一生懸命
追いかけた
英国少女のお料理りんご
『ブラムリー』
ミシェルねえさんのところに
持っていって
フルーツソースに
利用してらいました
そしたら
ちゃんと美味しかった
酸味がちょっと刺激つよいかなあ
紅玉にくらべて
ウーンでも
区別がね
わざわざ 探して
お金を払って
買う
それだけの事が
あるだろうかと
そのギモンに突き当たる
でも
あとはアップル・パイに
ってあの「清水佳子氏の英国ガーデン本」の出ていた
英国おじさんも
それを言っている
あと
フレッシュ・ジュースだなあ
確認したいのは
それ当然
砂糖足してね
最適な濃さにして
どれだけ
おいしいか
それを
確かめたい
◇
それでね
でも
そのあと
次の週持っていった
ウチの畑の
紅玉で作ってくれた
ねえさんの
りんごジャムを一口
口にして
トタンに
両手をあげて
『オイシイーッ』と
またまた
『初めて牛肉を食べた綿の国星のチビネコ』
みたいな声をあげ
驚愕！
味があるんです
おいしい！
酸味まろやか
一口で終わらず
このまま全部食べてしまいたいくらい！
おいしいッ！
ねえさんも会心の出来だって
そういう意味のこと
おっしゃいました
ウーン
でもそれねえ
その紅玉
ウチの畑の
草ボウボウの
手入れもされず
かえりみられもせず
風に折れ
りんごの実の重さに折れ
摘果もせず
フクロ掛けもせず
虫くいの
そのウチの紅玉から出来たなんて
それ
あの有名な
『青い鳥』の話どおりかなあ
タブンねえ
きっとそうだ
困ったなあ
◇
じゃあ
りきんで貴重な
ブラムリーりんごの苗木を
小布施農業振興公社が
いやだって言ってるのに
無理に無理を重ねて
手に入れて
ますます力んで
畑に８ポンも
植えることは
果たして意味があるだろうか
それより
いますでにある
どこにでもある
雑多な紅玉２本を
大事に
誠心誠意
育てたほうが
良くはないか
よく謝って
普通そうだぞ
こういう場合
まず謝らないとなあ
どうも申し訳ありませんでした
ごめんなさい
◇
どーも
イカン
ミネラルを
ウェルバランスにして
すくすく
育ってもらって
しっかり
実った
紅玉を
お届けすればいいんだ
ねえさんに
◇
でもまあしかし
まだ話は終わった訳じゃないです
パイとジュース
確認して
それからです
いい適応があるかも知れない
それに
『英国少女のお料理りんご』
といえば響きが
いかにも美しい
だから
まだまだ
価値ある話だと
思います
どっちが
いいわるい
という対処をするのも
どうもその
◇
