マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画ラベンダー畑からのラブレターに告ぐ

2009-06-02 21:29:31 | Weblog
●笑った、笑った。ちょっと泣いた。お笑いがないと、夫婦・家族ドラマはつまらない。観客は、実年世代だらけだな。

住友信託銀行が発行した、「60歳のラブレター」が原作みたいだ。この3組は、実話を元にしているのか。それとも、創作かな。

俳優とは、通常キスシーンがあるものだ。中村の場合、よくよく考えてみると、
キス1つ見たことがないな。清純だなー。

妻や実の子の前では、仕事とは言え、キスシーンはできないのかな。やけを起こされて、ヤクを購入されたら困る。

愛もなく、上司の娘(原田)と結婚した中村。中村は、我がままで浮気をしている。熟年離婚をした原田は、売れっ子の作家と仲良くなる。

魚屋の夫婦で、糖尿病のイッセー。イッセーの演技が、光っていたな。助演男優賞を上げたいな。綾戸も、スッピンでいい演技をしていたな。

女性には不器用な、細菌学者の井上。男性には不器用、独身で翻訳家の戸田。再婚したくても、井上の娘がそれを許さない。

30年前の新婚旅行。その思い出が、過去の手紙を通じて中村夫妻を引き寄せる。イッセーも、病室から妻に手紙(?)を贈る。

井上は間接的に、戸田宛に手紙を送った。ネットで借りて自宅に届く、ポストで返却…。というような軽い手紙ではない。

そして中村は、文字以外の方法でラブレターを贈るのであった。富良野のラベンダーは、やっぱりキレイだな。このシーンだけでも、お金をかけているな。





映画出産のお仕事に告ぐ

2009-06-02 08:19:55 | Weblog
●笑った、笑った。谷原の3枚目的な演技が、面白くて光っていたな。「ナースのお仕事」のスタッフが再集結した、東京流OL出産コメディかな。

ハリウッドなら、仕事と出産のサクセス・ストーリーになると思う。ありさの体格は、でかいなー。男性的。

松下も伊藤も、デブになったなー。タイトルは「ベイビー…」ではなく、「デーブ・デーブ・デーブ」がいいかも。

念願だった、創刊の編集長を任せられた、ありさ。30代。ベトナムで、酒の勢いで妊娠をしてしまった。

仕事か出産か。セレブで豪華な生活を捨てて、2LDKの家に転居すべきか。お金のない、報道カメラマン谷原は、父親になる夢を求めた。

産婦人科(由貴)で、ありさは、松下・うの・その他2名の女性と知り合う。不妊治療を受ける伊藤。各自の夫婦愛、個性を存分に引き出しているな。

そんな中で、由貴は独身で、子供がいない。認知症の母吉行を看病している。子供のいない由貴が、みじめに思えてくる。

そして、満月の夜。月の重力、潮汐作用により、血圧が高まり陣痛が始った。妊婦は出産に襲われる。ありさの戦いは、始まった。

由貴にとって、それは失敗の許されない戦争だった。まさに、ドタバタ・コメディの本質をついていた。医者は1人。

そこに、1人の救世主が現れるのであった。それにしても、吉行のボケ役は、似合わないなー。目元にシワがない。キレイすぎる。ボケ役は、南田洋子がいいな。