企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

トヨタ式カイゼンの小説。。OJTはすごい

2006年05月08日 | 本の紹介(ビジネス)
リクルートとトヨタでつくった会社、OJTSソリューションズ。この会社のカイゼンプロジェクトが、ザ・ゴールのような小説になったとでも言えばよいでしょうか?途中途中に、解説が入っていたりするので、どちらかというと、三枝さんの本に近いかもしれません。なにせ、良書です。三枝さんの本は、経営視点であったり、営業視点だったりするのですが、この本は製造にフォーカスがあてられています。
自分自身が目の前で見たことのあるような光景が、小説で語られており、実体験がある人にとっては、そのプロジェクトを思い出すことができるような内容だと思います。また、体験したことがない人にとっても、そのエッセンスの一部はわかってもらえるのではないでしょうか?
トヨタ式カイゼンって、わかるようでわからない。5Sが大切なこと、また、その理由もわかるが、なかなか組織に落とせない。そんな悩みの解決のヒントが多くちりばめられている本ですね。同様の本では、日科技連の「トヨタ生協革命」があります。この本の第三章、「七人の侍」部分を抜き出して、もっともっと内容を面白くした。。そんな本ですね。
生産現場に限らず、いろんなカイゼンをする上で役に立つと思います。

オリジナル投稿日2005/7/19
後日談・・・見える化などいろいろ本がでています。常に改善を意識した仕事や生き方ができるかどうか。本を読んだからといって、すぐに、バリバリに働ける人になれるわけではない。でも、こうした本を読むことすらしないでは、なんにもはじまらないです。世の中の公務員の人なんかにもおすすめしたい本ですね。(めんどくさいとか、自分で買うの?とか言われそうです。特に情報にお金を払いたがらない人が公務員には多そうなイメージありますが・・。時は金なりですよ。)

ファイナルプロジェクト―トヨタとリクルートの最強チームが作り出した新発想の企業改革メソッド

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