表紙のかわいさに、つい。
あまり手にしたことのないレーベルの文庫です。
たまに別の本屋さんに行くと、並びが違って新鮮で、ふだんと違うものを手にとってしまったりします。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1
著者:クレオ・コイル
訳者:小川 敏子
発行:ランダムハウス講談社
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ちょうどこの時、この本の隣にダージリンは死を招く お茶と探偵 (1)』というタイトルのもののあって、コーヒーか紅茶か、しばし考えてしまいました。
ダージリンは死を招く お茶と探偵 (1)
著者:ローラ・チャイルズ
発行:ランダムハウス講談社
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コーヒーも紅茶も、どっちも好き…。
ですが、今回は表紙カバーのかわいさでコーヒーに軍配。
『彼女はダンサー。若くほっそりとした、かわいい娘。けれど、群を抜いているというわけではない。価値のない存在。』
もちろん、価値がないなんてことはない、というように物語は進むのだろうと思っても、気分のいい始まりとはいいがたい。
この犯人はものすごくいやな感じのするヤツです。
ところはニューヨーク。
事件が起こったのは老舗のコーヒーハウス。
探偵役はその店のマネージャーに復帰したばかりのクレア。
39歳。バツイチ。一人娘は19歳になり、料理学校に進学。
クレアは昔取った杵柄でコーヒーについての記事を書くことで生計を立てていましたが、そこへ昔働いていたコーヒーハウスのオーナーから電話。
店に戻ってほしいとの願いで復帰したのが4週間前。
早々に事件発生です。
店で働く女の子が階段から転落して意識不明。
しかも、前任マネージャーの不始末で保険の支払いに問題が発生します。
下手をしたらお店をとられる?!
この危機をクレアはどう乗り切るのか。
そうでなくとも、クレアにとってこのコーヒーハウスは愛する店であるけれども、多少複雑なところでもあります。
よき理解者であるオーナーは元・夫の母親。
オーナーは店の盛り返しと、クレアが息子と寄りを戻すのを望んでいるというわけです。
この元・夫が豆を買い付けに世界を飛び回っている、濃い系のイイ男。
イイ男なのですが、胸毛がありそう…。
で、もちろん、この他にもイイ男が出てくるわけです。
事件担当の警部補。こちらは非常に寡黙なイイ男。
ああ、なんとオーソドックス。
コージーホラーなどというジャンルがありますが、これなどはまさにコージーなミステリといえそう。
クレアの活躍や、元・夫や警部補とのちょっと甘い雰囲気を楽しめば良いという作品。
肩の凝らないことこの上ありません。
サブタイトルの「コクと深みの名推理」というのはどうかと思いますが、その代わりはなんともそそられるコーヒーの香りがあります。
そのうちのいくつかはレシピ付き。
すでにシリーズ化されていて、4作目まで出ているようです。
2作目はこちら。
これまたかわいい表紙カバー。
クレアが元夫と寄りを戻すのか、警部補とイイ仲になるのか、それとも第3の男が現れるのか。
気楽に読むにはうってつけのミステリです。
(でも、いつ2巻にたどりつくかわからない…。)
事件の後はカプチーノ コクと深みの名推理2
著者:クレオ・コイル
訳者:小川 敏子
発行:ランダムハウス講談社
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スリルと恋と、女性好みのイイ男。しかもたくさん。
表紙もかわいらしいですしね。
3,4読んで
これはミステリィでなく
なんとなくミステリィ風味のハーレークインロマンスだとおもいました
さくっと楽しむのはもってこいの作品ですよね
バンデラス。
なるほど~。いい感じです。
彼にもうちょっとだけスレンダーな印象があればな~。
クインのルトガー・ハウアーはかなりツボです。すてき~
はまった・・・マテオはバンデラス、クイン警部補はわかいころのハウワーかハリソン・フォードまたはダニエル・クレイグ
でもって二巻のバウマンはブリジットジョーンズ第一作のころのコリンファース
よんでて煩悩のかたまりになってしまいました
推理物としては途中で犯人が分かる感じのあまさもあるけど
文体ノ楽しさとコーヒーの蘊蓄
そしてなにより猫のジャヴァが普通の猫なのが良かったです
しかしそれにしても
クレア・・・ひとり分けてくれといいたいモテモテ振りです
かわいいですよね~。
記事に表紙だけ並べてしまおうかしらと、一瞬思いましたもの。
ご縁があったということで、軽~く楽しんでくださいませ~。
表紙かわいいので確かに手元にあってもよいかなあ・・なんて。
表紙、かわいいですよね~。2巻がまた特に。
軽~く読めるので、出張先では気楽で良いかも。さくっと文庫で2冊、3冊通しで…とか。でも、まずは1巻で要確認?
珈琲が飲みたくなることは必至ですよ~。
実は山形にはスタバがありません。タリーズもつい最近。数が多いのはドトールなんですよね~。
それにしてもこの本の中のコーヒーハウスが近くにあれば…と思います。いい香りがしてきそう。
ヒュー・ジャックマンの胸毛もアウトですから、範囲狭いよね~、ワタシも。
その後名前が分かんなくなってたので
助かります
さて図書館へ♪(買わんのかい・・・っていわれそうですが・・・。)
でも5月末から犬麦さんがぐれそうなほどの出張の嵐
その時によむなら買ったほうはいいかなアなんて思います
どうやらさくさくよめそうな感じですし
2巻読んだらまた教えて下さいね~。自分も1巻でストップしています。さくさく読みやすいし、楽しかったんだけれど二冊目をばっと読むほどの吸引力が薄かったのか、タイミングをはずしたのか1巻でとまっています。
あと、、この小説を読むとスタバとかシアトルカフェとかタリーズは本当にいい豆使っているのか? っていう気分になりませんでした? 作中でのチェーンカフェへのボロクソ具合にいっときちょっと洗脳されちゃいました。
「胸毛」連呼で失礼いたしました。