でもまあ
特に連絡もしてもらう訳でも
ないので
この日
ヴィラデスト畑で
収穫をしながら
脇へ出てケータイで
村一果樹園へ
遅れた巨峰注文の電話をしたり
していたのですけど
当然留守電になってて
繋がらない
でもそのとき
その収穫畑のすぐ下のハウスで
村一イッパさんと御主人は
巨峰販売をしていたのです
つまりヴィラデストの
場所を借りてね
イッパさんがヴィラデスト出身
ですからね
ほんとにまあ
びっくりすることばかりで
直線距離にして
20メートルばかりですのに
◇
でもまあ
それを知った
次の日には
無事巨峰シーズンに間に合って
私は注文出来ました
◇
村一果樹園の巨峰は
試食されたおばさま方が
声を上げるほど
はっきり甘く
村一ゴ主人によると
最も甘みの乗る時期に
入ってもいるそうですけど
別の方の情報では
ブドウ適地の東御市でも
条件のいい場所に畑を
持っているんだそうです
そっ!
それは
ブルゴーニュ!
みたいですね
畑ごとに最高/最上級
があるなんて
それって
言ってみれば
「リシュブールの巨峰」
とか
「ヴォーヌ・ロマネのどこそこの畑の巨峰」
とか
そういう表現になりますか?
なりませんか?
なればマタ面白いのに
と思いました
◇