青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

さあ、イベントは終わった

2009-08-31 | 地方のあり方
さあ皆さん、やっと今年の夏を賑わせた国を挙げての大イベントが終わりました。

今朝は、この機に地方と国の関係を考えてみたい。

われわれ市区町村の議員の基本は、自分のまちをどうするのか、どうしてゆけばそこに住む住民の皆さんの暮らし向きが良くなるのかを考えることです。

そのためには、国の動向を知る事が大事です。国からお金を引っ張ってくることや国の事業をうまく利用することなどの前提になるのは、われわれ地方議員がまず国の動きや政策を吟味することが大切。そうして首長や議員が国のその政策を活用する取り組みを行います。

簡単に言えば、地方議員と国との関わりはそんなもの。地方自治体のそれが基本となるが、そんなものだ。

大事なのは、財政が豊かになればと苦心もするが、それと同時に我々地方議員が職務とするのは、それぞれの自治体の政治をどのように正しい組織にするかです。不公正や不公平、中には市長による不正まで行われている行政組織を、どのように適正で、公正で、公平な行政運営を行う組織に作っていくか、作り変えてゆくことが出来るかです。

基本は、自分たちの自治体の行く末のこと。そして、自分のまちがこれからどうなってゆくのかを考えることが、われわれ地方議員の基本。

それは、国のことも大事でしょう。でも国は自分のまちに「こうせよ」とは言いますが、心配して親身になって考えてなどくれません。そのことを忘れてはならない。自分のまちのことは、自分たちで良くする。そう努力しなければ、国はそんなに深く考えてはくれないものです。

一つの例として、財政破綻して財政再建団体、いわゆる“倒産”した北海道夕張市のことを考えて頂きたい。あの町のことを国がよく親身になって倒産しないようにかまってくれていたかどうかを。

北海道は夕張市が財政的に苦しいことを倒産する何年も前からよく知っていたのです。ということは、国もそのことをよく知っていたことになります。だから、国も道も地方の自治体が破綻することを認識していながら手を打ってこなかったということになる。

だから、国も、都道府県もいざとなったら当てにならないということです。だから、当てになるのは自分たちだけだというのです。

いくら今度の国のイベントに地方議員が参加して、「ワッショイ、ワッショイ」と神輿を担ぎ上げても、最後は自分たち地方議員がしっかりしてないと、当選した国会議員が当てになるわけではないということです。みんな当てになると思って応援しているのでしょうが、最後は当てになりません。

みんな口先だけ。選挙前は「あなたの町の事が気になるから、当選したら頑張って力を注ぎます」なんていうが、地方の小さな町のために苦心するどころか、選挙が終わったら「私がそんなこと言った?」と忘れてしまっていて、町に関心すら持っていない。

だから、私は国会議員先生なんか当てにならないと思っている。

自分のまちを良くするために当てになるのは自分だけ。議員になってからこれまで約六年半になるが、ずっとそう思ってきたし、これからもこの考えは余程の事がない限り変わらないだろう。

さあ、祭りは終わった。もうすぐ自分たちのまちの定例会が始まります。衆院選よりもその議会の方がずっと大事だ。

不正や法律違反を承知で議案を出して「これで通してください」と議会にお願いすると、議会はそれをスルー。

そんな事例は地方議会に山とあるだろう。国政選挙に一生懸命になりながら、一方、自分たちの議会では不正や不適正や不公正や不公平な議案をフリーパスにしている例が。

だから、そんなのは一生懸命になる場所が違うというんですよ。国政選挙に地道をあげる前に、自分たちの議会のために一生懸命になること。住民の皆さんはそれを期待して市区町村の議員に投票したのだから。

更にいうと、国政選挙や都道府県の知事選、市区町村の首長選、都道府県議選に関わり選挙を応援することは市区町村議員の職務ではないことを地方議員の皆さんはあまりよく解かっていない。

つまり、それに関わっている議員たちは国会議員の選挙を手伝うことも自分たち議員の仕事だと勘違いして動き回っているということだ。議員本来の仕事をほったらかして、議員の職務責任ではない個人的な仕事に取り組んでいることもわからずに。

それをわかっているから、私は6月議会が終わった7月初めから室戸市の行政が行った不適正な事業や違法な事業を改善させるために、ふくおひろし先生にご助言を仰いだり、法律を調べたり、資料を集めたりして約一ヵ月半、研究を続けてきた。

「とにもかくにも、議員は自分のまちが基本だ。所属する行政をよく点検し、監視し、不正を暴け、違法を追求せよ。そして改めるまでその手を緩めるな」。

「正しくないことを、正しくないまま議会を通過させてはならない。たった一人でも、それが議会の“良心”だと信じて、それに抵抗を続けなくてはならない」。


これが自分たちのまちが良くなる基本だと私はずっと考えてきたし、これからもこの考えは変わりません。努力すれば変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。でも、物ごとは一歩、また一歩です。

甘言で人を釣る

2009-08-29 | 人間のあり方
兎角、人間は耳触りのいい甘い言葉に弱いものです。

「お金をあげる」、「物をあげる」、「こうしてあげる」。

そんな言葉を他人からのやさしさと受け取り、簡単に受けてしまう。

それはやさしさの発露である場合もあります。

反対に、やさしさなんか全くない時にそんな甘い言葉を投げかけている場合もあります。それは、「人を釣る」場合。エサをつけて人を釣る場合です。

お金をくれるんでしょう。物をくれるんでしょう。でも、そのあとが怖い。

くれたお金以上のお金を巻き上げられることがある。くれた品物以上の代償を払わされることもある。

やさしさ故の場合もある。でも、この世では、何のお世話をした覚えもない人から金や物をもらうのは止したほうがよい。

あとの負の代償が怖いから、美味しいエサだと思って食いついてはいけない。

それが人生訓というものだ。

公職選挙法の問題点

2009-08-28 | 国のあり方
先頃、私が「衆院選の選挙運動はおかしい」と記事にした事を覚えておられるでしょうか。

今日の高知新聞に私が指摘したと同じようにその問題点を突いた配信記事が掲載されていましたので、ご紹介しておきたい。

「公職選挙法の問題点」と題した弁護士・松本美樹氏による記事だが、その大部分がインターネットを用いた選挙運動が一切認められていないことについて。氏は、「このこと自体、極めて滑稽でシュール(奇怪)な状況を引き起こしている」としている。勿論その通りです。

私が注目したのは後段に書いてある選挙運動の開始時期の一節でした。では、その部分を紹介する。

(高知新聞記事より)

《(前略)公選法の問題点はネット対応だけにとどまらない。むしろ法律の組み立て自体にこそ大きな問題が隠されている。
今回の選挙は衆院解散後40日目に投票日が設けられた事が、これが問題点を浮き彫りにした。
7月21日の解散とともに「いよいよ開戦」「40日間の戦い」などと、まるで選挙戦が始まったかのようであったが、現行公選法上、選挙運動を行ってよいのは立候補届出から投票前日まで。8月18日以前の選挙運動は「事前運動」として刑事罰を伴う違法行為なのだ。候補者らは「次期衆院選に立候補予定の・・・」として街頭演説、辻立ち、商店街・お祭り回りを繰り返し、それを選挙運動とは区別される政治活動だと説明しているが、違法の疑いがあると言わざるを得ない。(中略)

公選法をネットでの選挙運動に対応させるべきであることは今回、国民世論として認識された。しかし、本質的には、政治活動と区別しづらい選挙運動を不当に制限している現行の公選法を全面的に改正してこそ、真の民主主義の前提が整うのである。》


先頃、私が指摘したと同じ内容だったので、同じ考えを持つ方がいたとうれしくなった。

では、その7月31日の私の記事「あれは公職選挙法違反じゃないの?」を転載する。(文中の政党と候補者の名前は省略します)

《今、近づく衆議院議員選挙を前に各政党が選挙運動をしています。

でもね、一つおかしいなと思うことがあります。

政党が街宣車で「○○党をよろしくお願いします」なら法律に違反しないが、候補になると明確になっている人間が自分の名前を書いたタスキを肩からかけて、「よろしくお願いします!」とやっているのを見ると、「そんなのありかよ!」と驚く。でも、そのことについて、誰も何も言いません。

テレビで見たが、○○党の□□△△△さんなんか、自分の名前を書いたタスキをかけて「ぜひこの□□△△△を!」とマイクで叫んでいた。あんなこと、法律では許されないでしょ。

ま、これはあの人だけでなくて全国各地でやっていることでしょうが。

でも、これら候補が自分の名前を唱え政策を訴えていること全てが公職選挙法違反なのは明らかだ。もし、これをわれわれが室戸市議会議員選挙の告示半月前からやれば、間違いなく公職選挙法違反で逮捕!!

ほんとに、こんなのありなんですか??

それとも、「国会議員は偉い人だから、告示前に候補が街頭に立って自分のことを訴えてもいい。地方の都道府県議や市区町村議は偉くもない人たちだから、ダメ」ってこと?

こんな差別的な法律適用はおかしいと思いませんか?全国の都道府県議の皆さん、市区町村の議員の皆さん!

それとも、こんなことを考えるのは私だけでしょうか。

もう一つおかしなことに、マスコミも公職選挙法に疎いと見えて、この点を突く報道は皆無。深く理解しているわけじゃないのに、自分が経験もしたことの無い政治についてしたり顔で偉そうに日頃、テレビなどで評論しているコメンテーターも、愚かにもこのことに気付いていない。告示前から候補個人が自分のことを「よろしく」と言っていることに疑問を持ち、その違法性を追求して、告示前には候補が選挙運動を絶対できないようにさせるよう、なぜ努めないのか。

それと、なぜ警視庁は全国の県警に通達を行い、国政選挙における事前の街頭演説をやめさせるようしないのか、これも私にはどうしても理解出来ません。

地方議員が選挙の時に家を回るなどの事前運動にはうるさいのに、テレビで何度も見るように、国政選挙となると戸別訪問も警察の対応が甘くて、問題視せずに許している。法の許容範囲のように。

なぜなんだ。なぜ差別的なんだ。国政選挙では許されるのに、なぜ地方議員の選挙では許されないのか!

国会議員の権力が怖いのか。

今度の衆院選は8月18日が告示日と聞いている。なら、候補が自分の名前を書いたたすきをかけての街頭演説は告示日まではやめさせるべきだ!、とわたくしは思うのであります、ハイ。

もし、「あっ、あれは公選法違反にはなりません」と警察と選挙管理委員会がいうのなら、私も今度の市議選の一ヶ月前ぐらいからタスキをかけて「よろしくお願いします。私に投票して下さい」とやってみましょうか。

このご意見に賛成の方は手を上げて下さい! 

以上、全国の地方議員を代表いたしまして、谷口から司法機関への提言であります。以上の点についてよろしくお取り計らい下さいますよう、お願い申し上げます。》

以上が先に投稿した記事です。

国政選挙における立候補を明確にした【告示前選挙運動】は公職選挙法における「事前運動」にあたることから、違法として厳格に取り締まり、候補を逮捕するぐらいの姿勢が大事だ。そうすれば、あんなでたらめで違法な選挙のやり方は、すぐになくなることは間違いないだろう。

しかし、今度のようにそれが適法というならば、われわれ地方議員の選挙、都道府県議会議員選挙においても、市区町村議会議員選挙においても、今度から同じように選挙の告示一ヶ月前から肩に名前入りのタスキをかけて、マイクを持って街頭に立ち、「私は今度の選挙に出る●●です!是非あなたの一票を私に投票してください!」とやってみようではないですか、皆さん! (最後は、どこかの党が得意な大衆に同調を求める演説みたいになってしまいましたが)

夏の日の思い出

2009-08-25 | 季節のたより
   

   室戸岬にも早々と秋風が吹きはじめ、青空にも秋のうろこ雲が浮かんでいます。

   

人の世の移ろいと関係なく、自然はその時期が来ると決まったように季節の変化を私たちに見せてくれます。

   

   室戸の青空はどこまでも広く、青く、美しく、風はどこまでも爽やか。

   

   雲はデザイナー。青いキャンバスに白い絵の具で自由奔放に抽象的な絵を描きます。

   

  室戸の風景は、とにかくダイナミック。

  私はこの岩の名を「室戸ダイナミックス」と名付け、地質観光の代表的な岩と位置づけています。

   

平成3年から室戸半島の地質観光を推進してきて、最近やっと行政も事業に取り組み、前進し始めたことはうれしい限り。約二十年間、一人でコツコツと取り組んできた甲斐がありました。

国や県、そして室戸市などによる遊歩道整備や観光看板の設置などの整備事業が数年後に終われば、もうユネスコの世界地質遺産に認定されるのは間違いありません。

   

室戸岬も九月になると夏の賑わいも収まり、夜ともなると十月の神祭の練習に使う拍子木の音が聞こえてくるようになります。

             

いま、夕涼みに丁度の季節。庭で涼んでいるとリーン、リーンと鈴虫の声が聞こえてきます。そんな季節を楽しむ余裕も持ちたいものですね。

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番頭

2009-08-24 | 組織のあり方
先日の記事に関連して、副市長という立場について考えてみた。

私は商売人の子。「副市長」という役職については商家の「番頭」のような位置づけでなくてはならないと、ずっと考えてきた。

番頭さんは、大旦那さんがいなくてもその店を切り盛りしてゆける能力を持った人でないといけない。また反対に、大旦那はその番頭を信じて店を任せる度量がなくてはならない。加えて、番頭の苦言を聞きいれる度量も必要などと、そんな信頼関係も築かなくてはならない。

それが出来ず、いつも番頭の意見は聞きいれず、反対に他の丁稚に言うと同じように上から叱りつけ命令してしまうと、番頭もいやになる。どこかで雇い人に「任せ、認める」というものがなければ。室戸市の武内副市長もこんな状態で苦しんでいたのではないかと推察する。

だから、番頭以下、商家に勤める者たちの仕事ぶりを信じられず、大旦那が頑張りすぎると、旦那さんと店の者の気持ちはどんどん離れていってしまう。その原因は誰でも解かる。そこに、上の者が下の者に「任せ、認める」というものがないからだ。

それと、私はこれまで色々な職業を経験して来たが、会社に勤務しながら考えていたことの一つに、「番頭格の社員がしっかりしている会社は、社長が少々ちゃらんぽらんでも、堅実に業績を伸ばす」ということ。

そんな時、社長はその業績を上げる社員だけは大事にする。それは、その“番頭”を信じ信頼しているからという理由の前に、その社員がいないと会社経営が左前になることを社長自らが認めているからに他ならない。

逆に、そんな有能な番頭格のいない会社は社長が先頭に立って、しっかりと仕事をして業績を伸ばすしかない。それで社長がちゃらんぽらんなら、会社はすぐに傾いてしまう。

私はなにも「だから、旦那さん的立場の市長は外で、ちゃらんぽらんに遊んでいたらいい」と言っているのではない。市長という立場は、番頭的立場の副市長に仕事を任せられる度量のある人でないといけないし、番頭の正しい判断、意見、苦言も耳に入れ受け入れられる組織経営に卓越した人でないといけない。

見方を変えると、荒れた店を再建するためには旦那さんが変わるしかない。旦那さんが心根を変えて部下の意見に耳を傾け、意思の疎通をとれるような体制に改め、上から下への流れをスムーズにする。それしか、他に健全な組織体制に向かう方法はない。だから、それが出来なければ組織は早晩、内部分裂してしまいます。

さて、それを基に現実を見てみたい。いつまでも嘆いていても室戸市はよくならない。一層悪くなるばかりだ。

「すぐに後任を探す」と市長は言ったが、市職員は市長の人間性をみんな知っているから引き受けないのではないか。もし引き受け手がいても、いま引き受けるということは途中退職になるから、勧奨退職の恩恵も受ける事が出来ず、その市職員は割を食うことになる。だから、いればその人は余程の算術が苦手な人か、又は「金よりも、市長を助けたい」という義侠心の強い人と理解してよい。

また、市職員が引き受けないとなると「では議員からか」と思うが、議員にしても市長に気に入られ、市長に怒られても平気で、その上で市長にご注進出来て、副市長の職務を真っ当できる能力ある人材というと、ちょっといない。

但し、議員の中に引き受ける人がいないということではないから、「えっ、この人でいいの?」という人事がないわけではない。一人、二人、私の脳裏に浮かんでいる議員がいるが、仲がいいのと職務遂行能力の有無とは違う。誰でもいいから議場で市長の横に座っていればいいという訳ではない。
と考えると、外から呼んで来るしかない。でも、「外」でまず思い浮かぶのは、市職員OB。これも問題を生むことは間違いないから、最初から無理。

それに付けても、市長のリーダーとしてのあり方や副市長退職を見るに付け、こんな状態ではこれから室戸市はどうなるんだろうかと思う。今の議会のモチベーションのこともあるが、行政組織、市職員のモチベーションも気になって仕方がない。

もうすぐ9月議会だ。私の質問原稿は出来上がった。質問時間は50分の内、一回目で45分といったところか。これでも切り刻んでのこと。もっともっと質問時間が欲しい。今の市政運営には問題が山積しており、言いたいことは山ほどあるから。

だから、余程の事がない限り、私のモチベーションが下がることはないのです。

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室戸市の副市長、辞職

2009-08-21 | 政治家のあり方
本日21日の午前10時より議員総会がありました。議題は室戸市におけるブロードバンドの整備についてで、市から説明を受けた内容について市民の皆さんにもお知らせしようと考えていました。

しかし、この説明が約1時間半あってこれで総会は終わるのかと思った時、市長から次のような報告があった。

「実は、今般、副市長の方から職を辞したいとの申し出がありました」。

私だけでなく、議員みんなが驚きました。

そうして、武内土佐雄副市長が最後の挨拶に立った。

これは誰だって「どうして?」と思い、「病気なのか、それとも・・・」と思うのが人の心。政治に関わる人間で、その番頭格である副市長が任期の途中で退職するということは、病気でなければ他に何か原因がなければ、そうそうあることではない。

副市長はその原因については「一身上の理由で」とだけ語り、真意は黙して語らずだが、これまで市政の動きを厳しい目で監視してきた私に心当たりはいくらでもある。ここからは私の推測だが、あながち間違ったものではないと思う。

今の市政状況をいうと、
◆市長と議員との関係悪化。これは、議会で議員が示す適切な行政運営についての意見や方向性への問題点の指摘などに対して、市長が「反問」ならいざ知らず、議員に対して「反論」を加えるなど、傲慢で不遜な態度を見るに付け、その人間性が原因であるのは間違いない。
加えて、これまでの二年間、室戸の一つの政治勢力が市長にある種の圧力を掛けて議会と室戸市政を動かしてきた、そのゆがんだ組織運営が議会との関係を悪化させていることも今回の副市長辞職という“事件”に少なからず影響している。

◆市長と市職員の関係悪化。これは、職員の意見に耳を貸さないという市長のあり方が原因。いわば“問答無用”のやり方で職員に接すれば、職員は自分について来ないし、誰も後をついてゆかない。当たり前の話だ。
18年の市長選の時には私に、「話を聞いてくれない」と、当時の市長と自分たち市職員とが理解し合えないことをこぼしていたのに、いま自分がそれ以上に職員の話を聞かずに独走していることに気付いていない。いわゆる“裸の王様”になってしまっている。

いま市職員は、みんな真面目に仕事をしています。でも、こう考えているのは私だけではないと思うが、多くの職員は一つの原因が基でなにかやる気、情熱を失っている。それは、リーダーがリーダーとしての資質に欠けるから。

私も人に教えるほどの人間ではないが、これまで人生を歩み学んできたことを基に言わせてもらうと、弓には“なえし”(柔軟性を指して室戸ではこう言う)が無ければ、折れてしまう。人の世も、人と人との繋がりは、「情愛」や、「思いやり」や、「支え合う心」という“なえし”の術が無ければ、途端に途絶えてしまいます。

市長と市職員は別々のチームではない。室戸市という一つのチームで仕事をしている、いわば監督と選手という仲間同士。だが、行政において、野球チームの上下の関係のように上に立つ人間が「オレが上で、お前たちは下だ」と思ってしまったら、もうおしまい。それによって発せられる頭ごなしの言葉は、“剣”になる。刃を向けられたら金輪際、仲間にはなれません。どちらかが退職していなくなるまでそんな関係は続いてゆきます。

市長ももっと肩の力を抜いて、協調性を以って、謙虚に市職員と力を合わせ市政の事務事業を行えばいいのに、それがどうしても出来ない。それは、人を許すことができないから、人の能力を認めることができないからです。職員から聞こえてくるのは、私たち議員に議会で発すると同じ状態なのか、「すぐ怒るし、聞いてくれん」の不満の声。


それと、今日の議員総会で思ったのは、市長のデリカシーの無さ。つまり、細やかな心配りがない。

副市長が退職の挨拶をする前に市長がわれわれ議員に説明した言葉が振るっていた。「尚、議会前ということもありますので、副市長の後任は早い時期に選任したいと思います」。いかにも事務的に言い放つ。

すぐ隣に副市長が座っているのを十分知っていながら。

だから、私が「デリカシーが無い」、「人に思いやりが無い」というのです。一事が万事、これ。

仮にもと言っては失礼になるが、これまでニ年七ヶ月、自分を補佐して助けてくれた人物だ。「全て給与をもらってやっていることだから、辞める人間に情けはいらない」というものではなかろう。これまで自分のために尽くしてくれたとか世話になったということも、多々あるだろう。そんな恩義のある人との別れの場だ。もっと言いようがあるだろう。日頃、誰に対しても感謝がないから、そのように退職する重役がそこにいるのに、事務的に言い放ち処理してしまうのだ。

これまでのことを副市長の身になって考えてみた。彼にとっては苦しく悩み多きニ年七ヶ月だったろう。

これまでの市長職ニ年九ヶ月の行政業務は問題点ばかりだった。当然、市長と市の職員との関係はスムーズに行かず、職員には不満がたまる。職員は関係改善のために副市長に頼った。しかし、トップがそれではその関係もうまくいくわけがなかった。副市長は板ばさみになって悩み続けた、・・・ということだと思っている。

最近、時折見せるうつむき加減の寂しそうな表情は知っていたが、「立場上、なかなか仕事が難しいんだろうな」ぐらいに思い、まさか辞職するとは思いもよらなかった。

武内副市長には、市長になり替わり、私からこれまでの市政への貢献に対し心から深く感謝申し上げます。心を込めて・・・。

どうもおつかれさん。言いたい事が言えない苦しみ、こうしたいという事が出来ないつらさは、よく解かっている。本当に気苦労の絶えない日々が長く続いたと思います。そう考えると、我慢に我慢を重ね、耐えに耐えた結果の結論だったのでしょう。ご苦労さんでした。

私が議員になったのは15年5月でしたが、以来これまで行政に慣れない私の無知にも嫌がり嫌うことなく、にこやかに色々とお教えいただいた。お礼申し上げたい。

特に思いだすのは、市庁舎前の駐車場整備を議会で提案した件について。前市長と共に担当課長としてご理解頂いて無事市民の利用効率のよい駐車場を作っていただいたことは、他の行政関係者がみんなこの事業のことを忘れたとしても、私だけはいつまでも感謝を忘れません。

又、先頃私が出版した地質写真集と重伝建保存地区の画集出版の時には高く評価していただいたことも、忘れられません。
室戸には自らが汗をかかずして他人のアイデアや成果を横取りする悪い人もいます。その反対に、武内副市長のように住民による地道な活動を正等に評価し称える人もたくさんいて、本当に励みになり明日への力になっています。

この8月31日を以って退職されるとのことでしたが、退職されてもご夫婦仲良く生活され、また老後というにはまだ早いので、また何か興味あることを見つけて再度、どこかでご活躍なされることを期待しています。

でも、彼のことを慮れば、どう考えても悔しいよね、一所懸命に頑張ってきた人が報われないなんて。

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特集:室戸岬海景写真集

2009-08-20 | 季節のたより
本日は室戸市の観光PRとして、これまで撮りためた室戸岬周辺の海景写真を掲載いたしました。

とくと室戸岬の素晴らしい夏の海と爽やかな青空の風景を堪能して下さい。

   

   
   

           
           

   
   

   
   

   
   


風景の基本は空と海、美しい空と海が風景の基本です。この海と空に感動した十九歳の修行僧は「空海」と名乗るようになりました。

             室戸岬は、そんな感動岬です。


私はその空海が修行した洞窟の前を毎日のように車で通り過ぎて、朝の珈琲を飲みに行ったり、当ブログのための写真撮影や取材活動にと、走り回っています。

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議会も行政も、もっと法律を守ろうではないか

2009-08-20 | 政治家のあり方
私は、議会においてこれまで誰にも増して市長等執行機関に対して厳格に公正、公平、適正を指摘し、改善を求めてきた。しかし、最後は議会全体の表決判断によって改まりませんでした。

これまで行政側が行ってきた不正や不公正、不公平、不適正な事案に対して完全にスルーの状態で、この点を議会討論の中で指摘したところ、先にこの誌面でもお知らせしたように、議場が荒れて紛糾した。

だが、正しくない事が議会の表決で通過していること、つまり自分達がその議案は正しくないと認識しながら通していることを、議員全体がよく認識しているのです。「市長のため」と「今後の自分のため」にと考えて。

一方、先の議会の市長答弁にあったのは、「議員の指摘は正しいと思う。だが、住民福祉の施設だから、こうさせて頂きたい」との趣旨の答弁。つまり法的に違反していることを認め、そうだがこうさせてほしい、と懇願したのである。

これは先に示した「議事機関が違法などを認識した上で行った、不適正な職務遂行」と同じで、「市長等執行機関が違法などを認識した上で行った、不適正な職務遂行」と言えよう。

議会はお願いすれば議案が可決するというところではない。

まず、法律に違反してないか否かが問われる。

次に、事業のあり方が誤ったものでないか否かが問われる。

あと色々とあるが、議会とはそのように厳格で厳正な判断を下す場所だ。

行政側からの生半可なお願いで何でもかんでも通過するのなら、議会は必要ない。

そして、議員もそのことをよく認識していないといけない。

要は、「まー、いいか」じゃダメで、議員の判断は厳しいものでなくてはならない。


私は議員になってまず思ったのは、「議会とは、行政とは、何でもかんでも法律が付いてまわり、法律に縛られたなんと難しい組織なんだろう」ということでした。

それが、いざ議会が進んでいくと、法律に違反していることなのに行政側はその行為を平気でやったりしている。「議会には解かるわけがない」と思って。

「ん?なんか変だぞ!」と、普通の人ならすぐそう思うことをやっているのに議会はあまり問題視しないまま、次々とそれらの議案が通過している。議会のその閉塞した状態に疑問を持ち、私は独自に調査を行って、行政と企業とが行った不正を暴いた。

私は違法が通るそんな議会を見て、質問や質疑で何度も何度も「おい、それは法律に違反しているじゃないか!」と声を高くして追求しているんですが、議会鳴動せず、いつも何事も無かったかのように議会は閉会する。

行政の事業が適正に行っているか否かをチェックし、監視し、違法や事業運営の誤りを改めさせるために議員になった私からすると、議会についても、また違法を認識しながら「お願いですから」と違法のまま事業を行う市長等執行機関も、やっていることは同じだ。

だから、基本は議会。議会が行政の不正や不公正、不公平、不適正などに目を光らせ、全員が行政側が行うそれらを「だめだ!!」と厳しく判断すれば、市長等執行機関の誤りの全てが改まる。自治体の誤った方向性や施策は、議会がしっかりしてれば改まるのです。

但し、議会が法律を遵守する考えがないまま動くと悪い方向に行くこともあるから、その点は住民が議会を監視していなければならないのは勿論のことだ。

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孫の百面相

2009-08-17 | プライベート
厳しい残暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。室戸も暑いですが、やはり夏はこうやって暑くなくっちゃ、経済も活性化しませんから、夏は暑く冬は寒い、その方がいいね。

   

14日、岡山から娘と孫がお墓参りのために帰省。15日は隣の徳島県宍喰町の喫茶店、「ひこうせん」にモーニングを食べに行ってきました。後援会長は実家のパン屋に勤務してますから、お盆のお供え物を作るのにてんやわんやで、この日は三人だけで。

孫の瀬戸中学校一年の上のお姐ちゃんは小学校のころから熱中して続けてきたホッケー部に入部してますが、今回、めでたく岡山県大会で優勝。15日から福井県で行われる全国中学校ホッケー大会に出場が決まり、14日の夜、バスで一路福井へ。その出掛けには、室戸への帰省が叶わなかったので、妹に「私も行きたいな」と残念がっていたそうです。

スポーツ大好きな孫娘には「オリンピック種目にホッケーはないけんど、がんばれ」と声援を送っている。

ということで、今回は下の小学五年生の奈々ちゃんと娘だけが室戸に帰ってきた。

現在、おじいちゃんは質問原稿を書き急いでいる真っ最中なんですが、やっぱり可愛い孫には勝てません。喫茶店にやってきた。

写真は孫娘が自家用車に乗せてあったデジカメを持ってきて、勝手にカシャ、カシャと写したもの。パソコンに入れて見て面白いと思いましたので、あまり皆さんは他人の家族のことには関心が無いでしょうが、記事の替わりと思って笑ってやって下さい。

  

                        

  

                        

  

     



一年に一度、毎年夏に帰ってくる娘家族ですが、今年は全員集合とはなりませんでした。子供が大きくなっていくといろんな人との付き合いや学校関係の行事も増えてくるから、これも仕方ないことですね。

でも、その反面、子供の成長が頼もしく思うようになります。

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九月定例会質問事件の調査終了

2009-08-13 | 議員活動
  

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。やっと雨が止んで、夏らしくなってきましたね。

小生、自費で行ってきた九州視察から戻った7月末から、次の議会で質問を行う市の各種施策について研究を重ねてきましたが、やっとこさ調査と資料収集が終わり、これからそれらをまとめながら質問原稿を書いてゆくことになります。

質問項目はおよそ次の予定。市の担当課職員の皆さんは事前勉強をよろしく。

☆市温浴施設を経営する市設置会社「株式会社ムロト」の企業形態全般について。
☆公の施設・高速バスターミナルの法的位置づけについて。
☆海岸漂着物について。
☆公務員人事について。
☆行政の情報公開と説明責任について、等々。

尚、逃げるのは勇気の無い人のすること。故意に答弁しないのは「答弁回避」であって「答弁漏れ」とは言いませんので、質問にはちゃんと正対して、誠意を以って質問の一つ一つに答弁するようにお願いします。下手な議会対策はしないことが賢明だと思います。

室戸市議会九月定例会の予定は、
9月4日(金)告示。
9月11日(金)開会。
9月14日(月)一般質問(一日目)。
9月15日(火)一般質問(質問が四名ぐらいの場合は繰り上がり、この日に大綱質疑)
9月16日(水)大綱質疑
9月17日(木)大綱質疑(16日に大綱質疑が終了すれば繰り上がり、この日に常任委員会)
9月18日(金)常任委員会
9月29日(火)委員長報告、討論、表決、閉会。

この予定から、私の一般質問は9月14日の午前10時から行う予定ですので、是非ともたくさんの市民の皆さんが傍聴においで頂き、私の議員としての活動ぶりを見聞して下さいますよう、お願い致します。

さー、だんだんと忙しくなります。お盆なんかに関係なく、いつも議会前の一ヶ月から一ヵ月半は忙しい。毎年夏になると岡山から孫が遊びに来るんですが、いつも愛想無し。だから、後援会長が忙しくなります。

まー、毎年こんな調子です。

蛇足ですが、もうひとこと言わせて頂くと、今月のように議会のない月も議員報酬が自分の通帳に振りこまれることを考えると、議会議員が夏休みなんて、それは怠け心というものです。

住民のため、議員は毎日、働け、はたらけ!

遊ぶな!休むな!怠けるな!


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