『週刊現代』12月20日号
岩木山の木村秋則氏の
無農薬リンゴ
前にテレビでも
見たことがある
無農薬に挑戦して9年間
無収入で生活費も
子供の学校の金も払えず
首をくくる
なわを持って
山へ入って
どうにか思いとどまって
帰ってきた
その年に
ドーン!と無農薬の
リンゴの木たちが
立派な実をつけたと
◇
そしたら
今回記事を読むと
さらに色々分って
山へ入った
その時に
自然のドングリの木と
根もとのフカフカな土を見て
自然の条件を再現してやれば
いいんだと気がついたと
また
その前に
失敗した無農薬挑戦のときには
酢やわさびや
有機堆肥など
良いと思われるものは
全てやったと
それはみな逆効果で
要するに
根が自分で地中深く
伸びていって
強くならなければ
いけないんだと
堆肥をやれば
満足した根はそれ以上
伸びていかず
強くならないんだと
だから堆肥もダメなんだ
ウーンそうか
草は1メートル生やしても良くて
9月に1回刈って温度を下げ
秋が来たのを知らせるんだと
◇
確かに確かに確かに
たしかに
そうなんだ
問題は
根を30メートル
伸ばすことなんだ
◇
だけどねえ
だけど
9年かかるんだ
無収入
会社社長ならできるかも
レノンならできただろうなあ
試行
挑戦
趣味のガーデニングなら
楽しみに9年待てる
それに
いったん灰カビ菌がついた
畑はだめだと思うんだ
いくら常在菌と言ってもねえ
きっと
まっさらのキレイな土地に
フジや紅玉の
基本品種の
比較的強い苗木を植えて
9年待てば
何割かの確率で
無農薬リンゴは出来るかも
知れない
それも
菌と虫と
その根の発達との
兼ね合いだろうに
だって
一人しかいないから
こうして雑誌に
出るんだろうに
日本国リンゴ農家全員が
今から挑戦して
成功率15%か
まっさらの
菌が飛んでこない
条件のいい土地で
50%かなあ
ジョン・レノンだったら
私はやってみます
ジョン・レノンでなくても
出来ないかなあ?
◇