一昨日イオンモール内の六花亭に立ち寄った時、六花亭(正式には創業者・小田豊四郎記念基金が運営する「児童詩誌サイロの会」)が毎月発行している「子どもの詩サイロ4月号」が置かれていたので1冊いただいて来ました。無料です。

この詩集を知ったのは2023年の10月に初めて帯広を訪れ、その足で車で30分ほどの中札内村にある六花の森やアートヴィレッジを見学した時でした。六花亭の創業者の小田豊四郎という方はお菓子屋さんですが、美術や文学を通した社会貢献ということに熱心な方だったようで、それはアートヴィレッジでの美術館群を見れば一目で分かりました。

その美術館群の中に地元で活動している真野正美(まのまさみ)さんというノスタルジックな絵を描く方の美術館がありその絵に見惚れてしまいましたが、その方が表紙絵を描いているのがこの小さな詩集でした。

六花亭の森にはこの詩集についての成り立ちも掲示されていて、それにもまた興味を持ちました。小田豊四郎さんが惹かれたのは福島県郡山市に本店を置く薄皮饅頭の「柏屋」が1958年以来発行し続けている児童詩集「青い窓」でした。私もこの店の薄皮饅頭が好きで福島へスキーに出かけた時は必ず購入していたものですが、その店が「子どもたちの自由な発想と言葉で夢を表現できる場を作りたい」と詩集青い窓を発行していることを知り、十勝の子どもたちにもそういう場を提供したいと2年後の1960年から発行し始めたのが「サイロ」でした。

この2つの詩集が縁で2011年の東日本大震災の直後には小田さんが福島へ出かけて「薄皮饅頭は六花亭のお菓子より美味しい」と店頭販売を手伝ったというエピソードもあるそうです。著作権もあり詩を紹介することは出来ませんが、「サイロ」のサイトでネット版で読むことが出来ますので赤字をクリックしてみて下さい。生き生きとした子どもの感性に触れることが出来てほのぼのとします。

北海道に住んで2年半、六花亭のお菓子は美味しくて良く購入していますが、社会貢献という一環なのでしょうか商品価格も他社より安いことに気づくようになりました。この5月にはまた中札内村を訪れて六花の森の六つの花の内のいくつかに出会い、その際には帯広で開催されている「中島みゆき展」も見て来たいと思っています。







※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます