企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

チャイコフスキーの「ポーランド」なかなか良い曲じゃないですか!

2007年09月26日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
なにがきっかけだったのかは分からないのですが、チャイコフスキーの交響曲第3番「ポーランド」を聴くようになりました。コバケンのアダージェットというコンサートで、この曲の第三楽章が出てきたのは覚えていたけれど、さして印象に残ったわけではなかったのです。
なのに、iPodで聴いてからでしょうかね?なんかいくつか演奏を聴き比べようと思ったようで、手元にあった全集系のCD達を聴いてみたりしていて、「おぉ、なかなかいけるやんか」と思い、いくつか買い求めたりもしました。
この曲、6曲の交響曲の中では(最近は7番も演奏されるようですが)、もっとも演奏頻度が少ない曲なんだそうですね。ウェブで調べてみても、この曲を聴き比べるという情報は皆無でした。というか曲目の解説ですら、限られた数しかないのです。
もっとも、ここで曲目の解説をするほどには、音楽には長けていないので、聴いたディスクの印象だけを紹介しようと思います。
○スヴェトラーノフ ロシア国立交響楽団 1993年。この演奏とにかく重量級。1.14:38、2.7:52、3.11:56、4.6:04、5.12:13。というスピード。これがどういう時間かというと、演奏時間全体で50分を越えているのが、かなり遅いと思われます。だいたい40分少々くらいで演奏しているのが多いのですね。
なお、特に重量感を感じるのが5楽章です。ポロネーズ風の3拍子のロンド。早い演奏では7分台のものもある(ムーティ、Saccani等)のに、12分超。もう別の曲になっています。全体に遅めなこともあり、フレーズフレーズをしっかり聴くことができますね。
○サッカーニ ブダペスト・フィルハーモニー 2006年。こちらは速めの演奏。かといって軽くなく、リズム感はすばらしい。1.13:26、2.6:30、3.9:13、4.5:40、5.7:48。なお5楽章は聴いた中では最速。カノン風のところなんかは、聴いていて爽快感があります。演奏後の拍手は、徐々に拍子があっていって、聴衆の満足が感じられます。
○バティス メキシコ 州立交響楽団。バティスって爆演かな、と思って聴くと意外とそうではない、と最初は感じました。タイムは1.12:36、2.5:45、3.8:38、4.5:40、5.9:14。本当のところはいや、実はかなり緩急をつけた爆演でしたね、やっぱり。聴かせるところは聴かせる♪というのがよい。オケが未熟だ、とか言う人はいるかもしれませんが、楽しいです。しかしロシアの曲を、メキシコが・・と思うと不思議ですね。最後の最後は、大爆発ですから、聞き逃しなく
このほか、アバド、スヴェトラのBBC、マリナー、マゼール、カラヤン、ラザレフ、フェドセーエフ、マルケヴィッチ、というところを所持。じっくり聴いてまたアップします。他にも、アツモン、ドラティ、リットン、アブラヴァネルあたりがあるようですね。
それにしても、バーンスタインやムラヴィンスキーといった指揮者の演奏がないのはなんででしょうね?すっごい聴いてみたいです。
 

チャイコフスキー : 交響曲第3番「ポーランド」&スラヴ行進曲
スヴェトラーノフ(エフゲニ),ロシア国立交響楽団,チャイコフスキー
ポニーキャニオン

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