青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

ロンドン五輪の柔道の審判は、柔道を知らない人なの?

2012-07-31 | 文化・芸術・スポーツ
 でたらめですねえ。とにかくでたらめ。

 オリンピックの柔道の審判のことですよ。

 柔道を知らない人が審判なんかしちゃあだめですよ。

 ジュリーだかなんだか知らないが、3人の審判もでたらめだし、その審判の判定を審査する立場のジュリーもでたらめばかりやっている。

 思ったが、柔道を審査する立場になるなら、基本を知らないし基本を教えない外国で“外国柔道”を習ってないで、みんなもっと柔道の基本を教えてくれる「柔道発祥の地・日本」に来て、長い間、勉強すべきです。そうして、そんな基本をみっちり覚えて自国に帰った人が、世界大会やオリンピックで審判をするべき。あのように、ルールも知らない素人のような人が審判なんかやっちゃいけません。

 あの審判が上げる旗を見てると、「誰が見てもこちらが勝ちなのに、反対の方に旗を上げて、何やってるんだ」と思ってしまいます。日本や外国からロンドン五輪に行っている柔道ファンも、自分の国で五輪のテレビ中継を見ている人たちもみんなそう思ったことでしょうね。

 以前も、シドニー・オリンピックにおいて今回、監督を務めている篠原さんが大誤審で負けた試合があったが、今回のオリンピックの柔道でも、そのいわば誤審が、何と多いことか。あきれるほどある。

 あの試合も、この試合もそうだ。とにかく油断できない。

 それを、ジュリーなんて、沢田研二じゃあるまいに、3人の審判の間違いに異論を唱えて妥当な審判をしたり、または正しい判定をした3人の審判の結論に異論を唱えて間違った審判をし、大会自体を混乱に陥れている。本当に何をやっているんだか。

 それが結果で勝った選手も負けた選手も両者が被害者で、勝って悩み、負けて悩み、後味の悪さだけが目に残る。

 ほんとうに、柔道を取っている選手たちがかわいそうになってくる。

 とにかく、今回のロンドン・オリンピックにおける柔道の審判だけは信用しない方がいい。

 その被害者となる出場した柔道選手は哀れだが。

 それに、最近の柔道は見ていて、「本来の、日本発祥の柔道はどこへ行ってしまったんだ」の感が強い。

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※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、7月31日(火)付けGooブログランキング(174万5952ブログ)中、1388位でした。

 日頃、地方政治の記事には思ったほどアクセスがありませんが、いま旬のニュースにはこんなにもたくさんの読者がやってきてくれました。

 思うと、これも“うれしいやら、哀しいやら”で。出来たら、こんな自分たちの住む地域にとってはどうでもいい話よりも、自分たちが住む町が何が原因で悪化しているかについての記事に、もっともっと関心を持って頂けたらうれしく思います。

 「地域」という体からその悪い膿を出し切り、その悪政が出切った後はその傷口に塩を塗りつけ、もうそこからは悪政が入り込まないぐらいの処置をした後、カンフル注射を打つ。そういう住民意識がないと、いつまでたってもあなたが住む町の政治はよくならない。いま「私のまちの政治は、いい政治」と思っているのは十中八九、間違いで、勘違いです。ただ、住民が不正な政治を行う首長と仕事をしない議員にすべて住民のお金である自治体予算からムダにお給料を上げているだけ。

 住民の皆さんは、もっとあなたの街の政治に関心を持ち、ダメな議員や、法律を守らずに予算を自分の成果を作るために支出している首長のやることを監視すること。そうして、働かない議員と違法を繰り返している首長、この“政治化”(政治家に化けた人)たちを次の選挙でもって、あなたの町から駆逐することです。

 そのためには、この「青空エクスプレス」の記事を遡ってお読みいただき、地方政治とはいかにあるべきかを学んでいただけたらと思います。
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松井秀喜よ、野茂英雄になれ!

2012-07-28 | 大リーグ通信
 26日(木)、朝早く起きネットで大リーグニュースをチェックしていて、レイズの松井が「戦力外通告」を受けタンパベイ・レイズを解雇されたことを知った。

 薄々こうなるんじゃないかとは感じていたが、「とうとうその日がやってきたか」の思いがした。

 解雇が決まると、悲しいとしか言いようがない。あれだけ、チームの力になりたいと思って頑張っていたのに。でも、打てないとこれも仕方がない。


 そこで今日は、まだ彼の野球人生が終わったとは思っていないが、とりあえず松井秀喜のこれまでの大リーガーとしての頑張りにエールを贈る意味と再起を願って、少し振り返ってみたいと思う。

 私はゴジラ松井のファンの一人として、松井が1993年に巨人に入団し活躍していた時も、2003年(平成15年)にヤンキースに入団してからも、ずっと応援し続けてきた。特にメジャーに行ってからは、巨人ファンで応援していた時よりも、より熱烈に、でした。

 まだ松井秀喜は終わっていないが、しばし振り返れば、ヤンキース時代の松井は、2003年から2006年ぐらいまでの数年はテレビで見ている限り体調も良く、成績も順調で、安心して応援できた。市議当時はテレビ中継を録画し、暇を見つけてそのもう済んだ試合ぶりを見ながら応援したものです。

 それが、巨人時代の1998年春季キャンプで痛めた古傷の左ひざ痛が2006年のヤンキース春季キャンプで再発しながらも、シーズンは開幕。悪いことは続くのか、5月11日のヤンキースタジアムでのR・ソックス戦で予期せぬアクシデントに見舞われた。

 この試合もBS1で見ていたが、浅いレフトフライ二スライディングキャッチしようとした時、グラブが芝が引っ掛かり左手首を骨折してしまった。因みに、この時の手術で入れたボート7本は現在も松井の左手首に入ったままです。

 その大怪我によって、巨人時代から続いていた連続試合出場記録が「1768」で途切れた。(※その出来事があったすぐ後、軽四から中古の普通車に乗り換えた私は、“いくら自分が頑張っていても、自責、他責に関わらず、いろんなアクシデントによって夢破れることがある”という戒め、教訓にするため、その数字を新しい車のナンバーに選んだ)

  

 2008年3月、松井は結婚します。6月に入ると、左ひざに痛みが走り、故障者リスト入り。それは前年のオフに行った右ひざ手術の影響とされる。復帰した後も打撃は低迷。最悪のシーズンとなった。シーズン後、今度は左ひざの内視鏡手術を行う。

 2009年も、膝を庇いながらのDH(指名打者での)出場が続き、休む試合も増えた。しかし、8月中旬には左ひざが悪化しながらも活躍する試合も多くなり、8月は打率.281、本塁打8本、25打点と活躍。シーズン終了時には28本塁打、90打点でアメリカン・リーグ東地区の地区優勝に貢献した。

 そうして皆さんよくご存じのように、この年のポスト・シーズンでも大活躍しました。特にフィリーズとのワールドシリーズでは、第3戦から第5戦はDHが使えないため、代打でしたが、シリーズを通して活躍。第6戦では先発に復帰してR・ソックス時代からの宿敵、ペドロ・マルティネス投手を完膚なきまでに打ち砕き、ヤンキース9年ぶりの世界一に貢献した。この時が松井秀喜の野球人生で頂点だったと言ってもいいかもしれない。

 松井は「ヤンキースで現役を終えたい」、そう考えていたが、残念ながらその2009年から2010年の初めにヤンキースからのオファーは届かなかった。

 ワールドシリーズで大活躍してMVPを獲得しながらもヤンキースに再契約してもらえずエンゼルスに移籍した2010年あたりから、入団したチームからことごとく疎んじられるようになった。(それも、彼の成績が上がらないのが原因と言えば言えるが)そこでは怪我などもあって毎試合出場のレギュラーに位置づけられることも無く、ある試合では代打としてベンチを出ていながら相手チームの右投手が左投手に交代すると「代打の代打」を出された。テレビを見ていて、悔しそうに何とも言えない表情を浮かべながらベンチに戻るあの光景は今でも忘れられない。

 2011年、今度は同じアメリカンリーグ西地区のアスレチックスに移籍。「今度こそは」と活躍を期待したが、そこでも冷遇された。そんな中で生まれたのが日米通算500号本塁打だった。苦しい中でのこの一発は、「松井の今後に孔明が見えた」と思ったものです。ですが、本塁打を期待する日本のファンをはじめ、スポーツ紙・週刊誌記者や元プロ野球選手の評論家の中には、張本氏のように「今の本塁打500号は遅い」という人もいたが、2003年にヤンキースに入団した後、4年目から数々の大きな怪我と戦ってきたことを知っていながらの張本氏のこのコメントには呆れました。

 われわれは、怪我をしながらも諦めずに頑張る松井のその姿から、学ぶべき点は多い。

 最近、特に思うが、人は、大災害に遭って苦しみながらも明日に向かって頑張っている東北地方の被災者の姿に、学ぶべき点は多い。加えて、人は、家族を犠牲にしながらも我がまちのためになればと30年もの間、自分の欲など持たずに頑張ってきたまちの真のリーダーの姿に、学ぶべき点は多い。

 人は、これらの人たちの痛みや苦しみには長い期間があり、それを克服しようと努力する戦いにも長年にわたる期間があることを理解しようとしなくてはならない。何事も一朝一夕で成し得るものではない。人から学ぶのは、他人に知られることのないその人の夜昼ない努力や苦労の時間にこそある。

 だから私は、努力しない者が努力してきた人間が生み育てた大事な「成果」を疎んじたり盗んだりしてはならないと言い続けている。


 さて、そんな2011年の末、アスレチックスからのオファーが無いまま年を超え、今年になっても松井の新たな入団先は決まらず、彼は自宅のあるニューヨークで一人寂しく自主トレに励んでいましたが、私にとっても毎日心配で、ネットを検索してキャンプからオープン戦に入りシーズンが開幕しても入団先が決まらないことにやきもきしていました。

 ようやく5月になってアメリカン・リーグのタンパベイ・レイズから声がかかるが、それも大リーグ契約ではなくて、マイナー契約。これは球団がいつでも解雇できる立場で、非常に不安定な状況でした、であったが、ネットで調べると、彼は3Aで若者に交じってもくもくと練習に励んでいたので、「いつメジャー昇格か」とやきもきしながらその報道を待っていました。

 そうして、5月30日にメジャーに昇格、即日、試合に出場して、ホームランをかっ飛ばします。その晴れやかさはかつての松井でした。その次の次の試合では、前年まで日本の中日ドラゴンズにいたチェンから3ランホームランをかっ飛ばします。「これで、もう大丈夫だ」。そう思ったものです。松井の今年は、前途洋々だと思った。

         

 しかし、メジャーリーグ・ファンでご存じな方もいようと思うが、その後、彼の成績はバッタリと振るわなくなってしまった。悔しいのでその後の成績はあえて書かないが、何度打席に立っても打てませんでした。あのくらい活躍した強打者でもこんなに打てなくなってしまうんだとの驚きと、松井ほどでは無かろうが、その無念さは私にとっては計り知れないほど大きなものでした。

 そして、この7月25日に「戦力外通告」を受けて、メジャーを去ることになった。(当面は)

 昨日の『夕刊フジ』は、マドン監督と松井との最後のやり取りを次のように伝えている。

 ≪米大リーグ、レイズは25日(日本時間26日)、松井秀喜外野手(38)を大リーグ契約の40人枠から外し、戦力外とした。今後はトレード、自由契約、マイナー契約での再契約などの可能性があり、10日間のうちに処遇が決まる。大リーグ生活の大きな節目を迎えたが、松井は「レイズの3Aダーラムと再契約することも考えたい」と言い残し、遠征地のボルティモアから本拠地のあるフロリダ州へ戻った。

 レイズは10日以内に松井をトレードに出すか、ウエーバー公示(所属選手の保有権を放棄または解除することを告知)を行う。他球団からトレードの申し込みがなかった場合、松井は再びマイナー契約を結ぶか、自由契約となって移籍先を探すことになる。

 松井はマドン監督の前で、最後の挑戦を示唆。マドン監督も、松井に現役続行を強く勧め、松井の希望に添う移籍先を探し、最悪でもレイズ傘下3Aダーラムでの受け入れを確約。戦力外を告げた際の場面をこう振り返る。「我々の努力で、彼の希望がどこまでかなうかわからない。しかし最大限の配慮をしてやりたい。彼はダーラムへ戻って調整することを少し時間をかけて熟考すると言っていた。我々は彼に対してなら門戸をいつも開いておく。彼はまだ終わっていない」。

 さらにマドン監督は松井との監督室での会話について、「彼はレイズでチャンスをもらったことに感謝の言葉を述べ、期待に応えられなかったことを悔しがっていた。非常に責任感が強く、裏表がなく、前向きな男だ」としている。≫


 「松井戦力外」のニュースに接してすぐ考えたのは、野茂英雄氏のことでした。人としての生きざまを見せてくれた尊敬する野茂選手が、途中に肩の手術などを行いメジャーやマイナーを転々と苦しみながらも頑張ってきたあの道程に比べれば、松井秀喜はまだまだメジャーやマイナーなどにいて、もっともっと苦しんでもいいと思いました。

 野茂の野球人生を振り返ってみたい。

 1990年に近鉄バッファローズに入団し、無神経な監督の発言などから1994年に退団、日本プロ野球にめどを付けメジャーを目指して渡米する。

 1995年、ドジャースとマイナー契約の後、6月2日にメジャー初勝利を挙げる。

 1999年、ブリュワーズに移籍し、2000年にタイガース、2001年にレッドソックスと転々としながらも、2002年にはドジャースに復帰し、2004年まで在籍する。(2003年に松井がヤンキースに入団している)

 2005年にはレイズとマイナー契約。2006年にはW・ソックスとマイナー契約。2007年にはベネズエラの球団に入団。2008年にはメジャーに復帰しロイヤルズとマイナー契約。

 しかしそのシーズン開幕直後の4月20日に戦力外通告を受け、やがて同年7月17日に現役引退表明をしている。勿論、この球団移籍は、すべて怪我が原因だった。

 この野茂のメジャー経験から言うと、松井も挫けて引退している場合ではないと思う。

 野茂はメジャーのドジャース入団後、11年目からはレイズとマイナー契約、12年目はW・ソックスとマイナー契約、13年目はベネズエラで野球をし、14年目にはメジャー復帰を果たしている。残念ながらその年の途中に引退を決意したが、11年目から引退表明まで4年近くみじめな姿を世間にさらけ出しながらも頑張り、自分が精も魂も尽き果てるまで野球をやっていたものです。

 私は松井のメジャーでの活躍を見ながら、他方では、そんな野茂の動向も注視しながら、“野茂の野球人生の最後を看取りたい”と注目していた。そうやって野茂がとことんまで自分を傷めつけながら頑張ってきたことを考えると、松井がこれ程度のことでメジャー・ベースボールをやめてしまっていては情けないし、もし彼がメジャーをやめたり、日本のプロ野球に帰ってきたりしたら、私は「松井秀喜」ファンをその時を限りにやめると決めている。

 自分が自分を嫌いになるから、無気力な情けない市会議員や法律も守れない室戸市長を応援しないと同じように、そんな情けない選手を応援するなんてことも、私はしない。いくら巨人に帰ってきてホームランを連発したとしても、彼は毎試合、毎試合、私の批判の的になるだろう。

 今は、メジャーで約十年間頑張ってきた松井秀喜に、今は「あの野茂英雄を見よ! あの野茂英雄から学べ!」と声をかけたい気持ちでいっぱいだ。

「松井秀喜よ、野茂秀雄のように試練に耐え忍びながら、更にメジャーで挑戦せよ!」。

 そう強く思い、願っている。

 最後まで松井を気遣って使ってくれたレイズのマドン監督は「松井は『レイズの3Aダーラムと再契約することも考えたい』と言った」と打ち明け、松井に現役続行を強く勧め、松井の希望に添う移籍先を探し、最悪でもレイズ傘下3Aダーラムでの受け入れを確約したと言います。「我々の努力で、彼の希望がどこまで叶うかどうかはわからないが、最大限の配慮をしてやりたい」と取材に答えたそうだ。ファンとしては、とにかく良い方向に向かうことを願っている。

 私が彼に望むことは、「いまやあなたは私の生きがいになっている。もう一度、マイナーからやり直して、1年かかっても2年かかってもいいからメジャーに這い上がってきてほしい」。ただそれだけだ。

 これからは日本のマスコミも巷に目新しいニュースがないからと、スポーツ新聞を売らんがため、「松井は巨人入団か、それとも阪神か、横浜か」などと勝手気ままに在りもしない話を作って書き、報道して騒ぎたてるだろうが、決してそんな憶測記事やねつ造記事に乗ってはならない。
 (※一例として、こんな記事がある)

 日本に戻ってくるなんてみっともないことだけはやめてくれ。日本に帰ってきて晩節を汚すことだけは止めておいた方がいい。
 「選手生命をメジャーで終える」、「元メジャー・リーガー」、それこそが松井秀喜で、それがあなたらしい生き方だと私は信じている。

 1年だけでもいい、もう一度だけでもいいからメジャーに上がってきて、松井秀喜らしいバッティング、あのフィリーズとのワールドシリーズ第6戦でペドロ・マルティネスから打ったような大ホームランを見せてほしい、唯それだけだ。


 こんな日本の、それもこんな片田舎で声援を送っても届かないだろうが、今も日本にはたくさんのファンがあなたのメジャーでの活躍をもっと見たいと願っています。みんなで応援しているよ、松井!

 日本からの雑音は一切聞いてはいけない! 今あんたはいつもよりちょっと長めのスランプに陥っているだけです。その程度のことで簡単に夢を諦めてはならない! これからもう少しはアメリカにいて、がんばれ!!

 最後はお願いになってしまったが、メジャーリーガー松井の大ファンとしては、彼がメジャーで戦う姿を見ていたからこそ室戸で改革派議員として頑張ってこれたことを思えば、今はそんな気持ちでいっぱいだ。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、7月27日(金)付けGooブログランキング(174万4595ブログ)中、3491位でした。
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地方議員の財政知識

2012-07-25 | 政治家のあり方
 今日は、地方議員が自治体の財政に如何に疎いかについて、少しだけ書いてみたい。 

 ★中央の地方行政の関係者や地方議会の専門家からよく指摘されるのが、「地方議員は財政に疎い」の批判です。事実、室戸市議会においても私が新人議員だった(平成15年~19年4月)任期中にはこの財政に関する質疑を行う議員も多くいたが、2期目(19年5月から23年4月)の議会では特にこの財政に関する質疑を行う議員がめっきり減ってしまったものです。

 現在の室戸市議会は、元室戸市職員が議員定数14名のうち7名という全国的にも非常に珍しい議会構成になっているが、いくらこのように元市職員が議会の半分を占めていても、現状として議会の大綱質疑において議員が市の財政実態に注文をつける議員は少ない。簡単にいえば、行政が行っている違法事務や不適正事務に関して指摘もできないし、批判もできないし、追及もできない状態にある。又、それが出来なかっても、自分が財政も解らない無能でだらしない議員だとの認識はないし、「議会で黙っていたら、住民には自分が勉強もしない不真面目な議員だなんて、ワカリャしないさ」と思っている。

 これは何を物語るかというと、議会の中に財政をかじったことがある元市職員の議員がいたとしても、「議会には財政の在り方を理解している議員が一人もいない」と同じだ。

 「能力も、活かさなければ無いと同じ」。

 この室戸市議会の実態から考えても、全国の地方議会に「財政がわからない」議員が増えた、いや言い直そう、「財政が解らない議員が大半」であるのは間違いない。

 そういう小生も行政の財務なんて接したこともないし勉強したことも無かった。だから、議員になった時には予算書の数字の丸の多さに驚き、一、十、百、千、万、億と遡って数えたものでした。このことをはじめ、財務は全てと言っていいほど分からず、時に触れ財政課に行って教えを請い、職員から学び、少しずつ自分から自分独自の財務調査を行うことができるようになり、市の財政の不適正な部分も少しは理解できるようになったものです。

 そのきっかけになったのが、夕張市の財政破たん事件でした。あのことをきっかけに自治体の財政の重要性と、その財政を議員それぞれが注視することを怠ればあの夕張市のようになることもわかり、財政に関する参考書をたくさん買ってきて勉強したし、ネットで財政に関する情報を引き出しそれを資料にしても勉強した。

 そんな約八年間の研鑽の日々を送って、少しずつですが財政が理解できるようになったものです。

 残念なことに、23年4月の当選すれば3期目となる選挙で一部の市民による「市長の違法業務を追及する気まじめなあいつなんか、いらない」と運動があり落選しましたが、それまで、室戸市の不正な予算の支出や違法業務に対して指摘・追求しながら議員として公正に、そして健全にあい努めたものでした。

 言わば、私が議員として8年間懸命に努めたすべての行為は、「市財政の無駄遣い及び不正事業撲滅運動」でした。

 だから、いくら他の議員が「市長が喜ぶから、まー、いいか」と議案に賛成しても、私は「そのお金は市民、国民の大事なお金じゃないか!そんなでたらめな使い方をしていいのか!その金がもしあんたの金なら、そんなふうに違法なことに使うか!」と腹を立て、厳しく指摘し批判し、改めるように毎議会、毎議会、市長を追及した。

 このように、私が議員時代に行ってきたように、市民の声を代弁するのが地方議員の務めです。

 だが、そうできる議員が地方議会には本当に少なく、全国の議員の5%いるだろうか。そんなにもいないかもしれない。ほとんどが「議会に出てきた議案のすべてに賛成していたらことを荒げないから、無難だ」、そう思っている議員ばっかり。大半はこんな事なかれ主義の議員ばかりといってもいい。室戸市議会の実態を知らない室戸市民の皆さんはそういうことをもっと知るべきだ。 

 だから、財政を全く勉強しない議員は、議員を何期やっても市の財政についてあまりよく分からないまま、市長が行う違法業務・計画に指摘も追及もできないまま、2期、3期、5期、6期、9期と、「年間の議会費予算一億円」というムダな財政支出に関わりながら、退職しているといっても過言ではない。勿論、その中には元市職員の議員もいる。

 ★これは議員なる前の雑誌記者をやっている時から「職務に対する心得」として思っていることで、議員になってもそう考え取り組んできたが、最善の職務を果たそうとする時、一番大事なことは、「素直な疑問を大事にすること」に尽きる。

 純粋に「なぜこれは、こうなるんだろうか」と考えた時は、その疑問を大事にして、自分で調べ、その疑問を解消する努力を貫き通すことです。途中で、決してあきらめない。

 努めてそう心得ていれば、誰でもが解ってくるものです。

 こんなことがありました。新人議員2年目の頃だったかにある財政課職員にお聞きした。

 「ふつう、税といえば住民が徴収されるものよね。それが予算書や決算書の歳入に国から地方交付税といって入ってきています。これがどうしても合点がいきません。なぜ交付税という名で入ってくるんですか。財政の参考書をめくって調べたらこれは本当は『地方交付税交付金』が正しいと知りました。それを略して、『交付金』と区別し判読しやすくするため、予算書には『地方交付税』と記述しているんです。このことを知っていますか」。

 財政課長は戸惑いました。

 「えっ、地方交付税交付金? 地方交付税は交付税やろ」。

 こう言って、課長はしばらく私の言う説明が理解できなかった。財政を長くやっているとそれが慣れになって、いま私が上で書いたような素人だからこそ沸いてくる「素直な疑問」を持たなくなるという一つの証明です。

 「慣れ」、というものは怖い。

 つまり、今までこうやってきたからという「慣れ」で行政運営を行うことは、内容を深く考えず実態にそぐわない不適正なことを知ったかぶりで地方自治体の財務を行っているということである。本当に、あってはならないが、こういう悪しき実態が室戸市においてだけではなく、全国の自治体で実際に行われています。

 以前にも記事にした「企業誘致だから、違法でもいいじゃないか」と私に食ってかかってきた課長しかりで、市長や担当課長が事業計画を立てて「法律」が先か「業務推進」が先かとなった時、「法律」を蔑にして「事業推進」に舵を切る法令違反の事例は全国の自治体において多いだろうが、そんなことは決してあってはならない。

 だから、これらのことからいえるが、地方議員だけでなく、地方行政の職員も財政に疎いというという証拠になるし、元市職員が市会議員になっても財政に疎いと証明されます。

 今日は、「地方議員も行政職員も、財政をなめるなよ!」について考えていただこうと書きましたが、各地の住民の皆さんはあなたの町や村の首長や議員、そして行政職員が毎日の業務の中で法令を順守しながら適正な行政運営を行っていると勘違いしてはなりません。

 どの町でも不適正な業務、不正な事業、ムダな財政支出等々は必ずどこかで行われていて、「そんな行政のチェックなんか、議員がやるろが。そのための議員じゃないか」なんて言っていては不正な行政運営と不正を許す議会運営はいつまでたっても改まりません。

 議員が行政のチェックをしていると思うのは、浅はかというものです。「行政のチェックと議会議員のチェックは住民が行うべきもの」、と覚えておいて頂きたい。


 住民がそういう実態を改めようとするなら、議会を議会が開かれるたびに傍聴に行くことと、ネットで議会中継を行うよう、議会と首長に要請することが重要。これを、首長や議会は口先では逡巡しながら「やろうか」と言うだろうが、そんな話を信じてはならない。それはその場しのぎの弁であり、こういう元々改革を志向しない者はほとぼりがさめればまた問題をそのまま放置し、先送りし、問題を忘れ去ろうと策を凝らすものだ。

 首長や議員の言うことを信じてはなりません。改革に逆行してきた首長と議員たちは、表に出したくない事業運営などを明るみに出したくないために情報公開の取り組みから逃げているが、住民が強く言ってこの情報公開に関する事業を早急にやらせるように仕向けることだ。

 もしその議会のネット中継が事業化すれば、調査を行わない限り全貌は無理だが、議員が仕事をしないことと首長が行う不正な財政運営の一端が垣間見えてくるようにはなる。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、7月26日(木)付けGooブログランキング(174万4204ブログ)中、4440位でした。

どうやら地方行政や地方議会の関係者も夏休みに入り、特に公務員の皆さんは交代で夏休みを取っていて役所でブログを見る機会はめっきり減っているようですね。このアクセス数を見るとそれがよくわかります。 
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正しい行政視察のあり方

2012-07-23 | 議会改革
 地方議会では毎年か2年に一回、全国のどこかに行政視察を行っています。だが、中にはその視察を楽しい観光旅行だと思っている大バカ者がいて、何を考えているんだと言いたくなる例が私が住む町の室戸市議会でも何度かあった。

 そこで今日は、その常任委員会委員の行政視察とはどのように行うものかをお教えする。「行政視察」とは「議員の温泉旅行」ぐらいにしか思っていない地方議員はよく耳をかっぽじってお聞きいただきたい。

1.常任委員会の行政視察は、委員会が抱える行政諸課題の解決又は事務事業の比較調査、政策研究のため、先進的な取り組みを実施している他市町村の視察に行くこと。まず、このことを忘れてはならない。

2、視察地の正しい選定方法について。

①視察して学びたい行政課題という大目的があって、
       ↓
②「それには候補地としてこの二、三カ所が挙げられるな」と委員間で目的地を挙げ、
       ↓
③「その中で、本市と同じ地域性を持っているのは、又は参考になるのはここだ」、・・・と決定されるべき。


 行政視察地の選定はこんな順序で決定されるべきものである。よって、平成17年にあった室戸市議会の行政視察地の選考ですでに70歳を越している元市職員の議員が言った「今度の視察は、わしゃぁ一回、飛騨高山に行ってみたいきん、あそこにせんか」の要望があった時にはあきれ、「この野郎!」と腹が立ちました。市民感情を逆なでするようないい草を聞いて私は即刻、「何を言ようぜ。議会の視察は物見遊山の観光旅行じゃないぞ。視察というものは、先に目的地じゃなくて、自分のところの町に欠けた点を課題に挙げ、その課題について教えて下さるそんな先進地から学んでこようと目的地を決めるもんぜ」とたしなめ、お教えしたことがあった。

 行政に40年以上もいてさらに役職に就いたこともある者が、議員になってまだ1年しかたたない私から議会とはいかにあるべきかを教育されるんだから、何をかいわんやで、公務員が如何に行政という名の国民と市民のお金を預かって仕事をしている組織において甘い考えで日々を送っているかが解ろう。(勿論、全員ではないが)

 付け加えると、その議員は市職員時代の給与・期末手当・退職金と役職給与・退職金などを併せて少なく見積もっても5000万円以上のお金をしこたま貯め込んで、今も室戸市議として年間450万円の報酬をもらって悠々自適の人生を送っています。しかし、そんな大金持ちの人の悠々自適の人生を支えているのは誰あろう、年間150万円か200万円か300万円ぐらいしか収入の無い室戸市民である。日々の生活に困り、先行きの見えないまま毎日暮らしているそんな市民が投票してやり、その人は市会議員になった。

 何かおかしいし、何かが狂っています。梅雨明けしても雨ばっかりの、天候不順の所為だけではなかろう。

 行政視察を議員の観光旅行だと思っているぐらいだから、さほどその議員になった元市職員に能力があるわけでもないし、町を良くしようとする意欲があるわけでもない。それに、大金持ちだときている。ですが、苦しい生活を強いられている市民は、そんな放っておいてもいい人の生活をさらに豊かにしてあげるために、投票して助けてやっている。

 何かが狂っているとしか言えません。そう思うのは公正・公平が解る私だけでしょうか。

 さて、この例のように、最初から「北海道がえい」「飛騨高山へ行こよ」等と、まず行きたい観光地の名前が挙がるのは観光を目的にしていると考えてよい。だから、観光先進地から観光振興の知恵を借ろうと考えたとしても、市民にあらぬ疑いを抱かせないため、視察地に観光地を選ぶ時は慎重に考えること。むしろ、学ぶべき土地であっても、できるだけ観光地や温泉地は避けた方が良い。

3.行政視察と言えど、行政事業だけではなくて、議会審議の効率化、活性化及び議会運営についての調査・研究のために議会改革の先進地に行き、議会を変えてほしいと求める市民のニーズに応えて議会視察を行うことも重要。

 現在、全国の市区町村議会は議会改革花盛りですが、室戸市のようにマスコミ受けと県民受け、市民受けしたいと企んで、議長就任時に「議会改革を行う」とマスコミに宣言しておきながら、改革派議員が議会改革の要望を提出すると握りつぶしてしまう、そんな時代遅れの策略ばかりしている議会もある。田舎の方の議会ではいまだにそんな古ーい体質の政治、古ーい体質の議会運営を守ろうとする守旧派の議員が多いため、高知県内で真剣に議会改革に取り組んでいる市町村議会は非常に少ないが、言えるのは、そんな政治体質の悪い行政、体質の悪い議会の自治体から廃れていくことは間違いない。

 一言でいえば、
「ルールを守らない不真面目な人、不道徳な人、知恵の無い人、誠心誠意努力してきた経験のない人が政治に関わると、まちは廃れる」。
 これだけは覚えておいてください。 

4.行政視察は、法的には「委員派遣」であり、委員会の多くの委員が同じところに行っているとしても、「委員会派遣」ではない。よって、委員を別々の視察地に派遣することも出来る。

5.重複するが、視察先決定に当たっては、インターネット等を利用して、視察項目について委員会で十分議論をし、決定すること。

6.視察先を決定した後は事務局が速やかに日程表を作成し、各委員に視察地を確認してもらうこと。その上で、配布したその日程表を基に参加希望者を募ること(誰が行くのかを先に決めてから視察地を決めるのは、順序が違う)

 又、視察を行う時は効率的に行うことが出来るように、事前調査と視察地の自治体や企業等との連絡調整等を密に行っておくこと。

①日程表等は、必ず出発前に委員に渡すこと。


●以前、私が市議になった次の年の平成16年11月に沖縄県久米島に視察に行った時のことです。本来は、委員会において決定した視察先日程の資料を出発日の前日までに参加する委員に渡し、周知徹底しておくべきものであるのに、それを室戸を出発した後の高知空港ロビーで同行する議会事務局職員から配られ、日程をその時に初めて知った事がある。

 どこへ連れて行かれるのか解からないようなそんな行政視察は、日程の中に観光目的としか思えないような視察先も含まれている場合も想定され、まかり間違えば市民から「議員の観光旅行か」のそしりを受ける原因になるが、その時はもうすでに遅く、ということにもなりかねない。そんな危なっかしい不手際があっては、委員はとても怖くて参加できない。その前からであったが、その件があってからは前にも増してその職員の業務ぶりを信用できなくなった。

 対策→議会事務局は、前日までに、遅くても地元を出発する前には視察日程表を参加する委員に渡すこと。

②視察地への連絡を怠らないこと。


●これも16年の沖縄県久米島への視察時のこと。視察先ということで昼12時を回って訪問すると、会社の人がいない。同行事務局職員に聞くと、渡すみやげ物は持参しているに、視察で訪問したいからと依頼していないという。当然、その施設の視察は中止したが、こんなでたらめな視察はない。

 対策→視察先には事前に視察対応を依頼し、確認を取っておくこと。

7.出発前には委員会において視察地についの事前研修を行った上で出発すること。そして、委員は現地で質問することを各自が資料を基にあらかじめ事前に用意しておくこと。

8.視察地や現地の自治体に寄った時には説明を聞いてメモを取り、報告書提出の参考にすること。


●視察地では説明する案内人の話を熱心に聞かないし、聞いてもメモも取らない議員がたくさんいた。つまり、その議員たちは物見遊山が目的の議員たちといえるが、視察したいとお願いしたからには、勉強に行ったからには、視察時には施設案内人の話をよく聞き、取材したことをノートにメモを取ったり録音したりするぐらいの真剣な気構えが必要だ。そして、地元に戻ったら、参加した議員各自がそのメモと録音を文字に起こした文章を基にして視察報告書を作成する。
 自分たち議員が住民になり変わり、行政改革のため、議会改革のために視察に来ているという認識と自覚を片時も忘れてはなりません。そうするのが嫌なら、参加してはならない。


 言っておくが、行政視察とは、国民・市民のお金を出してもらって言っていることを知れ! (なぜ国民かって? 住民税のほか、各自治体には国からいろんな交付金や補助金が入ってきてそれらが一体になって市町村の当初予算になっている。ということは、年間の議会費の中には国民の税金も入っているということになる。そこの市会議員さん、お分かりか?)

9.視察後は視察時のメモを基にして参加議員全員が視察報告書を作成して委員長に提出し、それをまとめたものを本議会で報告すること。又、参加議員それぞれが書いた視察報告書をすべて議会だよりに掲載して市民に広報すべき。それによって、どの議員が自分の思いを文字に書けるかの能力を市民は知ることができるから、室戸市議会は絶対にそうすべきだ。

 最後に。

 行政視察は観光旅行ではない。あくまでも市民から旅費と食費を頂いて自分の町に活かせる材料を探しに調査・勉強に行く事業である。観光旅行をしたければ、貰っている年間450万円もの分不相応な自分への報酬を使って行くことだ。

 以上、室戸市議会において、行政視察に関する議員の考え方を正すため、一人会派「鷹山会」が平成20年9月に作成した文書を基にして掲載した。


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政治家の浅知恵

2012-07-21 | 政治家のあり方
 7月20日(金)、毎週金曜日に国会議事堂周辺で行われている原発反対デモ。これに、元総理大臣までやった民主党議員の鳩山由紀夫氏が参加、演説を行っている。

 まあ、その記事と、テレビニュースの動画をご覧下さい。

 鳩山さんと同じ頭脳構造をしている人で、数のうちに入らん野党・社民党の福島女史なんかなら参加しても参加しなくても世の中変わらないからどうだっていいんですが、鳩山先生は政権与党の元首相だ。そういう人物が反原発運動のデモに参加してアジ演説を行ったとならば、これからの参院予算委員会と本会議での審議でも取り上げられ、政権に与える影響は大きい。だから、もっと分別がなくてはならない。(民主党を支持しているわけじゃないが)

 でも、ほんとうに情緒的で、愚かで、幼稚な人ですねえ、あの人は。田舎の市議会にもそんな議員はいくらでもいるが、無能な上にこれほど目立ちたがり屋な議員というのは非常に珍しい。

 表に出て来なかったら恥を掻かなくて済むのに、表に出てくるから、また恥を掻いていている。

 まるで、一般市民でいれば他人から何も意見されなかったのに、市会議員になったがためにその意欲の無さと無能ぶりが市民にばれてしまって批判されている、どこかの議員さんみたいだ。

 元首相に失礼ですが、敢えて言うと、バカですねえ。全国の皆さんもまた笑ったことでしょうね。

 ユキオさんは何を考えてこんな行動に出たのか?

 私には、丸わかり。

 もうすぐ衆院選が行われます。一度は「選挙には出ないで、退職する」と国民に約束した。武村正義元蔵相もその点をBS-TBSの『時事放談』「鳩山さんは、一度は『首相を降りたら議員を辞める』と言った人で、小沢さん以上に終わった人だ。国民にも終わってほしいという見方が強い」と厳しく指摘している。

 「武士に二言はない」とかいうが、ウソをつくことからして政治家と呼べるほど立派な“もののふ”ではない、「選挙には出ない」と国民に明言したその鳩山氏は、北海道9区に出馬するそうだ。やめとけばいいのに。

 そこには冬季五輪銅メダリストで道議2期目の堀井学氏(自民党北海道9区支部長)が次期衆院選で同9区の候補者に決定し手ぐすねを引いていて、現在、鳩山氏は落選の危機にある。

 だから、「それまではいくら周りからその行動を嫌がられても、マスコミがテレビカメラで自分の言動を伝えてくれる場には首を突っ込んでいって、派手に行動しよう!」。そう考えているんです。つまり、鳩山氏のこんなパフォーマンスはこれから衆院が解散し衆院選が行われるまで続くということになる。

 つまり、やっているのは政治家の一人芝居で、浅知恵ゆえの行動といえる。

 政治家はこんなんじゃ困るんですが、本当に、鳩山氏は解りやすい人ですねえ。何をしても何を言ってもその意図がすぐ分かるし、何をしてもそれに関する知識が無いまま行ってしまうし言ってしまう、そんな幼稚な性格が政治家に向かない点だ。

 今更の話ですが、こんな動画を見つけましたので、ご覧いただき思い起こしていただきたい。一つは、「ウソだけは付きたくない」、もう一つは「鳩山由紀夫、妄言集」

 立派な政治家だったおじいちゃんの鳩山一郎氏も、お父上の鳩山威一郎氏もあの世で泣いているだろう。「由紀夫よ、お前は総理大臣までやった身だから、もうじっとしていなさい、黙っていなさい」と叱っているのではないか。(※、鳩山家の系図

 「お前が動くたび、物言うたびに鳩山家の威信が落ちてゆく」と。

 「祖父の心、孫知らず」、「親の心、子知らず」だ。

 鳩山先生のこんな無様な行動を止めることができるのはこの地球上にただ一人しかいません。それは鳩山威一郎氏の奥さまで、由紀夫氏のお母さまである、鳩山安子さん。毎月1500万円を由紀夫氏と邦夫氏に上げているというあのお母様です。

 「やっぱりお前にはもともと政治家なんて似あわなかったね。恥をかくだけだから、もうお辞め。そうして、残る余生を熊本のお殿様の家系の細川護煕さんみたいに陶芸をして静かに暮らしてみてはどうですか」。お母さまがこうやって叱り諭さない限り、あんな不可思議な宇宙人的行動に終わりはない。(叱っても同じだ、の声も高いが)

 それにしても、デモの中で目をむいて群衆の支持をもらおうと演説している様を見ていると、テレビカメラの向こうにいる国民の支持や賛同、北海道9区の住民の支持をもらおうとしているのが透けて見え、その光景にはうんざりします。

 「国も地方もこんな政治家ばっかりだ」と。

 浅知恵で、それが政治家としてはみっともない行動だということも理解できず、これで自分の評価を高める事ができると踏んでやっているんでしょうが、落ち続けている政治家としての値打ちをまた落としている。

 彼のやってることを一言で称せば、「二転、三転、七転八倒、鳩山由紀夫」。こんなへんてこな言動は、これからも彼が議員を辞めるまで続くのは間違いないだろう。

 それが、数日たった22日(日)のことです。やめとけばいいのに、鳩山先生は又こんなことを言ったそうです。これがその記事。これを世間では“恥の上塗り”と言います。

 私が言った通り、「民主党はおれが金を出して作ったもので、その責任がある」と言ってるが、それなら野田首相にその金を戻してくれと頼んで民主党を出たらいいじゃないか、鳩山さん。そうして民主党はバラバラになって野に下り、もう一度、一から出直した方がいいんです。もしかしたら、その程度のことも言えないの? それと、「責任がある」というが、あなたは首相としてその職務責任を果たせなかったばかりか、日本を窮地に追い込んだその責任も取っていないじゃないか。この点について、はぐらかさないで理路整然と説明責任を果たしてもらいたい。衆院選に出馬せずに議員を辞すれば責任を取ったと理解するが、辞めますか?

 でも、日本の政治の値打ちをどんどん貶めているこんな人でも日本の国の政治家では一番の大富豪と聞くから、私のように地方で貧乏しながらも町づくり活動をつづけた後、地方議員をし、市民の「あいつは違法業務を行った市長を批判したから落とせ」という運動によって落選し、その後は売れない絵を描いている、そんな者が言うべきではないかな。みじめになるだけだから、このへんでやめとこう。


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室戸ジオパーク、「室戸岬(舌状岩Ⅱ)」の制作を開始

2012-07-20 | 私の絵画制作活動
 今日は私の絵画制作についてのご報告。文化や芸術に関心のない方々、ごめんなさい。


 6月9日から制作を始めた作品「天狗岩」(P50号、112×80)の制作は6月20日過ぎに終了。9月の県展出品までにもう一つと思い、昨年6月から作家活動を行うための準備を進めて7月から描き始めた絵画制作から数えると13作目になる作品を7月11日から描き始めました。

 世には、具象の風景画に意味ありげにかっこのいい名前をつける作家がいますが、作品のタイトルなんてものは何だっていいのであって、因ってこの作品は「室戸岬(舌状岩Ⅱ)」とつけた。

 描き始めてまだ一週間ぐらいしかたっていない下描きだけの状態ですが、ご覧ください。私の作品は100号の金額が2、3万円もする高額なキャンバスではなくて、すべて安上がりの、木枠にシナベニアを打った自作のパネル。絵画の作品に「何の土台に描いているのか」の差はありませんのでね。

 今回の作品サイズは、これまでと同じようにP100号(162×112)です。 

 (現場写真)

  

 (作品)

  

          
  昨年7月から制作した作品記録を紹介すると、

1、夕映え(室戸岬の付加体)・・・M100号-制作:23年7月12日~26日
2、室戸岬(ビシャゴ岩)・・・・・P100号-制作:23年7月29日~8月9日
3、磯 波(黒耳海岸)・・・・・・P100号-制作:23年8月31日~9月21日
  ※平成23年の高知県展入選(30年ぶり8回目の入選)
4、七福神乗合宝船・・・・・・・・P100号-制作:23年10月14日~11月2日
―――――――――――――――――――――――――
5、隆起する付加体・・・・・・・・P100号-制作:23年11月25日~12月2日
6、樹根Ⅱ(あこう樹)・・・・・・P100号-制作:23年12月中旬~24年1月中旬
7、室戸岬の朝(烏帽子岩)・・・・P100号-制作:24年1月中旬~2月4日
8、室戸岬(アズメ岩)・・・・・・M100号-制作:24年2月14日~3月5日
9、室戸岬(歯車岩)・・・・・・・P100号-制作:24年3月30日~4月12日
10、室戸岬(舌状岩Ⅰ)・・・・・・M100号-制作:24年4月16日~5月5日
11、双夫婦岩遠望・・・・・・・・P100号-制作:24年5月10日~6月1日
12、室戸岬(天狗岩)・・・・・・P50号ーー制作:24年6月9日~6月20日

 そして、今回は、
13、室戸岬(舌状岩Ⅱ)・・・・・P100号ー制作:24年7月11日~


 尚、この絵を制作している室戸岬の現場は、4月に描いた作品『室戸岬(舌状岩Ⅰ)』と同じ場所で方向を変えて書いている。

 ・・・と言ってもお分かりにならないと思いますので、小生が平成20年7月に発行した室戸半島の海岸でみられる岩場をまとめた地質写真集『青空地質博物館』をご覧ください。

 この自著の中で紹介している室戸岬の岩、「舌状岩」、英語で言うと「TONGUE ROCK(タング・ロック)」。私が命名したものですが。

   

 そしてその作品『室戸岬(舌状岩Ⅰ)』の仕上がり前。

     


 『室戸岬(舌状岩Ⅱ)』では、この場所から少し右側によって中央部分をアップにして切り取り、描いています。又、以前の作品と違って、更に細密に岩を描こうと苦心している。

 仕上がりは8月中旬かと考えていて、それから後は作品制作は一段落させ、9月29日と30日の県展出品に向けて今まで書いた5から13まで(上記の作品番号)の作品の加筆と修正を行ったり、額縁を自作したりして過ごす予定。

 昨年の県展が終わって以降、一年間の制作活動の総決算が今年の県展と思って描いてきたので、結果は審査員という他人が決めることだから差配できないが、作品のすべてを自分が満足がいくように仕上げたいとは思っています。


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真心の政治

2012-07-19 | 政治家のあり方
 昨日も書いたが、今のように事実をねぎ曲げたり、隠したり、ウソをついたりなど、不正が蔓延した地方政治や地方教育など公的機関のあり方を考えていて、わが師・孔子の教えから学ぼうと考えました。

 そして『論語』の中から見つけたのが、次の教えです。

子張、政を問う。
子曰く、之に居て倦むことなく、
之を行うに忠を以ってす。


 この意味は、「弟子の子張が政治について質問すると、先生はこう言われた。政治に携わる心構えとしては、怠けないことだ。政治を行う時は、真心を尽くすことだ」

 この中で大事なのは、「真心」。「真心」とは「ウソの無い真実の心」のこと。

 孔子が言わんとするのは、「政治の職に就いたら怠けず、その業務はウソをつかず、真実を以って働きなさい」ということだ。

 これを室戸市で政治に携わっている人たちに聞かせてやりたいものです。

 都道府県知事と市区町村長は「常勤特別職公務員」、都道府県議員と市区町村議員は「非常勤特別職公務員」で、この人たちはみんな「公務員」ですが、この全国の公務員と言われる職にある人たちにこんな教えがあることを聞かせてやりたいものです。

 えっ、「余計な世話だ」って? そうかなァ? これを処世訓にしたら、ウソをつくなんてことはしなくなり、人生が見違えるように良くなるのにな。


※番宣です。今年3月から毎週月曜と火曜日に放送され熱心に見てきた『如の人 孔子伝』が、来週23日(月)と24日(火)で、ついに完結を迎えます。映画の中に現在の若い男女が出てくるのは明らかに意味がなく不要ですが、孔子の伝記としては秀逸、食い入るように見てきた。これまで知らなかった孔子の弟子面々の名前もこの映画で覚えました。

 中国は周辺国の領土や領海を奪おうとするから大嫌いな国だが、この中国映画だけは私の評価は高い。

 だから、隣に座ってこの映画を一緒に見ている妻に毎回、言うんです。「欲深い中国の政治家たちも少しはこの孔子の教えから学んだらえいにな」と。


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公務員は我が身を守るためにウソをつく

2012-07-18 | 公務員のあり方
 手短かに言おう。

 「民主党の総理大臣になる人は、みんなウソつきばっかり」。

 鳩山先生は沖縄の基地移転問題だけでなく、「総理を辞めた時は議員も辞める」と国民に約束したにも関わらず、地元の北海道に帰って支持者のお母さん方から「ヤメナイデー!」と擦り寄られたらもともと弱い意思が更にグニャグニャと腰砕けになってしまって、「議員を辞めるのをやめます」と言ったことなどの他、何十回もウソをつき続けた大ウソつきだった。

 菅先生は菅先生で、「総理はすぐに辞めます」と言っておいて、ズルズルと3カ月も引き延ばし、ようやく周辺に押し切られて辞めた大うそつき。

 そして野田首相だが、この人は少しは見込みがある方だと思って見てきたが、この間の衆院予算委員会の答弁でついたウソには驚きました。

 12日の衆院予算委員会のこと。野田首相は、自民党の茂木委員(党政調会長)の質疑に対し、次のように答弁した。


 ○茂木氏・次回衆院選では今度こそ消費税率引き上げを公約に盛り込むのか。

 ●首相・(消費税増税は)国民生活に非常に直結するテーマだ。社会保障の持続可能性、その安定財源を確保することは国民のためと思い、厳しい決断であるけれども推し進めてきたので、国民生活のために、それを約束としてマニフェストに明記したい。

 ○茂木氏・小泉純一郎元首相は郵政改革に反対の議員を切って“刺客”候補を立てた。消費税、一体改革に反対する議員を公認することはないか。党内手続きではなく首相の覚悟を聞いているのです。この点は明確に答えてほしい。

 ●首相・マニフェストに書いたことを順守するかどうかは公認の基準になる。

 ○茂木氏・(消費増税は)首相にとって“一丁目一番地”だ。反対の議員は公認されないのは、当然のことだ。明確に答えてほしい。

 ●首相・マニフェストに明記することに賛同できないんだったら、それは公認の基準から外れると思う。



 このように、消費増税に賛同することが次期衆院選での民主党公認の条件だと明確に表明した。つまり、逆もまた真なりで、消費増税に反対した場合は次期衆院選では民主党は公認しないとの見解を明確にしたのである。

 私はそのテレビ中継を見ていて、「おっ、今、『公認しない』と言ったぞ。とすると、先の衆院での消費税増税法案に反対した鳩山氏ら民主党の議員は来る衆院選において民主党の公認がもらえないことが明確になった」と思い、テレビの野田首相に拍手を送ったものでした。「これであの“首相を退任したら衆院選には出馬しないで議員を辞める”と明言した鳩山氏は北海道での公認がもらえず、自民党候補の堀井氏に敗北するだろう」と思いを巡らしたものです。

 それがだ。

 同じ日の夕方に開かれた民主党両院議員総会に出席した野田首相は、居並ぶ増税反対派である鳩山グループの批判に屈したのか、「今日の衆院予算委員会では、マニフェスト(政権公約)の原則論に沿って答弁をしたが、誤解を生む状況になった」と発言を180度転換、自民党を騙している。これについて記者団が「発言の修正は、増税の公約に賛同しなくても衆院選の公認があり得るということか」と質問すると、「修正したってどういうことですか。してません」と反論した。

 13日の参院本会議でもこの点を突かれ、「(衆院予算委員会でのあの発言は)一般論」などと苦しい答弁に終始し、野党からだけでなく、テレビやネットを通して国政の動きを注視している国民から批判を受けている。

 野田首相に申したい。「こういうのを『発言の修正』、もしくは『発言の変更』と言うのです。政治家がぶれては男が廃ります。しっかりしなさい。そして、今すぐに衆院を解散し、総選挙で一から出直しなさい」。


 室戸市においても、みんなおんなじ。みんなウソをつく。

 前市長は企画振興課長と同課長補佐、班長の4名で指定管理者選定公募の半月前に利害関係にあるライブドアの孫会社・ミクプランニング社(東京)に赴き、条例違反となる「公募前の事前交渉」を行った。それは私の調査で発覚、議会において追及すると、市長と担当課長の二人はぶるぶる震えしどろもどろになりながらウソの答弁を繰り返したが、その不正という悪事を認めなかった。当時、私はその4名を警察署に突き出してやりたい気持ちでいっぱいだった。

 しかし、いま市議をしている当時のある課長はその私と市長とのやり取りを見ていて、議会後、へらへら笑っていたのを覚えている。つまり、内心は「行政において不正など、日常茶飯事。何を必死になって言っているんだ」といわんばかりに笑っていた。思いました、「みんな同じ穴のむじなだ」と。

 又、現市長は、特定企業の社員住宅という公共性も公益性もない地方自治法違反となる建物を市の予算で建設しようとする議案を市議会に提出したのを見て追求すると「これは適法だ」と言って逃げ続けた。これはそんな議会前のことです。

 市長がいつまでたっても改めないことを受けて私がまたその問題について質問すると知り、私の隣に座っていた担当課長は「企業誘致やきん、違法でもえいやないか」と私に食ってかかって来た。突然のその不穏当発言に私が黙っているわけはなかった。
 「いま何と言うた? それじゃ、あんたは『観光振興になるから違法でもいいじゃないか』、『地域振興になるから違法でもいいじゃないか』、『環境保全になるから違法でもいいじゃないか』、『健康福祉に寄与するから違法でもいいじゃないか』と言うのか! えー、どうだ、言うてみい!それと同じことを議会でよう言うがかや! オレが議会におる限り不正な政治運営は許さんぞ」。
 そういって叱り倒してやったことがある。勿論、いつも大人しい私が突然怒り出したため、課長は驚き、黙ってしまった。この課長の怒りの言葉は市長の声を代弁していたことは明らかだった。

 又、室戸市が行ったこの高速バスターミナル建設事業に関して、高知県も不正な財政支出を行っている。

 20年12月に室戸市のこの違法事業について県庁に取材に行ったとき、県企画振興部と市町村振興課も室戸市への補助金と貸付金に1444万円を不正(地方自治法違反と県補助金条例違反)支出したことを突き止め、何度か出向いて追求したが、白を切り続け、これが最後通告だとばかりに「違法性は認められない」という回答書まで送りつけてきた。

 当時は、「違法じゃないなら、なぜ『違法ではない』と回答書で断言できないのだ。自分たちが違法だと解っているから断言できないんだろう」と思ったものです。だから今でも言えるが、私は県企画振興部(現・総務部)と市町村振興課も室戸市と同じようにコンプライアンス意識に欠けた、地方自治法や県条例などのルールを守らない組織だと思っている。

 彼ら公務員は、自分の立場、自分の地位、自分の収入、自分たちの立場、自分たちの組織、自分たちの体面を守るため、恥・外聞もなく平気でウソをつく。

 (※尚、県の担当部と市町村振興課は尾崎知事にこの違法な予算支出を行った情報を上げていないと理解している。つまり、上司に自分たちが不正を行ったことを内密にしてあるということになる。それは、昇進と給与、退職金に響くからだ。自己保身に走るところなど如何にも公務員らしいが、それならなぜ法令を順守して仕事をしないのかと指摘しておく)

 「思いもよらず、自分たちが行った違法な財政運用を田舎の議員が見つけ、不正が発覚したので、ウソをついてやり過ごす」。「その場しのぎの小細工で、不正を封じ込めようとする」。「自分たちの身を守るためなら、ウソで武装してでもいいから何とかやり過ごしたい」。

 地方にはそういう行政組織ばっかりで、ほんとうにうんざりします。

 公務員の一番悪質な体質がここにある。

 8年間の議会議員時代にこんな光景を何度見たことか。

 いい例がある。ほら、ごらんなさい、大津市の中学生自殺事件に関する大津市教育委員会とその事件があった中学校の校長や教師、そして大津市教育長の弁。あの体質を見ていると、公務員の職にある人たちが如何に物事を直視せず、“穏便に、穏便に”と抑え込み、退職までは自分たちの身分と自分たちの組織を守るためになあなあでやり過ごそうとしているかがお分かりだろう。

 テレビを見ていて、妻とともに語り合ったものです。

 「室戸の市議会と一緒よ。議会には行政組織に約40年勤務してその分野に精通していないといかん元市職員が何人かおるが、“法令順守が政治の基本”が解る者はおらんし、“行政組織はいかにあるべきか”が解る者はおらんし、“議会組織はいかにあるべきか”が解る者もおらん。あの議員のように、かつて公務員の職にあった者でも、中には行政はいかにあるべきかが解らん者がおる。

 それと同じで、この大津市のいじめ自殺事件にしても、辛くて辛くてたまらんから死を選んだこの中学生の想いに真摯な気持ちで考えることも無く、担任教師や校長、教育委員会の職員らは、自分たちが責任を問われないように、責任を問われないようにと事を進め、自殺した子どもが勝手に死んだだけ、なんて出来ごとにして終わらせようとしたんだ。それがアンケートを取ったあたりからか問題が大きくなってきて、学校や教育委員会が思わなかった方向に拡大してしまい、いま大慌てしよら。

 こんな風景は議員時代に何回見たことか。ウソをついて事業を始めようとする。そのウソをオレに見つけられら、議会であろうがウソで言い逃れを言う。誰が教えたのか知らないが、不正は絶対に認めない。だから、議会で何度たしなめても、改めん。勿論、認めんのやから、謝罪はせん。『死んでも謝らないのが公務員だ』とオレは議員時代に学んだもんだ。あの大津市の教育委員長しかり、ようやく出てきたあの校長しかりよ。解るろ」。


 隣に座って一緒にテレビのニュースを見ている妻に教える。

 妻「そうやね」。

 私「とにかく、公務員は信用ならん。ウソをつくし、そのウソを見破られても認めんし、ウソをついたことを謝罪しない。市長もそう、市の担当課長もそうやった。そんなことで自分たちの町に住む子供たちに『ウソはついてはいけません。自分が悪いことをした時には素直に認めて、すぐに相手に謝りましょう』と教えなさいと、市教育長や、市内の学校長と教師に指示できるんやろか。笑っちゃうよ。自分たちは、行政運営に関して真面目な議員が止めるのも聞かず堂々と違法や不正を行っておりながら、どの面下げて教育長や学校関係者に指示できるのか、子どもたちに教えられるのかよ。

 とにかく、いまテレビに登場しよう大津市の学校関係者が今の国家公務員や地方公務員を象徴しちょうということよ。大津市や室戸市に限らず、あれが全国の地方行政や学校現場の体質であるのは間違いない。とにかく、信用ならん」。


 
 室戸市役所にも、法令を守らない市長やその違法議案に賛成している議員がいて対処に困り私に相談を持ちかけてくれた、友人と言っていい賢明な職員はたくさんいるから、公務員全員が悪いとは申しません。

 ですが、市長がやっているのと同じように、公務員根性丸出しで“違法がどうした、不正がどうした、文句あるか”とでも言いたげに開き直っている行政職員もいて、組織内に不正が内在しているのは事実です。一番悪いのは、自分たちのいたら無さを反省もせずに何とかやり過ごそうとするその性格だ。

 国の総理大臣もウソをつく。国会議員もウソをつく。官僚もウソをつく。地方行政に関わる首長もウソをつくし、地方行政に携わる職員もウソをつく。地方議会の議員たちもウソをつく。そして、彼らは絶対にそれを認めないし、改めようとしない。警察につかまって手錠でも掛けられない限り、改めない。

 住民はそんなことも知らずに、ウソをつく候補に投票して、ウソをつかない真面目な候補には投票しない。日本の国の行く末が見えてくるし、行く末が案じられます。

 最後に一句浮かびました。私の言葉ではなくて、わが師、孔子の言葉である。

 「君子は義に喩り、小人は利に喩る」。

 もう何度も登場している孔子の言葉ですから、意味はお分かりでしょう。「立派な人は正しいかどうかを第一に考える。つまらぬ人は儲かるかどうかを第一に考える」という教えです。「利に喩る」とは、「ウソをついてでも損をしない方を選ぶ」、つまり、「得になる方を選ぶ」ということで、そんな浅ましくて卑しい性格の人のことを「小人(しょうじん)」という。読者の皆さんは是非ともそのような人にならないよう、努めていただきたい。


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公務員はなぜ平気でウソを付くのか (その1)

2012-07-18 | 公務員のあり方
 (昨年2月2日に書いた記事を再度掲載する)

 今日と明日は、高知県知事と県の土木部の皆さんに感謝の意を述べるとともに、「あなた方は如何に公務員といえども、こんなご都合主義の業務方針でいいのか」と意見を申し上げたい。

 「だめだ、出来ない」、「そんな約束していない」とウソを言って、知事と土木部の幹部職員総出で私をごまかしたのに、自分たちの仕事を迅速に行うためだったら、すぐ出来ちゃうんだね。

 ま、県職員の自己都合でもなんでも、私が要請してきた護岸工事が行われて市道が広くなったことは室戸市民としてや知的障がい者更生施設関係者にとっては喜ばしいことだが、それでもおかしいよネ、こんな行政の姿は。

 言っている意味が分からないと思いますが、今日と明日、それを詳細にご説明いたしますので、県職員と県内市町村職員、加えて全国の公務員の皆さんの教訓としてよーく噛みしめてお読みいただけたらと思います。


 物語を始めます。ちょっと長編物語になりますが、じっくりと腰を据えて読み下してください。

 昭和62年、私が喫茶店を経営していたころから話は始まります。

 私は喫茶店を経営しながらチャリティーのコンサートや映画会を主催し、実費を支払った後の収益金はすべて寄付をしていました。その一つが、室戸市の中心街から1キロほど東の室津郷から更に北の方に5キロほど入った河内(かわち)にある知的障がい者更生施設、「むろとはまゆう園」でした。

  

 その当時、米倉益園長とのお話しの中から、市道から施設までの道路が狭くて困っていることを知った。米倉先生は、「園生が市外などに研修に出かけるとき、全員が一台の車に乗るほど大きなの車がないために数台に分乗して出かけています。それでは交通事故の危険性も高くなります。出来ればマイクロバスを購入し、一台に全員が乗って出かけたい。でも、この施設への導入路のあの市道が小さな普通車しか通れん狭い道やきん、バスを買うても施設の上にある広場にまで車を上げられません」。

 この、いわば園長や職員、園生らの悲願であるマイクロバス購入の話から、私は市民や県民の協力を頂いて募金活動を行い、バスを購入したいと強く思うようになった。唯、そのバスを先に購入しても市道が狭くてはどうにもならない。そこで、「では、先にこの市道拡張の運動を行おう」と考えたのです。これが昭和63年ごろのことです。

 その後、私は地域づくり活動が高じて喫茶店経営に見切りをつけ、平成2年9月から、更に経営困難とみられる全国でもオンリーワンとなる手書きの地域雑誌『あおぞら』の出版を始めます。そして、同誌第16号(平成4年1月発行)で県と市に市道の拡張を呼び掛けました。(写真)

          

 続いて、この河川を管理するのは高知県だとわかり、同誌第29号(平成5年2月発行)では「知事への手紙」と題して、県に事業化してほしい旨の要望の形で記事を掲載した。

   

 すると、同年5月に県砂防課から私に回答書が届きます。要点はこうだ。「川幅を狭めて市道を拡張することは、川に対して大雨の時などに危険を増すことになるので、認められない」。こういう木で鼻をくくったような内容の回答文書でした。工学技術を大学で学んだ県職員としてはあまりにも芸がない。この県職員の判断が記事の後(2月3日の記事)で重要な重みを持ってきますので、読者の皆さんは県が行ったこの回答についてよく覚えておいてください。

 そうして、それから約5年が経ち、この市道拡幅の問題も気になりながら名案も浮かばないまま、地域雑誌の出版も200万円近い借金がかさみ、平成10年1月に休刊します。それから私は会社員をしながら4年間、雑誌作りで作った借金払いの生活に入ります。

 この市道拡幅に関するチャンスがやってきたのは、その2年後のことでした。平成13年10月ごろ、あるイベントで橋本知事が室戸にやってくると友人の県職員からお聞きし、この機会に知事にご注進申し上げようと考えた。私はこの機会を逃してはと考え、高知新聞の「声ひろば」欄に、「知事さん、現場に足を運んで、協力して下さい」と呼び掛けた。来てもらえれば“山は動く”と考えたのです。

 もうひとつ、策を考えた。県砂防課は「川幅を狭めてはだめだ」と言っている。なら、県に許可してもらえる工法として、道路幅を広げるときに、道路の横にH鋼などを張り出して拡張してあるオーバーハング形状の工法なら許可が頂けるのではないか。そう提案しようと考えた。

 こうして用意万端整って、平成13年12月2日、知事が室戸に来られる日がやってきました。真面目に誠意をもって接すれば、誠意をもって答えてくれる。成るか成らぬかは時の運。そう思っていました。午後4時半。県知事が乗った乗用車に続いて県土木部職員、県室戸土木事務所の職員、それに室戸市建設課職員らに私が加わり、県、室戸市、私の三者による協議が夕方の寒い中で始まりました。

 この時の三者の思いをいうと、室戸市は「市道を拡張したいが、市の財政だけでは事業化は難しいので、県の財政支援と工事許可が欲しい」と考え、県は「市道の横を流れる河川管理は県であり、県の許可なく市が河川側に市道を拡幅することは許可できない」とし、小生とはまゆう園は「県でも市でも、どこが工事主体になってもいいから、早く道路を広める工事をしてほしい」というのがそれぞれの本音。

 もうひとつ、橋本知事が現場に赴くというからには、何かの判断を下す考えもなく、わざわざこの室戸市の山奥の県とは直接関係のない市道拡幅の視察に来られる理由はなかった。逆にいうと、もし知事が市道拡幅に関連して県からなにがしかの財政支援をするつもりない場合は、知事は現場に来てはいけなかったことになる。

 でも、それでも知事は「現場に行こう!」と決意したのです。だから、知事は「長年、県内の地域づくり活動をやってきた男のいうことだ。市民のために、施設のために、知事である私が県のリーダーとして何か手助け出来る形があるんじゃないか。現場に行って、しっかり見て、協力しよう」。そんな気持ちで、多忙な中を冷たい時刻に現場に立って下さるんだと思った。

 現場での動きははしょりますが、職員と知事は市道からはまゆう園の施設への道路に入り、施設に向け歩きながら現場を視察しました。途中、私が「この人家がある部分が一番狭いです。工事によって川幅を狭めることになってはいかんとならば、オーバーハング方式ででもいいので拡幅の許可を市に与えてほしい。願わくは、県が工事をしてくれたら室戸市も予算を節約できますが、もしそれがだめでしたら、県から市に一部財政支援をしてもらって、市道を所管する市が工事を行うという形にでもしてほしい」等と切々と訴えました。

        

 そんな話が続き、カット絵にあるように、現場で私から知事に向かって、「知事、これは市道ですが、市にはお金がないとのことですので、ぜひ県も財政的な支援をしてください。お願いします」と頭を下げると、知事は私の方を向かずに、浜田所長の方を向いたままで小さな笑みを見せながら、「1000万円もあればできるでしょう」と問い掛けました。すると、浜田所長は小さな声で「はい」と言い、うなずきました。

 私はその言葉をはっきりと聞いた。一瞬、「私が聞いているこんなところでそんな金額まで言って大丈夫なの?」と思ったぐらい、私も驚きました。考えたのは、「知事が『1000万円もあればできるでしょう』と問い、所長も『はい』と答えると言うことは、工事金額は1000万円ぐらいなのかな」ということでした。

 そのあと、知事がはまゆう園の施設の方に職員数名と上がってゆき、しばしの間、外で歓談していました。しかし、私にすれば大収穫。もう願いは叶ったと思っているので、知事の後を追う必要もなく、現場の坂を歩き下り、県や市職員がたくさんいる市道付近に降りてきた。そうして、しばらくして知事も降りて来られ、お礼を言ってお別れしました。これが平成13年12月2日二その現場で起こった包み隠しのない一部始終の出来事です。

       

 その後のことです。県から上のような回答書が来ました。簡単にいえば、「あの話はなかったことにします」と言うのです。でも、この内容はすべて県知事と県土木部で作った話でした。つまり、全部ウソ。

 三者で語り合ってはいないし、はまゆう園まで行く前に知事は所長に向け、「1000万円もあればできるでしょう」と、はっきりと問いかけました。それをカット絵のような位置で私が聞いている。たとえ相手が知事であろうが私は怖くありません。言い逃れはできないのです。なぜならば、私が正しいから臆することはなにもないからです。だから、県庁という組織は嘘をついて県民を言いくるめるところだと、この時に深く認識した。

 この話の証人がいた。私の女房です。現場にはいなかったが、平成16年1月17日に県砂防課から回答が来て、19日に県室戸土木事務所に「ウソを言うな」と抗議に行き、その夜、女房に確認した。

 「この13年12月2日に河内に行って知事と会い要望をした時、おれが『知事が1000万円もあればできるでしょう』とゆうてくれたと言う話をしやせざったかえ」と聞くと、女房が言うに、「そうヨねえ、あんたはあの日の夜のイベントに寄って、それが終わってから家に帰って来て、『知事が1000万円もあればできるでしょうと言ってくれた』ゆうて、あんたあ、喜んじょったわねえ」と、ちゃんと覚えていてくれた。これは重要な証言だった。

 これにしても、なぜそれを覚えているか、読者の皆さん、お分かりですか? それは、「夫の深い思い入れ」を日ごろから女房が十分に理解していたからであり、それが以心伝心で、「女房の思い入れ」になっているからです。だからこそ、二人だけで選挙が戦えるのです。


 その後、このようにあまりにも県の対応がでたらめだったことから、怒髪天を衝き、2月10日に緊急にこの事件の一部始終を詳細に書いて『青空新聞』(第2号)で市民に情報公開した。それが次の写真です。(当時はまだパソコンを持ってなかったため、地域雑誌当時と同じように手書きの新聞でした)

  

  

         

 小生が平成15年12月に県土木部に三者協議を要請した後、浜田前室戸土木事務所長(当時)はこの知事視察時のことについて、これまで語らなかったことを、この新聞を発行した16年1月ごろ、山本室戸土木事務所長(当時)の問い掛けに対し、その時の状況をこう証言したという。

 「あのときは知事からではなくて、私から谷口さんに向かって『1000万円もあればできるでしょう』と話しました」と。

 これもおかしな話でした。最後の最後まで私はこの金額をいわずに、「知事はその時、所長に向かって『ウン万円もあればできるでしょう』と言った」と隠しておいた。だから、この浜田前所長の話は後発的に創作したウソだとすぐに分かった。私にすれば、“どいつもこいつも”だった。これを世間では「恥の上塗り」という。

 これも知事をかばってのことだったが、100%ウソで、あり得なかった。平成16年1月17日に上に掲示した県からの回答書を持って室戸土木事務所に抗議に行ったときにこの話を聞き、物事のなんたるかが分からない所長以下、室戸土木事務所に勤務する県職員の皆さんに次のようにお教えした。

 「それもおかしな話よねえ。それが事実か事実じゃないかよりも、そこに私と知事を差し置いて室戸に配置された知事の部下である所長が一県民の私に向かって工事決定を意味する『1000万円もあればできるでしょう』なんて偉そうな発言が出来ますか? 知事の前ですよ。山本所長なら、そう言えますか? 言えないでしょう。知事の前でそんなことを一県職員が言えば、橋本知事はどう思いますか? 私が知事ならば『おんしゃあ、偉そうに何を言よりゃァ』と一喝するでしょうね。『お前に事業を決定し、予算を差配する権限があるのか』と。そうでしょ?」と強く迫った。すると、山本所長以下、他の課長や職員も一同に「そうですね」とうなずき、納得された。「だから、その浜田前所長の話は作り話。ウソですよ」と、ピシャリと言い返してやった。


 この時に発行した新聞記事では、数々の嘘をつく県職員らをこうたしなめた。

 「ウソをついてはいけない。一つウソをつくと、その嘘を隠すために又、ウソをつかないといけなくなるからです。追い詰められたら、事実を吐け。それが健全な処世術です。
 人間の言動は、どこかで誰かに観察され、その当人がそのことを記憶していようが記憶してなかろうが、重大な意味を持つ評価を受けているということだ。これが倫理観というもので、人間としての地位が上がるにつれ、そういう認識は強めていかなくてはならない。だから、決して日々、流されてはいけないのである」。


 知事が室戸に来て工事費まで想定して工事を行う考えを表明した。それが、しばらくすると県庁内で「知事はそんなこと、言っていない」ということにしてしまい、その知事発言を打ち消すために土木部の関係職員がなんと10数名も室戸市のあの山奥にやってきて、私を前にしてよってたかって「そんなことは言っていない」ということにしてしまったのです。驚くべき行状でした。

 悔しくて、悔しくて、いつか恨みを晴らしてやる、ぐらいの怒りでいっぱいでした。

 「その時から私は公務員の言うことは信用できないし、何か自分たちが困ることがあったら自分たちが給料をもらっている県民までをも騙す人たちだと思ってきた。知事とは、県の職員とは、公務員とは、自分たちに都合が悪くなるとこういうふうに発言を簡単に覆し、ウソで固めて排除してしまうんだと覚えた。

 当時、私は地域雑誌の出版の仕事を止めて会社員をしていた時期で、今のように議員をしていたわけではなかったが、悔しくて、悔しくて、どうしようもありませんでした。

 いま思うに、あなた方、県知事や県職員ともなれば高知県の末端の小さな町に住み蠢いている市会議員からの批判なども屁とも思っていないでしょうが、これを黙っていては今後もまた同じ過ちを犯すと思いますので、一つの教訓として頂きたいと考え、いま記事にした。

 とにかく学んでください。私は地元の県立高校しか出ていない元大型トラックの運転手で、売れない地域雑誌の編集長をやっていた男ですが、一流大学を卒業した皆さんよりも物の道理は分かっているつもりです。行政業務においてウソをつく人は大変多いが、あなた方は県民から給料をもらっている立場ゆえ、県民よりも偉いわけじゃありません。県民の方が偉いのです。だから、少なくても「雇用主である県民に対してウソはついてはいけない」と、学んでください。

 そして、「正義とは何か」も学んでいただきたい。

 室戸市が行う高速バスターミナル建設に際し、県市町村振興課はその見取り図を見て地方自治法違反となる徳島バス(株)の社員宿舎建設も含まれているのを承知しながら補助金と貸付金を支出しました。これも、私が市議会と県庁に行って追求すると、県職員は仲間をかばい、室戸市長を擁護するため、「違法ではない」と私に回答することができず、「違法性はないと認められる」なんて回りくどい回答書でごまかしている。このように今だに嘘をついている。これも、まだ解決していない室戸市が県を巻き込んだ事件である。県や市のおける正義はどこに行ったんだ。

 以上が、前編です。続いて後編をお読みください。
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公務員はなぜ平気でウソを付くのか(その2)

2012-07-18 | 公務員のあり方
 (昨年2月3日に書いた記事を再度掲載する。2月2日の記事を先にお読みください)

 私は2日(水)、議員活動である今任期最後の議会報『青空新聞』配布のために、室戸市室津郷からずいぶん山に入った河内(かわち)に行って参りました。

 そして、私が長年ボランティア活動でチャリティー支援を行ってきた障がい者更生施設「むろとはまゆう園」にも寄ろうと思い市道からその施設を見たら、何とその横を流れる川の土砂は取り除かれ、護岸は新しいセメントを打って整備されているじゃないですか。当然、市道から施設への道路も拡張された形になっていた。驚きました。

  

 市議をしていながらこのことを知らなかったことは如何にもうかつだったが、県の事業ゆえ市議会にこの話が出て来なかったということで、仕方ございませんでした。ま、それはそれとして、昨日の記事にあるような経過を辿った事業だったので、市道が拡張されたことはうれしかったが、その反面、どうしても釈然としませんでした。「できることなら、あの時になぜウソをついてまでしてみんなでごまかしたのか」と。

 平成5年5月の県からの回答書にはこう書いてあった。「川幅を狭めて市道を拡張することは、川に対して大雨の時などに危険を増すことになるので、認められない」。私もその内容には、一部納得した。「なのに…」だ。

        

 道路横には工事内容を示す看板があり、見ると、工期は23年2月7日とある。つまり、もうこの護岸工事は終わったということかと理解した。それを確認するためにはまゆう園の職員にこの工事について聞きに行った。職員に聞くに、「この川の上の方の谷を工事するため、これまでの狭い道路では大型のダンプカーが通れないということになって、まずその谷の工事を行う前にこの道路拡張の工事を行ったと聞いています」と話してくれた。

  

 何のことはない。昨日の記事の続きになるが、県庁というところは、いや、公務員という職業の人たちは、住民から寄せられた要望事項について対処する時に何か県庁内や役所内の規則やルールを盾にして「ノー」と言い、却下します。「できません」と。しかし、自分たちの職務上、一つの規則やルールの問題をクリアしなければ仕事に支障を来たす場合、以前、住民から要望があった時には「ダメだ」と蹴ったことでもルールを柔軟に汎用し、簡単にゴーサインを出してやってしまう。そういう組織なんですね。

 公務員は、住民が困っていてもルールは変えないが、自分たちが困った時には簡単にルールを変える。

 何のことはない。こんなことなら、13年12月2日に橋本知事が室戸に来て下さって「1000万円もあればできるでしょう」と浜田室戸土木事務所長に問いかけた時に、写真に見えるような川を狭める護岸工事(それは自ずと市道拡幅工事)を行うことを事業決定することはできたことになる。

 「なんだ、やればできるじゃないか、高知県も。みんなでよってたかってウソを言って私を騙さなくても」。

 いま現在、そういう気持ちがしている。

 県が所管する室戸市内の谷川を住民のために工事を行ってくださることには、市民に為り替わり県土木部の皆さんに心から感謝いたします。ですが、こうも思う。

 公務員としての職務上のルールがあっても、それが自分たちの仕事に支障をきたしているときには超法規的な手法を用いて行っています。そんな形でやれることならば、今後においては、県民の切なる要望を「川幅を狭めることは危険だから、それはできない」などと排除しないでいただきたい。


 尚、これについては県職員は私に反論できません。なぜなら、県知事をはじめ県職員の皆さんの考え方が明らかに間違っているからです。
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