月2つ

2017年04月04日 14時24分57秒 | 黒猫のひとりごと

                                       ポォ

                                                    ォォォォ  ・・・・

 

ゆれてる・・・

お月様が。

湖に映った方。

雲が減って、辺りが明るい。

お日様の方が明るいけど。

「・・・・」

少し前に雨が止んで、男は橋の前に置いてある車の屋根に乗ってる。

僕はその方の上。

湖が夜空を映してるのが分かるけど、もっと高い場所からなら見えやすいと思う。

まだ雲はいるし動くのが速いから、湖も影になったり明るくなったり。

                                   ――――

男が後ろを向いて、跳ねた。

             チャプ

「・・・」

屋根から下りた。

肩の僕の背中を押さえたから、僕も一緒。

                     チャ

     パタ

シッポを男の頭にのせる。

水たまりがいくつもできていて、歩くとひんやりすると思う。

たき火の灯りが見える。

近くに行けば、暖かい。

                タッ ――

ニャ

男が突然駆けた。

「♪」

お月様の光を反射して、地面がピカピカしてる。

そこを男が駆けるから、いい気分。

               ペチ ♪

シッポでたたく。

                     チャプ ――

風にのって、水の粒が飛んでる。

         

                             パチチ  ・・・

「?」

                                          ザヮヮヮヮ  ・・・・・・

                          リリリ

リフがこっち見た。

ラーメンを食べていたのだ。

「・・・・」

           コト

スープまで無くなった器を、箱テーブルに置いた。

ポカポカしてるかな。

                       トン

男が近づいたから、僕も箱の上に移る。

「・・・」

箱の横には、レトリバーが丸まってる。

たき火の側で、温まっているのだ。

                パチチ

僕も箱イスに移る。

たき火に近いから、あったかいのだ。

レトリバーは、りんごもらってたべてた。

僕はりんごの箱がどこにあるか知っているから、レトリバーが協力すればつまみ食いはできるのだ。

だけどエレガントさんに叱られるから、男が隠しているのをもらったのだ。

僕はノロマさんからカットメロンをもらったし、満足である。

                                    ポォ

                   ゴク

男が紅茶を飲んだ。

                          

・・・足音。

通路タープをみると、灯り。

大きな影。

見張りの交代かな。

交代したら、僕も一緒に荷台に戻ろう。

寝るのだ・・・・

                                               ヮヮヮヮ  ・・・・

                       リ リリ

          パチチ  ・・・

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