Apu Medicina

アプは山という意味。高い山々は叡智を保持しているとインカのシャーマン達は云います。

シバルバ、闇からの再生とその試練 ー マヤの予言

2021-03-20 16:12:24 | マヤの予言

私が師事したアルベルト・ヴィロルド博士からのお話しです。
こちらの動画の翻訳です。(8/8/2020)

マータ(Ma'at)のチャンネルで日本語の読み上げ動画もあります。

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世の中で何か起きているのかを知るにはニュースを見ます。

今、我々に実際に(大きな視点で)何が起きているのかを知るには、古代の人々が残してくれた予言を調べると分かります。特にアメリカ大陸の先住民、シャーマン達の予言が大事です。

その中でも最も素晴らしい予言を残したのがマヤのシャーマンです。マヤ文明は、天文学や建築技術に長けていて文明として非常に発展し1500年続いた洗練したものでした。メソ・アメリカ、メキシコやユカタン半島で栄えました。

彼らは、宇宙には大きなサイクルがあると信じており、それは中国、モンゴル、チベットなどあらゆる場所で同じ様な理解があります。

サイクルがあり、創造の過程と再生の期間は繰り返されているのです。我々は一度、母なる大地の子宮、アンダー・ワールドに戻り、また再生すると云われています。

そして、それが今起きていると考えられます。

シバルバとは、偉大なる母の子宮の事です。考古学者や人類学者たちは、シバルバの事をマヤのアンダー・ワールドのことであると云います。

そして、深い再生のためにシバルバの中に入る入り口が二箇所あると云われています。

その入り口の一つがメキシコにあるチチェン・イッツァ(ピラミッド)だと云います。中にはセノーテ(泉)があり、地上から深さ30mのところに泉の表面があり、ユカタン半島に暮らす人々の水源となっていました。



もう一つの入り口は、銀河の中心軸にあると云われています。

そして地球がその銀河の中芯であるブラックホールと整列した時、全ての命、魂がそれを逃れることが出来ない時期に入るとされています。

それが起きた時は、地球規模での再生の過程が始めると予言されています。シバルバへ回帰する時期です。

地球と銀河の中芯であるブラックホールの整列は、2012年12月21日に起きました。この時に地球の地軸とマヤが云う銀河の中心が整列したのです。

科学的にも最近、我々の銀河の中心にブラックホールが存在することが発見されました。

シバルバへの回帰の旅では、最初は三つの川を渡り、個々に用意されている六つの試練を乗り越え、集合的にも五つの試練を乗り越える様になっており、それは死神が指揮しているとされています。

ある意味、ちょっと怖い予言であると思われるかもしれませんが、今その過程の中の何処にいるのかを説明して行きたいと思います。

最初に渡る川は、血の川です。その次にサソリの川、次に膿みの川です。勿論
これは全て比喩ですが、ギリシャ神話で冥界の河ステュクス(憎悪)の渡り守であったカローンの話と同じです。彼が死者の霊を小舟で彼岸へ運んだとされます。これらは全てシンボリックに比喩で表現された通過儀礼の過程を説明しています。

血の川は、既に渡りました。戦争のことであり、人類は、ここ数千年やり続けてきました。特にこの十年間は、多くの血が流れました。

サソリの川は、裏切りを象徴しています。自分を裏切り、平気で嘘をつく様になりました。もう何が真実で何が嘘なのかが分からない程になっています。陰謀論を信じて、我々が今通過している事の説明、解釈を与えようとしています。

それは、本来の私達の旅の目的、もっと重要な聖なる背景を見失った時に起きます。

私の友人の中にも、今起きているウィルスが何処からきたのか?中国なのか?アメリカが資金提供していたのか?それとも地球外生命体が操作しているのか?等と色々話している人達がいます。

でも、それはどうでもいい事です。

もっと大きな神聖な流れを読み取る必要があります。
我々の原始的なネアンデルタール人の頃からある部分の脳が好む迷信に惑わされてはいけません。

もっと大きな神聖な地図をみて、旅の行先を探していく必要があります。

予言で云われていた通過儀礼は、けっこう長い期間に渡って起きています。

膿みの川とは、疫病のことです。今、その世界的感染病の蔓延が放たれ、それを体験している最中です。

これを通過すると死神からの試練があります。

しかし、この通過儀礼の最中でも叡智を授かった人々、目を覚ました人々は、大衆を少し遠くから観察する目撃者となるわけです。

目覚めるとジャガーの神官達からの招待状が届きます。これは、バラムと呼ばれるシャーマンの組織が書いたチラム・バラムの書(Chilam Balamに書かれています。



南米のシャーマンの中では、ジャガーとは死を超越する存在のシンボルとされていますので、ジャガーが獲物をトラッキングするような能力を保持している存在です。死の川を渡り、叡智を取り戻す能力の事です。

目覚めた瞬間、人は死神と和解する事になります。今日、我々には目覚めるための招待状が送られているのです。

個々にそして集合的に乗り越えていく必要のある五つの試練について、それぞれ説明していきたいと思います。

1. 最初の試練は、「闇の家」です。
これは日食が続いて、世の中が真っ暗になるとか、火山が噴火するとかそういう意味ではなく、光の崩壊という意味です。個人的に闇の期間を通過することになります。光からのガイドがなくなります。ですから、ジャガーの様に真っ暗の闇の中を感知して前に進む能力を開花させていないと、この最初の試練を通過できません。

これは、既に始まっています。メディアやインターネット上でコミュニケーションしていても、自然との対話を忘れてしまっています。人の間でも対面で対話することがなくなっています。

しかし、ジャガーの目を開くことで、この試練を通過し、新しい意識が目覚め、新人類として地球上に再生する人種に生まれ変わることが可能です。

2.次の試練は、「寒い家」です。
これは孤立する試練という意味です。

人との肌の触れ合いがなくなり、体を温めてくれる人がそばにいなく孤立する試練です。それから民族的意識や家族という単位よりも個人的な意識が強くなってしまう試練です。

ここで内なるジャガーが目覚めると、「私」という個人の重要性よりも「私達」という集合的な意識の重要性に目覚めます。人類として、全体、お互いの為という目線が養われます。人類だけでなく、動物や昆虫や植物の命も大事だということに気づきます。

より良い人類になる為にどうしたら良いか?自己中心的な思考という監獄から解放されるのです。その監獄の中では「恐れ」という鎖に繋がれてしまっているのです。その鎖を外して解放されます。

自分の事ばかり考えていると、常に自分のアイデンティティーを失うのではないかという脅威にさらされている状態にあります。

偉大なペルシャの詩人ルーミーが言ったように「愛する神よ、私はいなくなった、貴方だけがここにいる」

このような存在になる事への招待状を送ります。

地球のすべての命を尊いものと見ることが出来るようになると、この試練を乗り越えた事になります。

これらの試練は順番にやってくるのではなく、今闇と孤立の試練を同時に体験しています。

自由に旅行が出来ない、愛する人に会えない、愛する家族が病院で死んで逝く時に手を握ってあげる事が出来ないなどという状況が起きていますが、この試練を乗り越え、目覚め、"私"ではなく、"私達"という視点で行動出来る様になる必要があるのです。

これは、全て人類に与えられた試練、テストです。

3. 次は「飢えたジャガーの家」です。シバルバ、死神は、素晴らしい魔術師でトリックを使います。こういう危機状況を迎えると、人は自分のエネルギーを何処に使おうか?自分のお金を何処に投資するべきか?自分の資産をどうするべきか?などと利益を追求します。その罠にハマってはいけません。

ここまで通過したなら、この試練では、魂が最も深い部分で求めているものを満足させる為にエネルギーを使って下さい。魂を満足させるのは、スピリット、精神だけです。それ以外のもので満足させる事は出来ません。

ジャガーの目、闇を通過する為の世の中の見方、恐れない心、勇気、これらを育てるのです。闇の中に隠れないといけない存在というのは、真の自己の力を持っていない存在です。

それに気づいた時に、この「飢えたジャガーの家」を乗り越え、通過した事になります。

ジャガー(ヒョウ)とは、レインフォレスト(熱帯雨林)の守護主です。そのスピリットは、森の全ての命を守る存在です。メスのジャガーは、子供を育て敵がいません。叡智を学び、敵のいない、恐れを持たない存在になる事が鍵です。

シャーマンから見るとジャガーに食べられて死ぬ事も、細菌、ウィルスに殺される事も同じです。

西洋では、細菌によって死ぬ事を病気と呼び、ジャガーに襲われて死んだら不運と呼びます。

シャーマン的に生きるのであれば、ジャガーも細菌も全て命であり、それらと正しい関係を築くことが大事だと考えます。そういう態度で生きていれば、全ての命が貴方の味方になり、守ってくれる様になります。

私達が全ての命の守り人になれば、母なる大地も貴方を大切に思ってくれます。

これがシバルバという場所です。母なる子宮、地球のアンダーワールド、再生の旅です。

シュメール文明の女神イナンナやギリシャ神話のペルセポネの神が行った事と同じく、再生するには、母の子宮に戻り、闇を体験する必要があるのです。

マヤの予言では、人類の運命については解いていません。ただ私達に神話を残し、それを自分の力で解読し、この試練の時期を乗り越える為の地図を残してくれたのです。

4. 次の試練は「コウモリの家」です。
コウモリは暗闇を象徴します。今回の疫病もコウモリに由来していると云われているのも興味深いです。コウモリは洞窟の中の暗闇に住んでいます。母なる子宮に入るとコウモリが沢山天井にいて、飛び廻っていて、髪の毛に絡まってきたり、噛まれたら狂犬病にかかってしまうとか、色々な恐怖心が出てきます。これは、自分の中に内在する恐怖心と向き合うという試練です。自分が恐れている魔物と何十年も戦うこともできますが、それと反対に愛することを選択します。戦わずに、愛を注いで、敵ではなく味方につけます。魔物を守護に回して味方につけるのです。

チベットに仏教を持ち込んだ賢者パドマサンババの伝説がありますが、パドマサンババが最初インドからチベットに渡った時、チベットにはあらゆる悪魔が大勢いたのです。非常に荒々しい、破壊的な恐ろしい存在達でした。パドマサンババがした事は、彼らと戦うのではなく、愛を注ぐことでダルマ(法)、真の叡智の守り役へ、味方へと変換させたのです。

それをしない限り、私達は一生をかけて成長しようとしても、その部分から目を背けて受け入れることが出来ずに終わってしまいます。

自分の全てを、どんな深い未完成な部分も、欠点も愛してあげることです。全てを受け入れて、認識することです。

それをすることで次の試練へと通過していきます。

5. 第五の試練は、「刃、かみそりの家」です。ここでは、芯まで裸にされます。自分で自分だと思っている全てを脱ぎ去る作業をします。体も名前もなくなります。自分のアイデンティティである職業、持ち家、所有する車、妻、夫、全てが剥ぎ取られます。実際に仕事やそれに付随する役職名、家などの所有物、夫、妻、愛犬を奪われるという意味ではありませんが、それらなしに自分が誰なのかを知っていなければ、この時点で非常に混乱するでしょう。

この「刃の家」では、自分の名前を含めて、自分が所有する全てのものが貴方を逆に所有することになります。そして、全部を剥ぎ取り、自分の存在を見つめ直します。クリアにして、ある朝起きて鏡の中の自分をみて、自分は誰?と完全なミステリーを体験するのです。自分を所有していたアイデンティティーと離婚して、切り離して、別のものになる必要があります。

南米のシャーマン達は、実際にこのような剣を使い、自分に付着しているアイデンティティーという限界を作っているエナジーのコードを切る儀式を行います。



この試練を通過出来たなら、とても素晴らしいです。しかし自分のアイデンティティー、自分の名前、やって来た業績、誰々の夫、誰々の妻などというアイデンティティーにまだ依存していたら、この試練を通過することは出来ません。

前回の火の儀式で私は、自分の名前を枝に託して燃やしました。

自分と自分の名前を切り離そうと思いました。何故なら死んだ瞬間に名前も必要ではなくなるからです。だから今のうちに手放しておこうと思いました。勿論誰かが「アルベルト」と私を読んだら、反応しますが、でも私=アルベルトではない事を自覚しています。

今、この時期、多くの人が自分のアイデンティティから切り離されています。前の仕事がなくなった、旅人だったのに旅が出来ないとか、ヒーラーやセラピストだったのに仕事がない、起業家だった、会社の役員だった、医者だった、建設業者だった・・でもその立場を失った人も少なくありません。

これが「刃の家」です。

6. そして最後は「火の家」です。そこでは、シバルバの主の一人が、貴方のところへやってきて、こう言います。「沢山の試練を通過して、さぞかしお疲れでしょう。どうぞ、座ってしばらく休んで下さい。このテーブルで食事をとって下さい」貴方が岩の椅子の上に座ろうとすると、その椅子は火の様に熱いのです。「火の家」は、完全に火の中にいる様な感じです。

インカのシャーマンの伝統儀式の中の一番の基本が火の儀式です。シャーマンにも色々います。水のシャーマン達は、ヒーラーです。風のシャーマン達は、語り部です。地のシャーマン達は、叡智を生み、広げ、トウモロコシを育てます。そして、火のシャーマンは、稲妻のごとくパワフルで早い変革をもたらす方法をとります。

火の儀式では、枝を燃やしたり、花などの捧げ物をしますが、この「火の家」の最後の試練では、火の中に自分がまるごと飛び込みます。不死鳥は、完璧に灰になり、燃えつくされてから復活してくるのです。不死鳥は、光輝く黄金の卵の上に座り、それを温めていますが、意識の炎で完全に古いものが燃え尽さないとその卵はかえらないのです。完全な変容、変革には、古い自分を完全に燃やしてしまう必要があります。この炎は崩壊の炎ではなく、叡智という炎です。これは、東洋ではクンダリーニと呼ばれています。そのエネルギーは消化と変容の炎であり、貴方が抵抗すれば貴方を破壊する力を持っています。

ですから、叡智の炎を信頼して、そこに飛び込んで下さい。恐れがなければ、火傷することはありません。炎は、炎の一番外側が一番熱く感じますが、真ん中にいるとそんなに熱くないのです。その炎が自分の本質なのです。この部分の貴方は、永遠に生き続け、宇宙の始まりの頃から存在していた貴方なのです。

これがマヤのジャガー神官、バラム達が残してくれた人の変革のための地図です。

今日、私達は三つの川は既に渡りました。これからシバルバの死神からの試練を乗り越えていく必要があります。地球全体が今、そこを通過しています。

古代マヤ人が伝えた時の車輪のサイクルは、2万6千年の周期で回っています。今その一つのサイクルが終わり、新しいサイクルが始まろうとしていて、地球と人類がその通過儀礼を乗り越える時期に入っています。誰一人として、これを避けることは出来ません。

全ての人がシバルバの死神と対面することになります。でも「恐れ」を手放して勇気をもって進んでいけば、死というものは本当は存在しないのだと分かります。死と生まれ変わりは隣合わせなのです。

古い人生物語を手放すのです。600年前は、まだ地球は平だと思われていました。そこから歴史の枠組みが続いていました。枠組みを全て外していく時が来ました。

ですから、この変革への招待状を受け取って下さい。

これは避ける事の出来ないものなのです。

母の子宮の中に戻って、暗闇を通過することを受け入れて下さい。

そして再生する為には、象徴的な死を体験する必要があります。

私は、毎日火の儀式を行い、自分のもういらなくなった部分を燃やしています。

今でも毎日、自分の中で新たにいらないものを発見します。そして、それを燃やして、手放していきます。

3つのステップがあります。

最初は、大きく目を覚ます段階。

次のステップでは、成長する過程です。

人生からの学びという贈り物をしっかり受け入れる事。

自分の魂で受け取ります。ハートの中でも、細胞の中にもそれを深く受け取ります。

すると新しく細胞が再生され、体を再生します。

生きたまま、生まれ変わることが出来ます。

健康で寿命が伸び、もう病気や死に対する恐れを手番し、それに付き纏われることのない、新人類になるのです。

一人一人が誠実にこれを実践した時に、共同創造がおきて、美しい世界が現れます。

地球は、その過程を今通過し始めたばかりです。

これは短期間に簡単にすむものではありません。

地球と一緒に、非常に大きな変革という旅にチャレンジしてみて下さい。

自分が目覚めていくと、自分の周りに変化が現れます。

自分の現実は、自分の鏡となって現れてきます。

恐れずに、勇気をもって、大きく飛躍し、新しい地球、新しい人類に再生するためにみんなで進んでいきましょう。







*Xibalba シバルバ/エイリアン・オブ・マヤ(字幕版・吹き替え版あり)
という映画もありました。(2017年公開)

見てみましたが、まあまあでした。ここに書いた事とは全く異なります。エンターテイメントとして、マヤの秘密を探ろうとする探検家が洞窟の海底に住むエイリアンに遭遇してしまうストーリーでした。


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1 コメント

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眠くなって読むのが困難 (沈丁花)
2021-03-21 10:07:45
読み始めると眠くて(目が閉じてくる)次に読み進むのが困難になります。いちどに読むには自分の準備ができていない、ということかも。
自分に読む必要があるか否かだけ知りたくて今回は飛ばし読みで概要だけ把握しました。
なるほど、サラサラと読み進めないのも当然なものだと理解。
日にちをかけて少しずつ咀嚼することにします。
ご紹介くださってありがとうございます。

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