだったな。秋元は、ハリウッドに権利を提供して正解だ。日本は、まだまだシナリオ製作が中途半端だ。

なぜか、広い日本庭園が出てくる。無理矢理だ。この女性、どこに住んでいるのだ? 舞台はニューヨークか。ロサンゼルスか。この設定は、勘弁してもらいたい。

電車ではねられるシーン、テレビ局でのシーンは、同じだ。この、変なテレビ局のおじさんは何者だ。アメリカンジョークのつもりか。ハリウッドも、色々と考えているな。工夫しているな。

友人が、次々とやられていく。今度は、自分の番だ。刑事の妹も、やられた。2人で捜査を始めた。病院が、生き残った少女が捜査線上に浮上してきた。

2人は、病院へと向かった。ここから、日本版とは違った設定になっている。日本版では、母親が襲撃している。このとき、納得がいかなかった。ハリウッド版は、その設定を覆している。

足を引っ張るシーンは、同じだな。そして女性は、母親と対面する。

真犯人登場のシーンは、ハリウッドとやや同じ設定だ。さらに日本版では、柴咲コウが、刑事を殺害するシーンで終わっているが、ハリウッド版は変えている。

ここに、ドンデン返しを追加している。最初の発信源を、ハッキリさせている。スッキリした結末になっている。分かりやすい。

母親は、責任をもって子供を監督し、育てる必要がある。悪さをしたら、お尻を叩こう。このラストだと、続編はなさそうだ。安心して、観ていられる。

気なるのは、映画館に何度も通ったが、一度も予告編が上映されていない。チラシも配布していない。何で? 

配給会社は、広報・営業は何を考えているのだ。ヒットしないと思って、あきらめているのか。

追伸。ポニョの本名は、「ブリュンヒルデ」だった。北欧神話を参考にして、命名したのかな。