風の族の祝祭

詩歌の森のなかで、風に吹かれて、詩や短歌や俳句の世界に遊んでいたい。
著作権は石原明に所属します。

7月・8月・9月の短歌

2018-10-08 13:30:48 | 短歌
7月・8月・9月の投稿結果です。イマイチでした。

「短歌研究」9月号 
個性なきアヒルの艦隊評価2の数字は数字娘は娘 →永田和宏選 佳作二首選
アリスとして小学校の六年を過ごした娘の娘もアリス →永田和宏選 佳作二首選

「短歌」9月号
あみだくじのような地下鉄路線図を君の駅まで乗り換えていく →田宮朋子 佳作 
外来種のゾンビに追われ固有種の応挙の幽霊もはや懐かし →沢口芙実 佳作
貸しボート乗ろうとすればすでに揺れ漕ごうとすればすでに漂う →染野太朗 佳作

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7月・8月・9月の俳句

2018-10-08 13:29:09 | 俳句
7月・8月9月の投稿結果です。佳作止まりでした。

「俳句界」8月号題詠「解」
解凍の魚の目ゆるむ春の風 →名和未知夫 秀作
「俳句界」8月号俳句トーナメント
春の風サーカスいつも隣町 →堀本祐樹 佳作
春風やコスプレ衣裳の丈合せ ミーティング →佐久間彗子 佳作
「俳句界」8月号雑詠
すみれ野の果ての米軍基地灯り →行方克己 西池冬扇 佳作

「俳句」10月号雑詠 →6/29
滝落つる自死者「人生不可解」と →嶋田麻紀 佳作

「俳句界」10月号題詠「砂」
砂利道の尽きて山百合獣道 →名和未知夫 佳作
「俳句界」10月号雑詠 
蛍火や滅びし星も輝きて →稲畑廣太郎 佳作
帰省子は胎児のごとく眠りけり →夏石番矢 行方克己 佳作

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「日月宙」春号97号 20句

2018-06-09 16:20:31 | 俳句
「日月宙」春号97号に<飲食譚>と題して20句掲載されました。

飲食譚

受け皿の酒を啜りて木の芽和え
たらの芽の天麩羅さつと善光寺
春キャベツ割る地球儀を割るごとく
菱餅の断層すべて春のあり
初夏やボーンチャイナに澄む紅茶
揉み洗へば茄子は子豚のやうに鳴く
銀の塩一振り光る鮎光る
麻暖簾死神友にはしご酒
桝の角を溢るる杉の香新走り
新走り注ぎて舌鋒そらしけり
新蕎麦や落語はのつぺらぼうが良し
豊の秋「豊の秋」と云ふ地酒
白桃を子猫のやうにてのひらに
名探偵ならば生牡蠣ボンと言へ
水垢離のごとく白菜洗ひ上げ
無精卵なれど輝く寒卵
ふつふつと醤油を弾く寒の鰤
大寒やつるりと剥ける茹で卵
人日やハレの料理のまだ残る
どぶろくよ旨き平和よ去年今年

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3月・4月の短歌

2018-04-30 15:05:33 | 短歌
3月・4月の投稿結果です。いまいちでした。

「短歌」4月号 
ミルフィーユを噛めばほろほろ崩れゆく活断層の上の原子炉 →内藤明選 秀逸/佐伯裕子選 佳作

「短歌」4月号 題詠「壁」
同窓会の葉書のいいえに丸したら会うことなかった横にいる人 →沢口芙美子選 入選七位


「短歌研究」4月号
そよぐとは戦うことか春風に乱れる髪を櫛で宥めて →米川千嘉子選 佳作

「短歌研究」 5月号 2/26
不特定多数へ笑顔並べてる選挙ポスター明日は明るい →米川千嘉子選 佳作 

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3月・4月の俳句

2018-04-30 15:04:01 | 俳句
3月・4月の投稿結果です。
4月はまあまあでしたが。。。


「俳句界」4月号俳句トーナメント
マトリョーシカのごとき年子や初詣 →堀本祐樹 決勝敗退
冥王星にあるかのごとき冬座敷 →石井いさお 五島高資 佳作
「俳句界」4月号雑詠
麻酔より醒めしごとくに帰り花 →原和子 秀逸/行方克己 田島和生 櫂未知子 佳作 
軍国に美談の多し石蕗の花 →角川春樹 佳作


「俳句界」5月号雑詠
広重に風より寒き風のあり →夏石番矢 秀逸

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「日月宙」 第96号冬号

2018-02-27 14:25:43 | 俳句
「日月宙」96号に「続続 人名譚」として20句投句しました。

続続 人名譚

沈丁花紫式部のいけずかな
テレサの歌テンの歌声桃の花
桜闇ぞろりと貞子這ひ出ずる
直面の春爛漫の世阿弥かな
右脳よりアリスの残像若葉風
黒南風や草間彌生的少年
運慶の鑿の彫り出す雲の峰
大花火圭子の夢のヒカルかな
氷菓子アントワネットの汚名かな
イエスともユダともつかず桜桃忌
ひとつ目の向日葵のゴッホ見る
ギヤマンの鉢にピカソの金魚かな
鑑真の渡海七度夏つばめ
佑清の仮面飛び行く野分かな
生身魂沢田研二と五十年
ムンクの「叫び」裂けたる石榴の実
曼珠沙華小野小町の九相図
殴りこむ高倉健の傘に雪
食べ頃のドリアン・グレイ初鏡
読初は手塚治虫の怪異譚
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1月・2月の俳句

2018-02-26 20:15:57 | 俳句
1月・2月の投句結果です。秀逸を二つ取りました。

「俳句界」2月号雑詠 
忙中閑あり団栗の寝転がる →角川春樹 佳作
秋霖や来し方語る国訛 →稲畑廣太郎 佳作

「俳句」3月号雑詠 
大根引く何も出てこぬ穴残し →山田佳乃 秀逸

「俳句界」3月号雑詠
暁や反吐を啄む寒鴉 →夏石番矢 秀逸/辻桃子 佳作
琵琶の花子を生む力ゆっくりと →行方克己 山尾玉藻 佳作

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1月・2月の短歌

2018-02-26 19:56:08 | 短歌
1月・2月の投稿結果です。特選をひとつ取れました。

「短歌」2月号 
へその緒を断ち切るように一本のアスパラガスをきっぱりと切る →志垣澄幸選 佳作

「短歌」3月号 
きっかけは歌でなくてもいいのだが見たしアンダルシアのひまわり →奥村晃作 特選二席
                                 池田はるみ 佳作
 元歌は永井陽子の代表歌のひとつ<ひまわりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまわり>。本歌取りをしてみました。

「短歌研究」2月号 
薄クリーム色の毛並みの熊なればホッキョクグマなりシロクマにあらず →高野公彦選 佳作

「短歌研究」3月号 
パッチワークの毛並みまとった動物をシャンシャンと呼び香香と書く →高野公彦選 佳作

 動物園の連作の続きでしたがそうそう採ってはくれません。

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11月・12月の短歌

2017-12-26 12:39:34 | 短歌
11月・12月の投稿結果です。

「短歌」12月号
人乗せるためにひざまずく象よ目と目が合って目と目をそらす →三井ゆき選 秀逸
どの国の地図も自国を真ん中に描いて鶴はヒマラヤ越える →加藤治郎選 佳作

「短歌研究」は連作がまあまあ上手くいったようです。
久しぶりに行った上野動物園を詠んでみました。

「短歌研究」1月号 
青虫も蝶になるぞよ今しばし幼虫であれパンダシャンシャン
万歩計付けてるようにひたすらにオートリバース象の苛立ち
白ペンキで塗られた岩は北極であるホッキョクグマがいるから
ビートたけしのようなヒグマと目が合ってビートたけしはクマであったか
風下へ獣の臭い流れ来るわたしの臭いもここから始まる
                             →高野公彦選 準特選七席
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11月・12月の俳句

2017-12-26 12:27:10 | 俳句
11月・12月の投稿結果です。イマイチというかまあ不調でした。

「俳句」12月号雑詠 
秋風や石の狐の鼻の穴 →山西雅子選 佳作

「俳句界」12月号題詠「足」
靴擦れの足湯に沁みる秋の風 →田島和生選 秀逸
秋蝶や退院近き足慣らし →中西夕紀選 佳作
「俳句界」12月号俳句トーナメント
休耕と放棄のあはひ彼岸花 →石井いさお選 二回戦敗退
「俳句界」12月号雑詠 
よく鳴いて意外な形秋の虫 →今瀬剛一 大串章 夏石番矢選 佳作
へうたんや人類と云ふ宙ぶらりん →角川春樹選 佳作

「俳句界」1月号雑詠 
鳥わたる地球に南北回帰線 →原和子選 佳作
白露や「考へる人」全裸なり →西池冬扇 夏石番矢選 佳作

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