青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

日本初の地質芸術の写真集『青空地質博物館』を発売開始!!

2008-06-24 | ジオパーク





全国でユネスコのジオパーク(地質遺産公園)認定に向け取り組んでおられる行政関係者、議会関係者、地質関係者の皆さんに朗報です。

お待たせしましたが、やっと出来ました。全国初の地質芸術の写真集です。厳選した写真は68枚、地質の細密画も18点掲載されています、108ページの写真集。価格は、2200円(税別)です。

尚、販売は27日から開始しましたが、9月議会が始まりますので、7月、8月の二カ月で売り切ってしまう予定。限定1000部の出版ですので、購入ご希望の方はお早めにお買い求め下さい。

反響を呼びまして、早くも今日一日で120冊、訪問販売でご購入いただきました。

販売は、私の訪問販売と、書店販売は室戸市の鍋島書店、高知市では冨士書房(県庁地下店でも販売)の二店だけで販売します。

ジオパークで観光振興を目指すアイデアは、この本を見ればよく見えてきます。又、今、ジオパークの参考書はどこの本屋さんに行ってもありません。だから、この本が日本で初めてのジオパークの参考書とも言えます。

最近、室戸市に「室戸ジオパーク協議会」が組織されました。地質でまちおこし活動を始めようとお考えの方々や、協議会の役員、会員、事務局の皆さんには“新しい地質の見方”の参考書になるし、地質観察ハンドブックにも活用できますので、ぜひともこの機会にお買い求めいただきたいと思います。

これは、地質、岩石を芸術的なモニュメントと捉えた、日本初の「地質芸術」の本です。是非、一度手にとってごらん下さい。
コメント

地質写真集『青空地質博物館』は6月28日発売です

2008-06-16 | 青空編集室




皆様、待望の地質写真集『青空地質博物館』の発売日が決まりました。

今月6月28日に発売します。今、室戸市内外の多くの皆様から大変待ち望む声を頂いていまして、大変うれしく思っています。

上記写真は試作本ですが、私が最初にレイアウトなどを書いた紙面では解かりにくかったが、このように一つ一つのページに写真が入ると完成の形がハッキリと見え、本の良さがよく解かります。

二百万円近い金額の本づくりは私も初めてで、この本づくりには大変勇気が要りました。平成10年からいつかは出したいと夢にしてきただけに、この出来栄えに私は大満足しています。

後は、ご購入して下さる人たちが如何に感動し満足して下さるかですが、これなら皆様がこの本を手にした時も、きっと同じように満足して下さるものと思っています。

願いは、この写真集が「四国ジオパーク」に関する行政運動、市民運動に効果的に働き、一刻も早く「四国ジオパーク」がユネスコの認定を得られること。

風景を切り取り一冊の写真集に納めると、その本を北海道でも、東京でも、九州にでも、持って行きさえすれば、室戸半島の地質の良さをアピールできる。この写真集にはそんな効果的な使い方が出来ます。また、そう利用してほしいと願っています。

特に、高知県や室戸市など行政及び教育関係者の皆さん、そして各市町村の図書館、高知県と室戸市の観光協会などの観光業界の関係者やホテル・旅館の観光業者などには。

尚、この本は7、8、9月の三ヶ月で完売してしまうつもりで販売致します。地域雑誌を販売していた時のように、6月議会閉会の後、主に私が室戸市内や周辺市町村を一軒、一軒回って買って頂く訪問販売になります。
それと、室戸市なら鍋島書店、高知市は冨士書房(本店と高知県庁地下店)の二店で販売します。よって、市外、県外に在住でご希望される方は、ケイタイ090-4506-6343へご注文下さい。

又、特にご購入して頂きたいと思うのは、全国におられる地質学者やその関係者の皆さん。そして、全国十五地域で今ジオパークの認定を受けようと取り組まれている行政や教育及び観光関係者の皆様方にも是非、お買い求め頂きたいと思っています。


販売冊数は限定1000部で、再版は致しません。これらの点を何卒ご理解の上、お早めにお買い求め下さいますよう、よろしくお願い致します。

以上、地質写真集を6月28日に発売することについてのお知らせでした。
コメント

「人事新報社」からの往復はがきによる、個人情報流出に御注意を

2008-06-14 | プライベート





最近は、室戸にも色々と都会からの魔の手が伸びてきています。振り込め詐欺は昨年聞いたが、実は昨日も当家に上記写真のような往復はがきが送られてきた。それも、私だけじゃなくて、娘にも。

わたくし、議会でも一番チェックの厳しい議員ですから、このはがきを見て、ピンときた。「これはおかしいぞ」と。

チェックして不正を感じた点はいくつもある。

1、返信ハガキの送り先である「受取人」に、「私書箱51号」としてある点。大抵、受取人が住所と組織名及び名前を書いてないハガキや封書は、まず怪しいと思って間違いない。それは自分の居所を明かしたくない人物であると決めて掛かってよいだろう。

2、往信ハガキの方では、まず、赤く「至急」が犯罪を匂わせる。これが三回目、四回目のはがきならいざ知らず、最初から「急げ」と言わんばかりに早くハガキを出させようとする点など、適正な人間のすることではない。だから、犯罪にこの個人情報を流用しようとする意識が、プンプン感じる。
そこには、「編集時期が近づいております。お差し支えなければ、お早めに御返送お願い致します」と書いてある。ここからも、犯罪のにおいがする。
一週間か十日してと、一刻も早くこのハガキを手にして、自分は逃げるつもりだと。

3、往信ハガキの下の方には、こうある。「お問い合わせ」として、電話番号とFAX番号を書いてあるが、これも眉唾ものだ。その下を見れば解かる。こう、書いてある。「※電話は大変混み合いますので、つながりにくい際はFAXにてお問い合わせ下さい」。

不正を究明する議員が、「人事新報社」に変わって種明かしをさせて頂く。
このはがきを受取り疑問を感じた人がこの番号に電話にします。すると出ない。それはその電話の受話器をはずしてあるのです。なぜなら、犯罪をもくろむ人間はどんな人間が電話を掛けてくるかもしれないので、電話に出て応対をする等というトンマなことはしないから。
もし電話を掛けた方が「あれ、電話が込んでいるんだろうか」と思って、FAXでいくら抗議や問い合わせをしても、ハガキを出した後なら、もう遅い。すでにその人物はハガキを出した方の個人情報を持って、どこかへとんずらしているのである。

4、往信はがきの「調査カード」。どこで入手したのか、日本国中に流れた私たちの情報を基にして、ここには既に名前と住所が書いてある。
その下には自宅の電話番号の他に、なぜか職業欄があること。名簿に書くんだとしいているが、その組織名、役職、そこの電話番号、また出身大学、趣味、そしてメールアドイレスまで書くようにとしている。このハガキの目的は、ここにあることを良く知っておいて下さい。

5、そして極め付けが、その下の「申し込み欄」。元々この手の犯罪はモノを売ることを目的にしておらず、情報の収集が目的であることから、その右に書いてある「申し込み(する・しない)」が、ミソ。
普通考えると、この本を申し込みしない人はハガキを出さないから、この情報となるはがきは出さなくてもいいんですが、「せっかく同窓生の本ができるんだから、名簿に載せてもらうだけなら、お金もいらない」と考えます。そこに目を付けて、こういう悪いことをしているんです。
だから、本を購入する人の情報も、本を購入しない人の情報もこのハガキさえ出してもらえれば入手できる。そういうことなんです。この「人事新報社」という所在がない会社(いや、一人か数名の人間)は、本を作ることも、本を売ることも目的としていないということになる。

以上のことから、室戸高校の同窓会、いや室戸高校の卒業生全員にお知らせします。この手の犯罪にはクレグレも御注意されて、決して親切心からハガキは出さないようにお願いします。その親切心が仇となり、どこで悪質な犯罪に引っかかるかもしれませんので、御注意下さい。

尚、この「人事新報社」については全国の大学や高等学校がホームページで注意を呼びかけていますので、一度、インターネットで検索してみて下さい。
コメント

四国の先陣を切って、「室戸ジオパーク推進協議会」が発足

2008-06-12 | ジオパーク

日本で初めてのジオパーク(地質遺産公園)認定に向けた「室戸ジオパーク推進協議会」が本日、6月12日(木)に発足しました。これは四国では初めての同協議会設立となる。

(※「認定」を、この協議会趣意書や規約、また新聞記事などでは「認証」としていますが、「認証制度による審査の結果、認定される」ことから、正しくは「認定」。その詳細は、本ブログ3月2日の「認証と認定の違い」をご覧下さい)

現在、四国におけるジオパークの動きとして、昨年度に国交省が予算を付け民間機関(相愛)に依頼して四国各地の調査を行い、年度末の3月に高松市内で調査報告会を開催し、「四国ジオパーク」認定に向けてその結論を出したところ。
だから、国交省は「室戸ジオパーク」での認定を望んではおらず、室戸半島も含んだ「四国ジオパーク」の認定に向けて取り組んでいることになる。

私も、今年1月に国交省や地質の関係者が室戸に調査に来られた時に「室戸ジオパークとして認定を目指したい」とある関係者に希望を口にした時、「いや、すでに四国は四国ジオパークとして国が運動を進めていますので、そう取り組んでゆかなくてはなりません」といわれたことから、このように国が四国ジオパークとして運動を始めている今、いくら私たち室戸の人間が「室戸は室戸ジオパークで認定を目指すべきだ」と叫んだところで、それはどだい無理な話だと観念しました。
何よりも調査費などの金を出すのは国交省。全国の他のジオパークに取り組んでいる地域は、金は県や市町村など行政や民間団体だということを考えると、自ずと方向は見えてくる。


さて、今日の設立総会でのことについて、一、二点書いておこう。
一つは、協議会規約の第2条の「目的」の条文の中に最終目標となる到達点がないこと。条文は次の通り。

条文:《この協議会は、室戸市民を初め広く住民のジオパーク意識を高め、世界ジオパーク・ネット・ワークのガイドラインに沿った質の高いものとするため、調査研究及び情報収集を行い、ジオパークに関する環境整備と情報発信及び周知を図りつつ、世界ジオパーク・ネット・ワークの認証を得ると共に、持続可能な地域社会を形成することを目的とする。》

(※条文も少し長すぎます。これもせめて二つか三つに分けた方がもっと文意が明確になるし、解かりやすい。一般論ですが、なぜ日本の法律や条例などは条文を意識的に長くして、文意を読み取りにくくしてしまうんでしょうね。)

私は、上の条文に対して、次のような質疑を行いました。

質疑:《ジオパークについては今、全国で十三地域がその認定に向けて取り組んでいます。この四国も「四国ジオパーク」としてユネスコの認定を得るために、既に国、国交省が全国で初めて補助金を付けて調査などを行っています。しかし、この規約の「目的」である第2条には、どの地域のユネスコの認定を得るためにこの協議会が取り組んでいくのかが欠落しています。よって、その名称をこの2条に織り込む必要があると思います。

規約の目的には、この会が「四国ジオパーク」の認定を目的とするのか、それとも「室戸ジオパーク」の認定を目的としているのかを明確にしなければ、会員の目標も定まらず、このままでは到達点が見えてきません。

私も今年の初めまでは「室戸ジオパーク」で認定をと思っていましたが、今年1月に室戸岬に調査グループがこられた時に、既に国が「四国ジオパーク」で動いていることを知りました。これでは、我が室戸のためと思っていくら「室戸ジオパーク」としての認定を目指しても無理だと思い、方針を変えて、室戸は「四国ジオパークの最重点地域」となるように自分なりに運動していこうと考えました。

これらのことを考えますと、「室戸ジオパーク」はあきらめて、この規約の「目的」の条項、第2条に「室戸市が四国ジオパークの認定に向けた運動の最重点地域としての取り組みを進め」と言うように、目的を明確にした文言を加えるべきだと思いますが、いかがか。

この点を趣意書及び規約を作成された方にお考えをお伺いします。》

答弁(発起人):《室戸市は「室戸ジオパーク」に向けて取り組みながら、「四国ジオパーク」が本格化して「室戸ジオパーク」では無理だと考えた時には、「四国ジオパーク」認定に向けた活動として取り組みを移行していく。》(要旨)

ただ、この協議会が終わったあと、昨年度に国交省の調査を行った(株)相愛の社長で高知工科大特任教授の永野正展氏は講演の中で、この点について次のように指摘している。

【今後、室戸だけで「室戸ジオパーク」としてユネスコの世界ジオパーク・ネットワークに参加しようとしても、それはかなり難しい。】

この意味は室戸にとって非常に厳しい指摘だ。永野氏が言われたことを裏読みすれば、
【室戸ジオパーク協議会の取り組みによって「室戸ジオパーク」の認定を得ようとするのは困難だから、室戸市も「四国ジオパーク」の中の一地域として「四国ジオパーク」の認定へ向けて取り組むことを勧めます。そうして、「四国ジオパーク協議会」がユネスコの世界ジオパーク・ネットワークに参加して、その認定を目指すことの方が早い】

永野氏は暗にこう言っておられる。こう読み取った参加者が何人いるだろうか。「困難だ」ということは「無理だ」という意味であると、私は解釈している。

だから、この協議会は最初から室戸半島を「四国ジオパークの最重点地域」となるように活動を強化し、「四国ジオパーク」ができるだけ早く認定されるよう取り組む事が、労少なくして成果大の道となろう。

本当は私も出来れば室戸市周辺地域は「室戸ジオパーク」で認定をと思っています。だが、どちらにせよ、それでは途中で「四国ジオパーク」の動きに参入するようになるのは明々白々。それなら最初から「四国ジオパークの最重点地域」となるよう運動を進めたほうがより効果的だと思うが、皆さんは如何がお考えか。

日本には「負けるが勝ち」という、先見的な良いことわざもあるではないか。


さて、私は平成3年からこれまで、長くこの地質を題材にした地域づくり活動に取りくんできました。この動きと連動するように、昨年12月の室戸市議会において「ジオパークの認定取得に取り組むべきだ」と提言しました。そして、この出版に関する予算を考えると大変勇気がいることでしたが、4月に室戸半島の地質による観光振興の一助になればと地質写真集の制作を決意し、発注しました。

その後、6月5日になって、このジオパーク協議会を設立するとの連絡があった。
いま、「やっと地質でこの室戸を盛り上げる時代がやって来たか」の思いは強い。地質特集の地域雑誌を発行したのが平成3年と平成8年のことでしたから、これまで約十二年間、このチャンスを待ったことになります。


★トピックス☆ 
この今回のジオパークに関する運動に、6月末に出版します地質写真集がお役に立ちます。その本の名は、『青空地質博物館』。定価は2200円(税別)です。是非お買い求め下さって、活用されることを希望します。
コメント

地方議員研修講座:その4・地域リーダーのバイブル『土佐のいごっそう地域論』

2008-06-09 | 政治家のあり方
          
    
           写真は、私が平成2年から9年12月まで出版していた地域雑誌『あおぞら』
           最終号の、『土佐のいごっそう地域論』。地域のためになればと、儲け度外視で
           出版し続けていた地域雑誌でしたが、これも多額の借金を考えて廃刊を決めた時
           に、最終号として発行した本でした。地域づくりのバイブルといわれている本。



『土佐のいごっそう地域論』の巻末に地方議員も学べる精神をまとめてありますので、それを記した後、少し付け加えたいと思います。文中の「人間」を「議員の自分」に置き換えてお考え下さい。

その項目のタイトルは、「町おこしリーダーの条件」。

《①情報収集能力と思考能力を持ち、それを即、行動に移す勇気を持った人である こと。
 
 ②懸命な人に対しては、愛情豊かな人間性を発揮できる人間であること。
 
 ③一つの地域活動を始めた時、他人にやらせて自分は威張っている「仕掛け人」 であってはならない。
 
 ④キャッチフレーズを作る能力と活動を図式化する能力を持っていること。
 
 ⑤ボロは着てても心は錦。自分は貧乏していても、借金して地域の大事業が行える度胸を持っていること。
 
 ⑥大勢の仲間や協力者がいる一方、一人の寂しさ、孤独感にも耐えられる人間であること。一人だからといって、途中でやめないこと。全ての基本は一人で何ができるかだから。
 
 ⑦遊び心に裏打ちされたアイデアマンであること。但し、「遊び心」といっても、遊び人の持つ「遊び心」のことではないので念のため。
 
 ⑧リーダーとなれる人物であるに越したことは無いが、やる気を失ってしまった仲間たちが去ってしまい自分一人になったとしても、自らが実践行動してゆける強さを持っていること。
 
 ⑨いつも地域に危機意識と「俺がやらねば」という使命感を持っていること。
 
 ⑩地域の“宝”を発見する観察眼を持っていること。それには、自分の町を一人でよく取材・調査して回ること。知らないから、“宝”が発見出来ないのである。
 
 ⑪肩書きなどいらない。専門的な分野の情報整理能力を持ち、それを活かそうとする姿勢を持っていること。
 
 ⑫いくら忙しくても平気でいるために、若いうちから夜遅くまで書物で学んだり人の倍、体を酷使して働くなどして、自分の体を自らいじめて性根を鍛えておくこと。でなくて、若い時から人の目を盗んで怠けるような人間ならば、何をやっても大成しない。
 
 ⑬まちづくりは、企画力(方策)と演出(売り方)をどう組み合わせるかだと理解すること。》


以上が「まちおこしリーダーの条件」の十三か条ですが、地方議員にとっても参考になることがあるのではないでしょうか。

これにいくつか付け加えますと、
 ⑭議員でも地域リーダーでも、また町の商店主でも大会社の経営でも、そして行政の市町村長や職員も同じですが、これだけは覚えておいて下さい。

【何事も、昨日の続きの今日、今日の続きの明日であってはならない】

これが解かっておらず、おろそかになっている人が多いから、町はどんどん枯れていっているのです。この言うところは、いわゆる「マンネリ化」。毎日の仕事がマンネリ化しているから、「より強く、より高く、より速く」がなおざりになっているということになる。

商店主なら、「他の商店主より早く起きて、より高い利益を上げることを目指して研究し、より強い店に拡大してゆく」。そうすれば商店街も今以上、活気のある商店街になる。それを、行政の力を借りずに自分たちが自分たちの力だけでやろうとするその根性が無いのを棚に上げて、「やってもムダだ」といって仕事に熱意を失い投げ出していては、良くなる訳が無い。自分たちが自分たちの力だけで何かをやろうともせずに行政の補助金等の支援に“おんぶに抱っこ”では、良くなる訳がありません。

議員なら、「他の議員よりも質問・質疑に立ち、日頃は毎日休まずに自分の自治体や町の調査研究に励んで、行政にもっと関心を持つこと。そして、他の全国の市町村の模範となるようなそんな先進地議会になるよう努めること。そして、町村議員の低い報酬では無理だが、市会議員は本業を辞めて議員を専業として務めても生計は立つ」。両方から給料をもらっていると、二兎を追うもの一兎も得ず、の例えもあるように、両方の仕事とも満足な働きが出来ない。議員としても、本業の仕事にしても。これは誰が考えても解かる、当たり前のことです。

先に示したように努めれば、議員も議会も優れた人物、組織になるのは間違いありません。「昨日の続きの今日、今日の続きの明日」ではなくなり、能力や組織力は間違いなくアップします。

 ⑮議会が良くならないのは、上に『社長』がいないからです。社長がいない組織だから、怠けても誰も叱らないし、怒る人もいない。
たまに正義感の強い議員が批判をするとみんなで糾弾し、その人がさじを投げると、これ幸いと怠けていた人は開き直ります。全国の自治体全てに社長的立場の人を置けば議員全員が今の10倍は働くようになること請け合い。「コリャー、働かんか!」と怒れば。
あっ、議長は社長では無いですよ。あの人たちも同じ議員だから、他の議員を働かせる力は無い。ただ、能力を持った議員が議長になれば、仕事をたくさん作ることはできます。そこを狙って議会改革を進めるしか策は無い。
 
 ⑯商売でも議会でも同じだが、地方の悪いところは、悪い点を指摘されても耳を貸さないばかりか、逆に反感を持つところ。このように自らの反省が無いから、いつまで経っても関わるその組織が良くならないし、店も良くならない。それは、「昨日の続きの今日、今日の続きの明日」で自分の仕事を考えていて、振り返らない人が多いからだ。

それと、我欲が先に立っている人を見ると、そんな人には作為が見られ、往々にして悪い行動に出る。買収とか、悪しき働きかけをするとか、策略を巡らす人が多い。自分の欲を優先して、より多くの金を手にいれようとか、権力を手にしようとか、地位を得ようとか、票を手にいれようとする人たちがいる。

これらの状況を変えるのは簡単です。この人たちが欲を捨て、昨日の続きの今日でなければよい、今日の続きの明日でないようにすればよい。変えることだ。「日々新た」という言葉もある。毎日同じ生き方でなく、昨日よりも良い日にする努力を重ねていく。そうすれば、昨日よりも今日が良くなり、今日よりも明日が良くなるのは必然的だ。

議員の皆さん、勉強しましょう。それでしか議会人としての値打ちを高めることは出来ませんし、達成感も味わえません。つらい辛い努力を重ねて、壁を一つ乗り越える毎に、達成感で喜びが沸いてきます。

とにかく、市議会議員は本業をやめて、専業議員となることをお薦めします。そして、行政に関心を持って、行政に関心を持って、行政に関心を持って、議員として当たり前のことを当たり前のごとく仕事をすること。子供たちが頭が良くなるために昼間も夜も勉強しているように。

そうだ、大人たちは子供がしている姿から学べばいいんです、高ぶらずに、自分の“値打ち”をうんと低くして。ならば、議員の能力は上がってくるし、それによって議会組織も確実に能力が向上し、議員に対する、そして議会に対する世間の評価も上がってくる。


では、これで全国の地方議会議員の皆様を対象にした、今日の講座を終わります。野暮なことばかり申しましたが、ご静聴ありがとうございました。また一緒に勉強しましょう。 
コメント

地方議員研修講座:その3・議員は『議員必携』を読破せよ

2008-06-05 | 政治家のあり方
            
            
            議会議員の基本知識や基本精神を教えてくれる二冊の本です。左が全国市議会議長
            会編の『地方議会議員ハンドブック』。右が全国町村議会議長会編の『議員必携』。
            内容の価値や密度は、断然後者の勝ち。ま、発行の歴史が54年間もあるから無理
            もありませんが。
            全国の議員さんも是非この本を購入して、内容を徹底的に勉強されることをお薦め
            します。もう購入されている方なら、すでに議会改革に目覚め、取り組んでおられ
            ると思います。


今日は、この『議員必携』の中から、「議員の権限と義務」の項をまとめてお伝えしたいと思います。
まず、「議員の権限」。議員が行使する権利について。これには8項目挙げられている。
①議会召集請求権。 ②開議請求権・・これは、議長が会議を開かない時、議員定数の半数以上の者が議会の開会を請求することができるというもの。 ③議案提出権。 ④動議提出権。 ⑤発言権。 ⑥表決権。 ⑦侮辱に対する処分要求権。 ⑧請願紹介権。 

次に、「議員の義務」。これは議員がこれに違反したら懲罰が科せられたり議員失職する担う義務、責任。
①会議に出席する義務・・議員は議長からの招状を受けても正当な理由なく召集に応ぜず出席しない場合は、議決を経て懲罰を科せられることになる。議員が別に持っている本職が忙しいからと議会を欠席するのは、この地方自治法137条に違反していることから、懲罰を受けることになる。
②委員に就任する義務
③規律を守る義務
④懲罰に服する義務
⑤兼職の禁止
⑥兼業の禁止・・これはその自治体の仕事を請け負うたり、請け負う法人(会社)の役員になってはならないということ。

次に、一般質問について『議員必携』には次のように書かれている。
「町村議会の活性化方策に関する報告書」の中に
《一般質問は、議員がその町村の行財政全般にわたって、首長等の執行機関に対し疑問点を正し、所信の表明を求めるものであるが、場合によっては一歩踏み込んで政治姿勢や政治責任を明確にさせたり、政策の変更・是正、あるいは新規施策の採用などを要求したりすることも可能である。したがって、議員にとってはその政策形成能力を発揮する重要な手段であるが、カイゼンすべき問題点もある。特に、議員側としては、地元の陳情に終始したり、首長へのお願いやお礼言上の場になったりすることは厳に慎むべきである》
とある。

要点をまとめると、一般質問とは、
①執行機関に対し、疑問点を正し、所信を求めるもの。
②執行機関に対し、政治姿勢や政治責任を明確にさせたり、政策を変更・是正させ、新規施策の採用を要求するもの。
③議員の政策立案能力と、政策実現能力を発揮する場であること。
④一般質問で首長に地元の要望・陳情を行ったり、お礼を言ってはならない。
となる。

これに私が付け加えておきたいのは、
⑤行政の現状について教えを乞うたり、金額やデータの数字を教えてもらって納得しているだけの一般質問も改めること。あれは恥を掻いているだけで、何の効果も行政への効果も全く無い。
行政の現状も、金額も、データの数字も全て、議会前に自分が県庁やその自治体の担当者に聞いたり、インターネットで関係事業を調べて調査した上で、まとめ認識するもの。それを基に質問原稿を書き、議会に望まなくてはならない。議会前、ほんの3,4日で質問を書き上げた“付け焼刃”の原稿では、やめておいたほうが恥を掻かないだけ、まだ増し。

⑥ ①の補足になるが、議会の責務は行政に対する厳しいチェックと監査にある。それを議会前の二ヶ月の調査によって議員としての責務が果たせているということをよく認識し、そう努力すること。

⑦ ③の補足になるが、議員の責務はチェック機関の一員であると共に、もう一つの役目は、提案。加えて、条例を議会に提案する議員提案条例を作成する仕事もしなければならない。提案する議会に改革していけるのは、議員一人一人のたゆまぬ努力でしか成し得ないことをよく知ること。

「議会の時に出席したら、後の二ヵ月半は遊んでいても報酬をくれる」なんて思ってる議員は、よくいう“給料ドロボウ”とのそしりを受けてもその人を批判する立場には無い。「あなたが悪いのです。不真面目なあなたが」。

⑧一般質問でも大綱質疑の質疑でもそうだが、ベテラン議員がその模範となること。
現在、全国の議場ではベテラン議員が後部座席に座り、質問にもあまり立たない傾向があるが、これは改めるべき。その議員たちが毎議会質問に立ち、持ち時間一杯、その主張や政策や知識や調査の優秀さを披露して、議場をうならせる生きた模範を示すことによって、新人や二期目の議員が育ってくるものだ。
でも現状は、その人たちが意欲を失い(元々なかった人もいるかもしれませんね)、模範となれない現状があるから、新人や二期目の議員がいつまで経っても意識に乏しく、育たないということも言えよう。

むしろ、新人議員が議会の活性化に努め、その人は二期目になっても議会を引っ張っているが、あいつだけがなぜもてるというジェラシー、嫉妬心も手伝って、周りがそれについてゆけなくて、反対にその高い意識を持つ議員が孤立しまっている状況もある。もっとみんなが素直になれば町はもっとよくなるのですが、大人になるとなかなかそこが素直になれない。「もういまさらオレが努力しても遅い」と自覚しているだけに。

だから、議会に一人ぐらい先進的な人物が突如として現れても、議会などという組織は変革できるものではないということだ。

なぜなら、「賛成多数」で物事が決まっていく世界だからです。「多数」に意欲が無い場合、その「多数」の声の力で物ごとが進められてゆくことの、いかに理不尽なことか。それが、議会という組織のよい点であり、弱点でもある。

これを解決するには、正義が理解出来る議員が一人ではなくて、二人以上出てくること。仕事熱心で賢明な議員が、報酬分以上の働きをしようといつも心がけている議員が多数派を占めるようになれば、議会は必ずよくなり、そこでやっと市民に貢献出来るようになる。

そうならなければ、常勤の公務員のように毎日議員としての職責を果たそうと働く議員が一人ぐらいいても、現状のままの悪い状態で十年、二十年と時が過ぎてゆきます。

だから、これはその熱心な議員が考えることではなくて、その熱意に乏しい議員さんたちが考えなければ、町はいつまでも変わらない。貴重な町の予算から報酬を毎月支払いながらですが。モッタイナイ。

結論は、「議員は毎議会、一般質問に立ちましょう。そのためには事前の約2ヶ月の調査・取材活動が必要になります」。本日の講座のこれが結論です。

(注:私のブログは、文字配列が乱れますので、文字サイズ「中」でご覧下さい)
コメント

「商売と屏風は広げすぎると倒れる」

2008-06-04 | 組織のあり方
「商売と屏風は広げすぎると倒れる」。正しく名言である。

偽装で大失態が明るみに出て、商売に大きなダメージを受けた船場吉兆。あの店が本店も支店も全ての店で、一度お客さんに出した料理を、箸を付けてあったものもあっただろうに、洗い直したり、揚げ直したりして、別のお客さんに出していたという。

驚くなんてもんじゃなくて、あんなのは商売を舐めちょうというものだ。商売人以下の人間のすること。

「モッタイナイ」が高じると反対に店をつぶしてしまうという、よい例だ。で、当たり前のごとく、倒産した。店に勤めていた人たちの行く末だけが案じられます。

この店が終わるに当たって一つだけ世間に教訓を残した。それは吉兆の先代の言葉、「店と屏風は広げすぎると倒れる」。本当の商売人、料理人の精神が理解できていないと、ここまで究極の言葉は吐けない。商売人の長い経験を踏まえてこそ生まれる言葉である。


実は、この言葉から商売をしているある人の事が頭に浮かんできた。

夫婦で長く喫茶店を営んできて、周辺地域の人気店として今も繁盛はしている。でも、そこの御主人が十年ぐらい前、知人から県議選の選挙運動を手伝ってほしいと頼まれたのが間違いの始まり。それをきっかけにして、知識も無いのに政治に目覚めてしまい、いきなり首長選挙に出た。周りの人たちは止めたが聞かずに出て、当然のごとく大差で敗れます。

それでやめておけばいいのに今度は議員の選挙に出た。それが運がいいのか悪いのか知らないが、下位で当選してしまいます。もうその頃は店もそっちのけで、商売は奥さんと従業員がてんやわんやで切り盛りするようになってしまった。

議員になった店長は、知識も無いままの議員職では世間の信頼も生まれないし、店にはいつもいないから常連客は次々と店を離れ、お客さんは急激に減少します。唯、一見さんの多い店のため、店長がいなくてもその点は余り変化は少なく、救われている。

彼は、今は議員職に無いが、一度、店の経営に対する情熱を失った人は二度と再び意欲を生み出せないものなのか、止めるんですが、彼は未だに店と関係の無い政治に関わり続け、店は奥さんが店長になって必死に切り盛りをしている。その姿は可愛そうなぐらいだ。

彼には時に、強く「政治に関わるなど他ごとをするのはやめて、この喫茶店に専念しいや。せっかくこんないい店にしてきたのに、もったいないじゃないか」というと、話をそらして聞きいれようとはしない。奥さんにも「誰もがやってみたいとうらやむこんないい店を経営している、その幸せをマスターは解かっていない。ここで一日中、仕事をしてお客さんと世間話に花を咲かせ、一日が終わる。私ならそれだけで幸せです。それを幸せと思えたら、他ごとはしないはずなのに、なぜそうしないんだろうね」と話すと、奥さんも「私もそう思う」と。

この店主は船場吉兆のように“店を広げて”他に支店を持ったわけではない。だが、自分の大事な店の経営に熱をいれずに、柄でも無い政治に手を出すのも他ごとに手を出したという点で、“店を広げた”と似たようなものだ。

一つのことに集中できず、商売をナアナアにしながら、別に自分の得にもならないし、利益にもならない、むしろ喫茶店主が政治に関わるために店主と相反する政治的考えを持つ常連客はその店を次々と去っていく点から言うと、損も損、店にとっては大きな損失になっている。その間違いを改めた方がいいと話しても、聞き入れようとはしない。

そこが分からない経営者は早晩、大きな痛手を負う危険性をはらんでいる、と私は思っている。

【商売と屏風は、広げすぎると倒れる】 世間においては、先人の教えから学ばなくてはならないことは多い。

最後に私からも一つ、格言を。

【商売人は、政治的主義主張を行ってはならないし、政治的行動も起こしてはならない】

損はあっても、得にはならないからだ。
コメント

上下関係が解からない人々

2008-06-03 | 組織のあり方
          
            安芸市井の口にある三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の生家。


本当に世の中乱れている。何といっても、上下の関係を理解していない行政関係者の何と多いこと、多いこと。最近、特にそれがひどく、目に余ります。

最初、それに気付いたのは、日本相撲協会が朝青龍の件でもめて、文部科学省に協会の理事長が謝りに行った時の光景だった。
大臣室に入ってきた理事長が一度、頭だけペコッと下げたが、その前に文科大臣が腰を曲げ、深々と二度ほど理事長に対し、礼をした。その光景をテレビニュースで見た時には、どちらが謝罪しに来た人間なのか分からなくなりました。

それはまるで、文科省が日本相撲協会に対して非常に失礼な大失態をしてしまい、その長である大臣が理事長に謝っているかのように見えた。

あの場合、謝罪する立場にあるのは理事長だ。理事長は大臣室に入って大臣の前に来たら、まず先に大臣が行ったように腰を折り曲げ、深々と礼をし、謝罪すべきで、大臣は軽く一度礼をして椅子に座ればいい。そうすべきだったのを、理事長がそうしなかったから、思わず大臣が深々と礼をしてしまったということだ。


上下の関係が分かっていない人たちが他にもいる。

大阪府の橋下知事は、まだ30歳代。その年齢の所為で、完全に周りの上下関係が分かっていない人間たちになめられている。見ていて、本当に腹立たしい。府民はあのことに対してもっと批判の声を上げるべきではないでしょうか。

初めは、府内のどこかの市長と女性職員。最近で言うと、職労の委員長とか教育関係者とかの中にもタメ口で、「オレたちの生活はどうなるんだ」と、府民の生活を顧みず、自分たちのことを優先させて主張する人間の姿があったが、なんとも情けない。

あれは府議が議会で知事を批判するのとは訳が違い、あの首長にしても、府職員にしても、府民に雇われた人間だという自分の立場を解かっていないし、府政の財政実態、加えて世間の経済実態を知らなさ過ぎる。

怒りをぶつけているあの相手が、例えば東京都知事をしている石原慎太郎さんなら、あんな物言いをする勇気、度胸があるのか、同じように言えるのかだ。言えないだろう。ちょっと言うだけで、ものすごい反発を受けること受けあいだから、その前になめた口はまず叩かない。

もし、橋下知事じゃなくて、元首相の小泉純一郎さんが大阪府知事に就任して橋下さんと同じように行動し、同じように発言した時、橋下知事に対して言っているように言えるのか。言えないだろう。


だから、橋下知事に対し上からモノを言っているこれらの行政関係者は、不勉強ゆえに上下の関係が全く分かっていない人。そして、人を見て発言を変えたり、行動を変えたりする裏表のある人間たちです。

「あっ、こいつはオレより若い」と思ったら、なめた口を叩き、「あっ、この方は元首相だった人だから、偉そうなことは言えない」と思ったら、下からモノを言う。こんなのは、人を見て物言いを変えている裏表のある人。こういう人は、若い人からは決して学ぼうとしない、高慢な人。

人間、二十歳を超えれば年齢に関係なく教えを乞い、学ぼうとすべきだと覚えておかなくてはならないのだが、自分を低くできないから、若い人に「教えて」とはなかなか言えないのです。教えてもらえば、後で自分が得するんですがね。

こんなふうに、上司が若いととかく反発して、上下関係を無視して上からモノをいう人たちは、年齢に関する差別主義者と決め付けていい。小泉大阪府知事なら高飛車な批判は何も言えないだろう。あの首長たちも、府の職員たちも。


橋下さんのファンというほどでもないが、あなたの真剣味だけはニュースでもちゃんと伝わってきます。応援してますから、どんどん改革して下さい。どちらにせよ、どこの行政関係者も大なり小なりはあるが、改革には抵抗するものです。どんどん改革・カイゼンの推進に努力されることを期待しています。



さて、開会半月前ですが、6月議会の質問原稿が仕上がりました。これからは原稿読みに入ります。
コメント

高知県東部九市町村による合併議員連盟を設立しよう!

2008-06-02 | 市町村合併
        
        
          イラストは、地域雑誌『あおぞら』創刊当時の平成3年頃に馬路村の馬路地区を描いた
          ものですが、もうその頃にはこの辺にあった魚梁瀬営林署馬路貯木場は無くなっていま
          した。
          昭和40年代には大型トラックに乗ってよく造林木の丸太をここに積みに来たものでが、
          その賑わいはもうこの村から無くなってしまいました。



今日は、朝早くから高知市へ出かけてきました。

目的の一つは、室戸半島の地質写真集『青空地質博物館』出版(7月上旬発刊)のため高知市で唯一、販売をご依頼する冨士書房さんへの挨拶と、県庁各部局におられる知り合いの職員に発刊の挨拶のため。これは、ユネスコのジオパークの一つとしして認定してもらうための、私の一つの議員活動として取り組んでいる。
もう一つは、長く一緒に取り組んできた市町村合併支援室にお寄りして、県の市町村合併事業の進展具合をお聞きするためでした。


冨士書房さんにごあいさつをすませた後、県合併支援室にお寄りした。忙しくデスクワークをしておられた勝賀瀬室長は、私の顔を見ると立ち上がり、どうぞと招いて下さった。

市議会議員になってからは合併シンポジウムの開催などで無理なお願いをするなど、ずっとお世話になっている室長とは、室戸市や周辺市町村の状況も交え、しばし合併論議に花(?)を咲かせた。だが、やはり二人ともなかなか進展しない県内の合併に悩ましく思っていて、それは首長と議員の思い一つで好転もするし、このまま合併しないままずるずると時が過ぎてもいくという点では思いは同じと、私はそのように受取った。

私はそこに尾崎知事の意思のあり方が大きく左右するとも考えている。

先の愛媛県知事のように、合併に向け強い意思を示せば高知県の今後も同じように市町村合併は大きく進展するし、橋本知事のようにその合併の対象となる地域の人たちの意思を尊重し過ぎて、県が合併に向け強い意思を示さなかったら、合併は進展しない。

今後においても、これまでと同じ轍を踏めば、また合併への取り組みは進展しない。私は、そう指摘させて頂く。

だから、地方の市町村合併は、その市町村の首長や議員がやる気を出せば急激に進むし、関心もないしやる気も無いとなれば、絶対に合併はこれからも成立しないということだ。


そこで、議員のひとりとして、呼びかけたい。高知県東部の2市4町3村による市町村合併議員連盟、「高知県東部合併推進議員連盟」を設立して、合併を進めようではありませんか。100名の議員さんの中で、せめて1議会に一人だけでも合併に賛成する議員さんはいませんか。その議員さんは是非一緒にやりましょう。

私たちで、この地域を動かしてゆこうじゃありませんか。

急激な人口減少とそれに伴う税収入の減少、そして財政難。これらを考えると九人の首長を一人に、100人いる議員を30人にすれば、それだけで財政は急激に好転します。


「自分の職場を失うから合併には反対だ」という自分の欲を優先する政治家は、真の政治家ではありません。正義の政治家とは、自分の職に恋々としない、「ただ地域住民の生活さえ良くなれば、自分の生活はどうなってもいい」、そう考える政治家が真の政治家である。

首長も、議員も、「町のため村のために働いてね」と頼まれ、地域住民に選ばれて職についたからには、そのことだけに専念して働くべきです。報酬を住民からもらっている以上、住民の将来のことを慮(おもんばか)って働かなくてはならないのです。

よく、お考え頂きたい。そして合併にむけて進めてゆきましょう。
コメント