自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

あの『友人ならヒラーを夫ならショパンをそして恋人ならリストを選びますわ』のヒラーってこれだったのか!

2010-09-15 20:16:28 | これはしんそこいけません


あの『愛の妖精』のジョルジュ・サンドの

有名なあの言葉の

『ヒラー』ってこの人だったのかッ!

『父としてなら』

の間違いじゃないのですかっ



どうだろう

父じゃないのかなあ

父でしょう

サンド!



明るく社交的な性格って

書いてあるけど

この威厳でねえ

どーも

『友人』としてって言うから

人の良いそこそこの青年

ってイメージで漠然と
想像した訳ですが

そうですか

これが快活ですか

社交的ですか

分かりました
考えを改めます

受け入れました

なんでも
田舎から出てきたショパンが
困らないように

のびのび暮らせるように

心をくだいたそうです

サロンの仕事も紹介したのでしょう

きっと
仕事を取られる結果に
なった事でしょう

なるほどねえ



こちらはその
リストを加えた3人の
写真ですけど

おおリストの
悪そうなこと!

これでは無理もない

女性の気持ち
サンドの気持ちも
分かります



今日のこの番組は
この時代のピアニスト

ショパン、リスト、シューマン

以外の当時活躍していた
沢山のピアニストを
発掘し

新たに光を当てる
というものでした

ヒラーもその一人で
他に数名の当時の人気ピアニストが
出てきましたが

名前忘れました

それを
日本の『金沢教授』ピアニストが

発掘、研究、演奏、録音して

意識の高いレコード会社社長の
企画により
発売した

というものでした

もうちゃんと発売はされていて

それは意義深いです



その彼ら
ピアニストたちの曲は

ショパンと変わらないレベルとも
思えるものもあり

また
もう50年先の前衛に近い響きの
ものもありました

『シューマンは当時の前衛音楽』

という表現を
読んだことがあります

『クライスレリアーナ』とか聴いて

なるほどなあと

思っていたのですが

この発掘された人たちの中には
もう少し
あっちへ行っちゃった
音のものもあります

今の私たちは
今の前衛音楽を聴いていますから

そこまで行っちゃってても
全然普通に聞こえますが

あの時代に
これをやっちゃうと

やっぱり
消えるのはしょうがないかも
しれません



全体に
素晴らしい
ショパンと変わんない

とは思いますが

一方

やっぱり
ショパンが残るだろう

という気はいたします



でも金沢教授とその社長の
この仕事は

本当に意義深いです

賛助の意を表し

事情が許せば
10セットは買い上げたい
気持ちです



人間

仕事というのは

こういう仕事の
ことを言うんだなあ
と思いました

コメント
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