企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

いろいろ本を読んで

2006年12月10日 | 本の紹介(ビジネス)
相変わらず、いくつかの本を持ったまま、別の本を読んでしまっている。積ん読、積みDVDが溜まっていってしまっている。今回は、以前読んだ本も一緒の紹介となるが、まぁよいでしょうね( ̄ー ̄;
最初の二冊、バカとは何かと勝ち抜く大人は、ある種の論争本になっていると思います。とういのは、「勝ち抜く」が、和田秀樹氏批判を行っていること、そしてそれに対する反論が「バカとは何か」でなされているから。まぁ、ウェブでは決行前から和田氏の反論は出ていたようなのだが(http://www.hidekiwada.com/essay/essay48.html、きちんと本になったのは初めてではなかろうか?
勝ち抜くを読んでいて、うーんどうかなぁ、と思っていた私にとっては、今回の「ばか」の本は、その辺りを明確にしてくれたと思っている。中山氏は、ゆとり教育推進派のようなのだが、本に書いてあるうち、同意できる話は他のところで読んだことがありそうな話が多く、一方、和田氏批判は、一読したときはそうかなぁ?とか思いながら、まぁ一つの主張として受け入れたものだった。
ということで、まず、和田氏の新書を読んでから、中山氏の本をご覧になることをおすすめしたい。

バカとは何か

幻冬舎

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「勝ち抜く大人」の勉強法

洋泉社

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次の本は、団鬼六氏の「快楽なくして何が人生」。タイトルがすばらしい。鬼六だから、と期待して買って、やっぱり期待を裏切られなかった!米長邦雄、藤沢秀行と通じる、というと団氏に失礼か?なんとも楽しく読めた本だったので、ここに掲載した。

快楽なくして何が人生

幻冬舎

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ひらめき脳、という書名よりも、中を見てだまし絵的なものが掲載されていて、買ってしまったのが実際なんだが、なかなか平易に書かれていて面白い。脳が、新しいアイディアを生み出すとき、というのがどういう時にあるか、というような話がもっとも私にとっては意味があった。鬼六氏の言う、快楽も、脳が感じるものだなぁ、とおもったりして、つなげて読むと面白い。

ひらめき脳

新潮社

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臼井氏の、富裕層についての本。私自身、何人かの富裕層の自宅に遊びに行ったことがある。場所はどこにせよ、共通していたのは大きな邸宅と、お手伝いさんの存在だった。世界レベルからすると、まだまだ小さいとは言え、日本にも富裕層はたくさんいる。簡単に定義すると、金融純資産が5億以上が超富裕層。1億以上が富裕層、ということらしい。その下に、5000万以上。次に3000万以上。そして3000万以下のマス層がいることになる。
私自身も、しっかりマス層にいるので、なんとも微妙な内容の本ではあるが、金融純資産3000万超が1000万世帯も日本にあるということが驚きだった。仕事の場などでたくさんの人と会ってきているが、1/4の人が金融純資産で、そんなに持っているなんて・・。普通の会社を退職したくらいでは、家を建てたり、買ったひとではありえないのではなかろうか?
やはり、昔から引き継がれてきた資産というのがあるのだろうなぁ、なんて感じてしまった。格差社会なんて言っているが、それは、上記の1/4の側の人が、最近のIT長者なんかをひがんで言っているだけじゃないか?とか感じるのだよなぁ。

ニュー・リッチの世界 The New Rich World

光文社

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次のしゃばけ、は会社の人から出張前に借りて、その日のうちに読んでしまった本。たまには、こういう本もよい!!

しゃばけ

新潮社

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茂木さんの本、気に入ったので明日からこれを読みます。

すべては脳からはじまる

中央公論新社

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