Apu の All That I Am

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徳川家康公 御遺訓

2016年07月04日 | 名言・格言・いい言葉
人の一生は重き荷を負いて遠き道をゆくが如し。
急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基(もとい)。
いかりは敵とおもへ。
勝つことばかり知りてまくることをしらざれば害其(その)身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。





 徳川家康公の御遺訓は偽物との話もあります。しかしその真偽如何はともかく、人生を思うとき、この御遺訓はとても考えさせられるものがあります。そもそも冒頭の文句ばかり印象的で、御遺訓の最後までを目を通したのも初めてだったかも知れません。読めば一々もっともですね。それでも若いころよりは、今のほうが染み入るように感じているのかな、、歳のぶん。

 「いかりは敵とおもへ」、「おのれを責めて人をせむるな」とありますが、つい反射的に行ってしまう癖のような、素でごまかしの効かない自らのリアクションに照らしたとき、実際はこのハードルは結構高いのではないかと思います。とにかくまず己が心根を気をつけないと…。


≪関連リンク≫
東照公御遺訓 - 全国東照宮連合會
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