マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画光りの騎士に告ぐ

2008-08-10 07:10:19 | Weblog

夜になると動めきだす暗黒の騎士、昼・夜ともに活気付くチンピラ犯罪者、そして昼間に活動する光りの騎士。ジョーカーの他に、もう1人悪役が登場している。

このジョーカーって、何者なの? 1作目に、ジャックのジョーカーが登場したはずなのに、なぜこの作品にまた登場するのだ。2人は、別者か。製作者の意図が、分からない。

口裂けの理由も、違っている。傷を隠すために、お化粧をしているだけだ。ジャック・ジョーカーは、バットマンの両親を殺害しているが、新ジョーカーでは全く関係ない。

マフィアから、暗黒の騎士の殺害を依頼された、金に縁のない単なるチンピラだ。このチンピラ、特に有名な役者でもないようだな。

制作費が高くつくから、無名の役者を起用したのか。バットマンの従者と社長と警部のほうが、出演料は高そうだ。

それにしても、どこから、これだけの爆薬を手に入れたのだ。計画性のないチンピラのはずなのに、いつこんな大胆な計画を立てたのだ? 準備、決行が早すぎる。

爆発シーンは見ごたえはあるが、基本的にはアクションが足りないな。登場人物が多くて、配役が理解できない。バットマンも、この最新機器は、いつどこから誰が設置したのだ。

「選択」がテーマか。生と死。どちらを選び、どちらを生かすか。一方を選べば、一方は死に絶える。幸運か不運か。

コインが決めるか。自分の意志で選ぶか、運命に任せるか。それとも、自分の命を他人に任せるか。その場合、自分では選択できない。

光りの騎士の名誉か不名誉かも、他人に任される。暗黒の騎士は、名誉に関心はないようだ。次回作は、あるのかな。まだまだ、若き日の暗黒の騎士を、描くのかな。

それだと、ロビンは登場しそうもないな。