青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

地方議員研修講座:その2・能力アップは情報誌『ガバナンス』で

2008-05-31 | 政治家のあり方
平成15年4月の市議選で私は議員にしていただいた。立候補者21名、当選18名中、12位。後援会も作らないし当然、運動員は一人もいない、そんな女房と二人だけの選挙で、97049円の選挙費用での当選は、全国の地方選挙において、例が無いのではないか。そして、19年4月の選挙では経費は45000円で済んだ。

初当選から五年が過ぎた。行政では不正や不公平、不適正や不適切など、あってはならない事が放置され、してはならない事が行われていたし、いくら指摘し改善を求めても、なぜか未だに全てが改められたわけではない。我が町の自治体の状況を見れば、他の全国の市町村の状況も押して知るべしで、そんなに変わりは無いだろうことが解かる。

これは議会に関しても同じで、全国においても、指を折って数えるぐらいのほんの一握りの先進的で改革指向の有能な議会を除くと、大体似たような状況にあるだろう。


ここに「ぎょうせい」発行の、『ガバナンス』という情報誌がある。これは、副題を「21世紀の地方自治を創る総合情報誌」とする、自治体議員と自治体職員を対象にした月刊誌です。毎号、勉強になる特集などが並んでいるので、よく読んで、課題を見つけて研究し、先進地や先進的行動をする議員に学んで実践すれば、読者の能力アップは、まず間違いない。

私もこの中から議会改革の重要性を学び、独自に議会基本条例を作成して議員提案しようとしましたが、議員の理解を得られず、断念した。これはほんの半年前のことです。これも、先を走ると周りとの軋轢を生むという、一つの例。仕方無いことだ。

ですが、人間生きていくのに、道は一つではない。私は私の新たな道を模索すればよいだけのことで、議会改革の可能性が消えうせても、何も悩むほどのことではない。今新しい道を既に歩み始めており、そこでまた力を発揮しようと取り組んでいます。それはきっと、町の発展のために一つのエポック・メーキングな活動になると確信している。


さて、『ガバナンス』6月号の中で注目した記事があったので、その中の一部を抜書きして、私見を書き添えたい。

《1990年代移行、推進されてきた地方分権の流れの中で》(議会が)《いきなり二元代表制の一方と持て囃されても、首長部局との実質的な対等関係の構築は困難という見方が一般的であった》

→(谷口私見:首長部局主導、首長部局依存の体質では、いつまで経っても二元代表制は構築できない)


《地方分権改革が着手されて久しいにもかかわらず、自治体議会、中でも都市的地域では無い農林漁業を主産業とする地域の市町村議会等では、ある誤解が蔓延していた》(ある誤解とは)《地方分権改革を無駄を省くことこそ至上命題と捉え》、《一方では首長部局の冗費節減をはじめ、住民の不平や不満を声高に代弁することを繰り返していた》。

→(谷口私見:イヤイヤ、それすらも行われてはいない)


《そして何よりも滑稽なのは、この事態が認識できない者たちによって自治体の議会が構成され運営されている事実である》

→(谷口私見:正にその通りの現状にある)

《二元代表制というシステムの中の機関対立主義と言う原則は、首長との敵対を意見するものではなく、かといって逆に首長との馴れ合いを意味するものでもない》

→(谷口私見:正にその通りだが、その前に議員たるもの、首長と敵対するぐらいの意欲と気骨が必要であるし、「馴れ合い」の関係にならなくてもよい実力を身に付ける必要もある。「意欲と実力」、これを持つ議員がどれほどいるのか)

《議員に対する世間の評価はかねてから大変厳しい》、《彼らに対する辛口の評価が有権者によって行われ、次の選挙で厳粛な審判が下されるのはむしろ望ましい》

→(谷口私見:その通りだが、地方議会の選挙はそうはならないことをもっとよく調べて知っておくべし。
なぜなら、四年間の議員活動における正当な評価に対して住民は「それはそれ」として、四年後の選挙の時になると、それら四年間の評価は議員の「質」に関係無しに大勢が集(たか)り込んで、その議員のために運動をする。その結果、多くの住民は評価の低い、あまり市政に貢献もしていないし、議員活動といえるほどのこともしてこなかった議員に投票し、上位当選させている現状が、日本全国にあるからだ。これでは、地方はいつまで経っても良くなる訳が無いし、地方分権を支えるだけの頭脳は確立出来やしないだろう)

《自治体議会は職業としての政治に関わる専門家なのか、政治にも行政にも素人であり、首長の召集した会期の間だけ働く季節労働者なのかという素朴な疑問である》

→(谷口私見:私のように職業として政治に関わる専門家もいれば、季節労働者的な議員もいる。これは、一つの意識を以っていれば前者で、意識を持たなければ後者であるのは間違いない)

《議会が首長と共に自治体という車の両輪たり得るためには、個々の議員が自らの得意分野を確立したプロとして各々が守備範囲を確定》すること。その上で、《自治体議会という機関の一員たることを自覚しながら議会自身の『創意と工夫』を首長に提示し続ける力を蓄えていく事が必要》

→(谷口私見:議員として「プロ」のなるには、議員になるまでの人生の上で培われてきた人間の資質が大いに左右する。その資質のレベルがもともと低いと、これは議員になってからレベルアップを図ろうとしても、もうそれは無理な話。
だから、議員になってから議員としてプロになれる人は、議員になる前から既にある程度、能力を持った人だといえる。それ以外の人は、任期をいくら重ねようとも、プロといえない能力のまま議場を後にし、去っていくことになる。十年議員をやろうと、二十年、三十年議員をやろうとも、能力が身に付かないまま議場を去っていく例は、この世の中多いものである)


以上、議員のための情報し、『ガバナンス』の記事の中から拾い、議員は如何にあるべきかを考えてみました。議員のプロになりたい方は是非、「ぎょうせい」から出ている月刊誌、『ガバナンス』を御購読下さい。

では、今日はこれで講座を終わります。また、一緒に勉強しましょう。

尚、6月議会の質問原稿は書き終わりまして、これからはその原稿の本読みに入ります。室戸市議会の6月議会は、6月20日(金)に開会の予定。白熱した質問戦にご期待下さい。   
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パソコンの起動が遅いとお困りの方に、朗報です

2008-05-31 | プライベート


パソコンも長く使っていると、ウインドウズのマークが出ている画面からスタート画面に移るのも、またそのスタート画面からインターネット・エクスプローラーやワード、またメールに使うアウトルック・エクスプレス等に移る時に、いくらWクリックしても時間が掛かって、なかなか画面が変わらなくなります。

実は、私もそれでよくイライラして、何度もクリックするため、しばらくしてYAHOO等のホームページが出た時には、下のバーにYAHOO、YAHOO・・といくつも同じ文字が表示される、笑うに笑えない羽目になる。

このように、次に移る動作が全く遅くなって、これを早くする方法をパソコンに詳しい色々な方に聞くんですが、余り名案もないようで、どなたもこの方法を知らない。

それがです。この一週間前、市内の書店に、上のようなパソコンソフトをおいてあり、「驚速」の文字に釣られ、騙されると思って、これを買って来ました。

タイトルは、「ソースネクスト 驚速 for Windows XP」。価格は税込み3970円でした。会社名は、ソースネクスト(株)。

で、一週間前に買ってきたんですが、私はインストールしただけ。その日は少し速くなったように感じたが、それでもまだ「この程度か」ぐらいでした。

次の日。パソコンを立ち上げて「インターネット」をクリックすると、「昨日よりは少し早くなったかな」ぐらいだった。そしてまた次の日。「いや、ちょっとこれはいいんじゃないか」と思いはじめ、日を追う毎にどんどん早くなってきて、今日あたりは、「クリック」、即「ホームページ表示」、「メールのページを表示」で、タイトルに偽りはありませんでした。それはそれは、驚くように早くなった。

何も会社から賄賂なんかもらっている訳ではないが、このソフトはとてもいい製品です。動きは間違いなく早くなり、皆さんもお買いになれば、きっと大満足すると思います。

ま、信じる方はお試しあれ。「信じるものこそ救われる」といいますので。

私のような60歳の手習いでパソコンを始めた者が、議員活動に大いに成果を上げる事が出来るようになったのもこのパソコンのおかげですが、そのパソコンの動きがよくなるということは、議員活動のフットワークもよろしくなるということであり、このソフトには大変感謝している。

パソコン操作のストレス解消に、「驚速ソフト」の購入をお薦めします。

以上、平成16年からパソコンを始めた団塊世代の議員からのお知らせでした。
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日本初の地質写真集『青空地質博物館』の試作版完成

2008-05-28 | 青空編集室
         
           室戸半島の地質写真・細密画集『青空地質博物館』の試作版が出来ました。



この写真集は、室戸半島の海岸の芸術的な形をした岩を風景の中から切り取って撮影した、アート感覚一杯の岩石写真集です。

これまで日本には、地質写真が掲載された写真集はありましたが、ほとんどが地質学的な内容の写真集ばかりで、このように岩石を芸術的感覚で捉えた写真集は発行されたことはありませんでした。

この本は、一つ一つの岩を周辺の風景から切り取り、展覧会の立体作品か彫像のように捉え撮影した、価値ある日本初の岩石写真集。

後半には、岩石を筆ペンの細かなペンタッチで描いた細密画を掲載しましたので、そのまま塗り絵にも活用が可能。

写真とイラストはともに、かつて地域雑誌『あおぞら』の編集発行人をしていました私の作品です。


この地質写真集は、全国の地質で地域づくりに取り組んでおられる市町村の行政関係者や地質学関係者の皆さんは是非、お買い求め下さい。

どうぞ、使用した写真68枚と細密画17枚から、感動体験ゾーン、室戸半島の素晴らしさを味わってほしいと思います。

発刊は6月末を予定。価格は2200円(税別)。
尚、この本は1000部限定版ですので、早めにお買い求め下さいますよう、お願い申し上げます。


ただいま予約受付中。ご予約は、(携帯) 090-4506-6343まで。
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地方議員研修講座:その1・平民宰相 原敬の生き方

2008-05-27 | 政治家のあり方
かつて、大正7年に首相に就任した原敬(はら・たかし)という人がいました。原以前の首相は全て華族でしたが、原は大多数の国民と同じ平民出身ということから、「平民宰相」と謳われたことは有名です。数多くの政治家と違って、叙爵(じょしゃく)を拒否し、平民であり続けました。「叙爵」とは、爵位を授けられること。

その理由は、《国の指導者は、国民から選ばれた衆議院議員でなければならない》と考えていたからといいます。

明治、大正から、昭和22年までは、選挙を経ないで華族らが議員となる貴族院があった。爵位を得ると貴族院議員とされる、それ故、原は爵位を頑なに拒否した。

このことから、政治家を目指すに当り、国民に選挙で選ばれることの重要性と、国民の審査をなんら経ずに議員となった人ばかりの貴族院にいることで、国民から自分も他の議員に向けられていると同じ目で見られるこの二つのことを嫌い、頑なに爵位を受けなかった事が分かります。

この原敬の座右の銘は「宝積(ほうじゃく)」。「宝積」は「宝積経(ほうしゃくきょう)」を指し、この経の本義に「人を守りて己を守らず」とある。これは、人に尽くして見返りをもとめないことで、同経を実践しようとしたもので、原の生き方が単的に表された言葉といわれている。

栄誉を求めず、爵位を求めず、ただ平民を全うすること。誠に感じ入る。私は議員の端くれとして、見習わなくてはならない。「市長になりたい」だの、「議長になりたい」だの、「委員長になりたい」だの、そんな名誉や権威を追い求めることよりも、もっと大事な事があるということです。

それは、議員としての職責を果たすこと、住民のために尽くすこと、住民の負託に叶うだけの成果を挙げるよう努力すること、報酬分以上の働きぶりで仕事をすること・・・・。いくらでも挙げられる。


手前味噌になるが、私は15年に議員になった時に自分に重い荷物を背負わせました。それは住民に選んでいただいたことを考えると、気を抜くこと自体がもう職責を全うしていないと判断したからです。

その「重い荷を背負う」とは、県外のある元議員が戒めとしている言葉を基に、私なりに次のような十訓を作ったことに因る。

「市議会議員の評価基準」

1、一般質問は毎議会行っているか。

2、どの議案に質疑し、賛成(または反対)討論し、賛成し、反対したか。それは積極的か。

3、政策実現はどのくらい出来たか。

4、公約は守っているか。公約以上の活動を実践しているか。

5、全市的な視野と観点で政治に取り組んでいるか。ドブ板議員にはなるな。

6、違法をしていないか。違法を追求しているか。悪人を許してないか。

7、市民の視点で働き、市民の声を代弁しているか。市民の犠牲になれているか。

8、公平、公正で、大局に立った姿勢を忘れていないか、何が重要か忘れるな。

9、利益誘導、不合理な口利きや働きかけをしていないか。

10、威張ったり、傲慢になっていないか。

筆書きしたこの十訓を、私が毎日座るパソコン・デスクの前の壁に貼ってある。議員として揺るぐことなく、毎日これを守り、一日として気を抜いたことがなく、真面目一筋で活動を続けている。

だから、自慢ではなく事実を申せば、この5年間、一般質問を欠かしたことがないのは私だけですし、普通どなたもしない討論に登壇した回数も一番多い。勿論、用意周到、議会で大綱質疑がある前日までに質疑原稿も仕上げて、その日に臨んでいます。
なぜ、こうして精力的に議員活動をするのかと言いますと、他の人のことは関知しないが、気を抜けば負けるから。それだけです。他の議員に負けるのが癪に触るから、負ける事がいやだから、頑張っているんです。夜昼無しに頑張るのは疲れますが、とにかく負けたくないから、一生懸命これまで四十年、生きてきました。

それと、住民の皆さんに、「谷口、お前は議員報酬分の仕事をしていない」と言われたくないからです。
それに、「谷口、お前は、不正を許しているのか」と言われたくないから、不正を許さないのです。
それに、「谷口、お前はしてはいけない不正な働きかけをしているじゃないか」と言われたくないから、どこかの人みたいに、市長に「あの会社を指定管理者にしてやって下さい」なんて悪いことは絶対にしません。

企業などとは利害を持ちたくないから、市議選では運動員の助けを借りることなく、女房と二人だけで選挙運動をしています。だから悪しき利害関係は全くないし、選挙で使ったお金も少なく、97000円、次の市議選では45000円で済んだ。


とにかく、議員は自分に重い荷を背負うべき。あれも、これもしなくちゃならないと思って仕事をすべきです。してもしなくてもいいなんて気持ちじゃ、いつまで経っても議員として一人前にはならない。そして、仕事は自分で課題を設定した上で、次から次ぎへとその課題に関して取材・調査・研究を重ねること。

県庁の担当課に行き、自分の自治体の課に行き、インターネットで調査し、その上で自分の考えをまとめて、やっと次の議会の課題、質問項目が固まって来るんだと思っています。

憲法第15条には、「全て公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定されている。議員は、住民全体の利益のため、この法令に基づいて公平にその権限を行使すべき厳しい立場にある。つまり、住民全体の立場に立つ議員として、勇気を以って公平・公正に、正しい判断を下すべきもの。議員は正義の味方として努めなくてはならないのです。


地方自治体議会の議員は、決して一部の地域や特別の個人や企業の利害で物事を判断してはならない。原敬首相のように、「名誉的地位に恋々とせず、人に尽くして見返りを求めない姿勢」。これこそが政治家や議員が守らなくてはならないルールではないか。
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自殺しちゃ、だめだ!

2008-05-26 | 書籍・新聞・テレビ


別の記事を投稿しようとしていたところ、「川田亜子が自殺」のニュースがインターネット流れ、驚いた。で、急遽、この記事を投稿している。


川田亜子のブログを検索すると、5月22日の「仕事の合間」や、21日の「眠れぬ夜に」の記事が死を暗示していて、悲しい。

TBSテレビで毎週日曜日の朝7時30分から放送している人気番組「もうかりサンデー」(現在は、がっちりサンデー)の突撃レポーターを番組の始まった時から知っていて、元気な取材が面白かったし、めがねもよく似合っていて、ファンだったのに。

ほんの昨日のこと、このブログで「人間、一生懸命やってたら、その内何か良いことがあるもんだ。だから、みんな自殺なんぞしちゃ、なんねえぞ。人生照る日、曇る日だ。人間誰だって、よい時もあれば、悪い時もあるんだ。何事も、我慢、我慢。我慢してりゃあ、その内、目の前がパッと開けてくらあな」と書いたばかりなのに、なぜみんな辛いからといって、すぐ死んでしまうんだろう。

川田さんぐらい広い交流の中にいる人なら、周りに辛い思いを聞いてくれる人はたくさんいただろうに。

恋愛なのかもしれないが、それなら他にもっとよい男がいくらでもいるし、あの美貌なら、男は捨てておかないだろうに。

例え、女性アナ同士のつばぜり合いであっても、業界を変えたり、業種を変え生き方を変えれば、未来に向けて心燃やせる仕事はいくらでもあっただろうに。

ともかく、「もうかりマンデー」の面白いレポーターぶりが捨て難く、これは他の女性アナウンサーでは比べ物にならないくらい面白くなく、最近出演してなくて、「川田はどうしたんだ」と思っていた。

でも、もしかしたら病気だったのかもしれないな。


本当に、最近は驚く出来事が多い。琴欧洲の優勝は驚くニュースでもうれしいニュースですが、川田アナの死は、驚いたし、悲しく思う。

とにかく自殺なんかしちゃ、だめだ。私にだって、死にかけたことや死にたくなったことはある。でも、それも病気でない限り、三年と続かない。それを過ぎれば、また心は晴れる。

この60を過ぎたオジさんのいうことを聞きなさい。悪いことは言わない。死んじゃ、ダメ! 

そのすぐ後、必ず、霧が晴れるように明るい青空が広がってくるんだから、人生、絶対あきらめちゃ、ダメだ!

つらくても、真面目に生きてさえいれば、きっとそのうちいい事があるから、「負けてたまるか」の気持ちで生きていこうぜ!
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只今、質問原稿作成中

2008-05-23 | 議員活動
           
           
           イラストは、安芸市土居にある野良時計。安芸市の観光スポットになっていて、人気のお家
           (畠中家)です。尚、イラストは、私が地域雑誌『あおぞら』を発行していた当時に書いて掲載した
           作品。


5月の10日頃からは、6月議会の質問原稿を作成するための調査と取材を行っていて、昼間は資料の整理と取材を基に原稿の下書きをし、夜はパソコンに原稿を打ち込んでいきます。いつもはもっと前の、議会開会の一ヵ月半ぐらい前から取材を始めて、資料を集め整理して、それらが行われた時間を整理した上で、原稿を書き始めますので、今月は地質写真集発刊のために、作業がちょっと遅れ気味であるのは確かです。

原稿作成も、雑誌記者時代のように校正に時間を掛けるため、この訂正・削除作業はいつも、議会の告示一週間前まで続く。そして告示の日にはこれを終わらせ、一般質問当日まで本読みです。その読んでいる時に文章の中で淀むところがあると、更に文章を訂正します。

で、なぜこんなにも資料集めやデータ集めに時間を掛けるかですが、それは、議会で「この数字はいくらになっているのか」なんて幼稚な質問をして、議場で恥を掻きたくないから。その一点にある。

これは、先に行われた子ども議会の小学生でも事前にデータを集め、それを基に市長や執行部に質問をした。このことを見ても、議員が如何にあるべきか、質問はどのようにすればよいのかは理解出来よう。

とにかく年齢に関係なく、みんな勉強する事が大切であるのは間違いない。それが市民のため、地域社会のためです。そして、それをするかしないかで人間の値打ちは変わってきます。

他の人がどう取り組むかは関知しません。私は、議員としての責務を果たすため、それに叶うだけの質問をし、質疑をして、市政に効果を生むことだけを考えて頑張っています。

閑話休題。
今日、ヤンキースは松井の二本のヒットが効果的に出て、2対1でサヨナラ勝ちしました。

それと、応援している琴欧洲が体重を増やした効果と聞くが、いつになくあれよあれよと勝ち進んで、今日にも13勝で優勝する。

勝てば今日の癒しになり、明日への活力に変えられる。勝つことが何よりの薬となる。真面目に、そして努力さえしていれば、松井や琴欧洲みたいにやがて日が射してくる。人間、一生懸命やってたら、そのうち何か良いことがあるもんだ。(怠け者は別だが)

だから、みんな自殺何んぞしちゃ、なんねえぞ。「人生、照る日、曇る日」だ。人間誰だって、良い時もあれば、悪い時もあるんだ。何事も、がまん、がまん。我慢してりゃあ、その内、目の前がパッと開けてくらぁな。こちとら、江戸っ子だい!寿司食いねえ。 (と、最後は森の石松になっちゃった)

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憧れのスタン・ミュージアル

2008-05-20 | プライベート
              
            まあ、見て。室戸の海は、今日も明るくすがすがしい。みんな室戸に来いよー。


久しぶりと言っても、丁度五十年ぶりでしょうか。懐かしい名前を見つけました。その人の名はスタン・ミュージアル。若い方は知らない人。大リーグは、セントルイス・カージナルスの大打者です。

今日のMLBニュースの中にその名を見つけた時は、失礼な話だが「エッ、まだ生きておられたの」と、驚いた。

室戸岬町にはまだテレビが4,5軒の家にあるぐらいの、私が小学校六年生だった昭和33年(1958年)のこと。そう、長嶋が巨人に入団したあの年です。彼は日米野球で日本にやってきましたが、その時の少年雑誌『野球少年』は日米野球の特集を組み、ミュージアルがその表紙を飾ったのを今でも覚えている。すぐ買ってきて、真新しい本のインクの匂いをクンクンかぎながら、心躍らせてページをめくったものでした。

戦後、子どもたちの遊びといえば、寝ても覚めても野球、野球でした。ソフト・ボールだったり、上級生になると軟球。中学校の野球部はトップ。(解かりますか、軟球とか、トップと言って。団塊の世代の人しか解からないかもしれませんね)

だから、買って読む子供向けの雑誌(全て月刊誌)は、『少年』、『少年ブック』、『冒険王』、『おもしろブック』の他、特に野球が好きな少年たちは『野球少年』を買っていた。

ミュージアルの左打ちで手も長いその姿を、後に白黒テレビで紹介されたのを見たのですが、当時はその本の写真でしか見る事ができなかった。それでも、少年野球をしていたからあこがれ、私の中では大リーガーと言えば、ベーブ・ルースやルー・ゲーリックの名前よりも、もっとずっと、断トツにスタン・ミュージアルだった。

今日のニュースによると、そのミュージアルはいま87歳で、「カージナルスの本拠地、ブッシュ・スタジアムの前の通りを大打者に因んで〈スタン・ミュージアル・ドライブ(通り)〉に改名されると決まった」そうです。

何よりも私が子どもの頃にあこがれていた大リーガーが今も元気で、健在だった事がうれしい。

でも、野球はいいよね、何といっても野球はいいよね。「背番号3 伊達には付けぬ おとこ長嶋 イカスじゃないか 打って、走って、掴んで、投げて、シゲよ頑張れ、かっ飛ばせ、明日のペナント飾るまで」という、石原裕次郎の歌も懐かしく思い出します。

今は松井秀喜だけを応援しているが、今年のヤンキースはピッチャーもバッターもケガと不調でいけませんね。明日には、A・ロッドも帰ってくるらしいから、最下位から巻き返してもらわないと、応援していても精が無い。松井も打率はいいが、ホームランが全く出ないしね。

でも、大リーグの野球は日本の野球の試合みたいにうるさくなくて、見ていて集中出来るから好きだ。昭和30年代の巨人には川上がいて、与那嶺、エンディ宮本、土屋、藤尾、そこに立教から長嶋が入ってきた頃のプロ野球隆盛期を思い起こすと、今ほどうるさくなかったように思うがなあ。
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映画「大統領の陰謀」と、BSフジの「いぬ会社」

2008-05-19 | 組織のあり方
          
          先日、台風2号が室戸岬の前を通りましたが、その時にビシャゴ岩に押し寄せる荒波を撮りました。


新聞記者と議員では、「違法」の尺度が違うのはなぜかを考える。

もうだいぶ前の映画になるが、「大統領の陰謀」という洋画がありました。共和党のニクソン大統領の不正をダスティン・ホフマンとロバート・レッドホード扮する二人の新聞記者が追い、暴き、大統領の失脚に至らしめたウオーターゲート事件を描いたあの映画。

かつては、そんな正義感に駆られ、燃えた記者もいた。で、今はどうなのか。

室戸市の市施設の指定管理者を決める再公募を前にした17年5月12日のこと、当時の市長と市職員は、自分たちが作成した指定管理者条例の第1条2項「市長等は、選定に当っては公平かつ適正に行うため、選定委員会を設置し意見を聴くものとする」の規定、そして、これに準じる公募要綱「応募者の失格:次に該当する場合は失格とする。⑤審査の公平性に影響を与える行為があった場合」の規定を破り、応募する企業の東京の本社に赴き、事前交渉を行った。

このことを、市長の出張記録で足取りを追うなどの調査をして行政の不正を見つけ、親しい東京の新聞記者にも協力して頂いた結果、その確証を得た。そして、そのことを18年3月議会で不正の実態を明らかにし、追及したのは議員として当然の職務遂行だった。


さて、これからが本論だが、このことをある記者に電話を掛け、「こんなことは許されないと思う」と意見を求めると、次のように諭された。

〈議会は、違法を問う場ではないので、「おかしい」と言えばよい。(※1)〉
〈それを問い、「どう対処するのか」と聞く。そして、「おかしい」と認めさせる。(※2)〉
〈市民が議員に望んでいるのは、不適正を正すことで、不正を追求することではない。(※3)〉
〈「違法」と軽々に言わない方がよい。(※4)〉
〈議員が議会で行きなり公務員法や地方自治法などの法律を持ち出すのはおかしいこと。(※5)〉
〈市長の行為が「適切だったか」を問う。〉
〈「違法に近い」とは、いえる。(※6)〉
<質問は感情を殺して、理詰めで追う。(※7)〉


以上がその記者氏の意見です。これらは非常に理性的ですが、私にはどうしても他人事の話に対する意見としか聞こえなかった。

とにもかくにもその方は恩ある人なので反論せず、冷静にお聞きしたが、全ての点においてその方の考え方は間違っていると感じた。「はたして、それで議員としての職責が果たせたといえるのか」と。そして、「そんなことで行政の不適性が改善するわけが無い、それで改まる人間なら元々不正などしない」と思ったものだ。

先の映画は、ウオーターゲート事件といわれる大統領の陰謀を掴んだワシントン・ポスト紙の新聞記者の活躍を描いた話でしたが、もしあれをアメリカの民主党の議員二人が知り調査して議会で徹底的に大統領の不正を追及した時に、上のような事を果たして言えるのかだ。言えないだろう。記者氏が言うような議員なら、市民は決してそれを許さない。

記者の意見に対する反論はいくらでもある。
※1については、「では、市長の違法が調査により判明した場合でも、それを問わないのか。議員として、そんなこと勿れでいいのか」。
※2には、「おかしいと認めさせる」と言うが、悪いことだと分かりながら不正を実行する人間が、素直に認めるわけが無い。
※4には、「違法」とは刑法や地方自治法に違反した場合以外に、条例や規則や公募要綱に違反した場合でも「違法」という。
※5には、行政は法律で動いている。違法には「違法」だとしなければ議会での話が始まらないし、その違法を議員以外に誰が調査をして誰がやめさせるのか。
※6には、甘い。このような甘い対応を議会がしてきたから、これまで行政の悪事が許され、常態化してきたといえる。

記者と、不正を正す議員の私との「違法」の尺度が違うのはなぜなのか。皆さん、議員が行政の不正を追及することは間違っていると思いますか。


BSフジで、土曜日の午後7時55分からわずか五分の番組「いぬ会社」を放送している。一ヶ月ぐらい前にそれを見つけ、いまそれにはまっている。パグの「佐藤」とチワワの「鈴木」の迷コンビに課長が絡むその会社。ゆるいのが、全国的(?)に受けているようだ。あまりに面白いので、この番組を一週間、ずっと待っているが、5分だからすぐ終わってしまうので、大いに不満をもっている。

でも、現実にこんなゆるい会社のゆるい社員、ゆるい行政や議会のゆるい市長に市職員にゆるい議員なら、会社は倒産するし、行政に不適正や悪事がはびこるのは間違いない。「いぬ会社」は、テレビの中のコメディだから許される。これが「いぬ会社」ではなくて、「いぬ役所」、「いぬ議会」でも許される。それも面白い番組になるから、やってもらいたい。その時、シナリオは是非、私に書かせて頂きたい。笑えるネタはいくらでも持っている。

だが、現実社会において、この番組の見所である「ゆるさ」がまかり通れば、組織はどうなるか。行政の「違法」を議会が追求せず、ゆるい気持ちで「市長、それは適正ではないので、適切にして下さい」なんて、もう既に何ヶ月も前に違法を実行した後で求めて、果たして行政運営は改まると思うのか、そして議員として住民に負託されている職責を全うしたと言えるのか。

記者に伺ったのはもう二年も前の出来事だが、先日、市施設の指定管理者に関する資料を納めたファイルを調べていて、記者とのその時のやり取りを電話を聴きながら控えたメモが出てきたので、改めて議員や組織のあり方を考えてみた。


私は「大統領の陰謀」のワシントンポスト紙の記者のような議員になりたいし、これからも議員である限り、どんなに糾弾を受けてもそうする。「違法」には「違法だ」と言う。チェック(点検)と監視。市民はそれを議員に強く求めて投票したんだから。


連休が終わってからは、6月議会の一般質問のための調査と原稿作成に忙しく動いています。戦さの前に手の内を見せるものではないので、内容は内緒。
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室戸市議会産業厚生委が管内視察

2008-05-14 | 議会報告





昨日(13日)、今日(14日)と、産業厚生委員会(委員8名)の管内視察が行われ、市内9カ所、市外1カ所を視察しました。

管内視察で「市外」もおかしいと思われるかもしれませんが、現在、室戸市の他、安芸郡下の九市町村のごみ処理施設として安芸市に建設された「安芸メルトセンター」(写真上)の方にごみを運び処理していることから、室戸市のごみがどのような施設で処理され、又そこでの運営はどのように進められているのかを調査にいってきました。


まず、視察一日目の視察先とその内容を簡単にご説明します。
①室津郷 原池水源地・・・平成15年度から始まった上水道送水管敷設工事、老朽管取替え工事、水源地改良工事等が19年度末を以って工事完了となり、施設等が完成した。設計費も含む工事総事業費は2億1181万円。

この水源地は市内では一番大きな水源地で、日量約2000トンを送水している。(市内全体では、約6000トン)。一日の稼働時間は8時間~12時間。ここだけで電気代は年1000万円超の経費が掛かっているとのことだった。決して水を無駄に使ってはならないと痛感した。

②高知県漁協高岡支所(旧高岡漁協)・・・同支所で行われているスジアオノリの養殖を視察。この事業は平成15年度に「沿岸漁業経営構造改善事業」として開始され、今年で六年目にはいる。スジアオノリの養殖は、設置した60水槽の中に室戸の海洋深層水を入れ、ブロアーで水を攪拌して行う。養殖の方法は、17年に行政視察で沖縄県久米島に行った時に見た「海ぶどう」と同じ。種(ここで培養して育成させている)から出荷までは「約四週間」と説明があった。

生産効率としては、昨年は年1100キロったのが、今年度は4月の一ヶ月だけですでに160キロ生産しており、単純計算すると1920キロと、昨年の1.7倍になる。商品化は、今回から新たに広島県の業者と契約したことから、期待されている。

③室戸岬展望台・・・これは室戸岬突端の、中岡慎太郎像の裏手を少し登った所にあるが、昭和40年頃にコンクリートで建設された展望台も四十年以上も経つと柱のコンクリートが剥がれて、鉄のボートがむき出しになっていて危ないため、現在は通行止めになっている。しかし、視察した議員からは「何とかこれを、もう一度観光客に上がってもらって、室戸岬の風光明媚なところ(写真はその展望台から岬の突端を南向きに見る)を見て頂けるようにすべきだ」との声も多く、この件を国立公園を管理する国と県に対し要望するよう、市の担当課に要請した。

④愛宕山墓地・・・ここは本当に困った墓地で、何が困るかというと、地方ともなると墓参というものは大体がご高齢の方々が多いものですが、その道が急傾斜の山道ゆえ、ウンセ、ウンセと腰を曲げ、息を切らせながら上がらなければならない道。だからここにお墓を持っている皆さんはみんな怒っていて、長い間「早く道を作ってほしい」と市に求め続けている。道路事業費として予定されているのは1億3000万円。でも、市の答はいつも「金がない」。
室戸市は現在「集中改革プラン」のもと、健全化に取り組んでおり、それが平成24年度まで続くため、市道整備もこの墓地事業の道路整備にしても平成25年度以降になるとの方針。つまり、これから20年、21年、22年、23年、24年と市民の要望は叶わないということになるようです。お金が無いって、寂しいものですね。

⑤キラメッセ室戸「楽市」と、「鯨館」・・・「楽市」は20年度に拡充の計画がある。工事予算は、寄付金800万円と、財政調整積立基金からの繰入金634万円、農業農村活性化基金280万円の、合計1714万円から、退職手当を差し引いた残り1371.6万円が工事費。施設の増築は、現在の楽市と国道との間に前面をガラス張りにした建物を建設する計画。

危惧しているのは、これまではたくさんのお客さんが商品を買うのを国道から見えたことから、購入意欲がわいて、車を止めて特産物などを買っていたが、増築後は走る車の中から建物の中が見えなくなるため、これまでのように商品を購買する意欲を持った人は当然減少すること。このことをよく理解しておかなくてはならない。

増築は、雨の時に商品を取りこむ必要が無くなるメリットや雨に濡れなくなるメリットなどはあろうが、それは「売る側の論理」。商売は買う側の身にならなければ必ず失敗する。
「他の人が買っているものは、自分も買いたい」、「他の人が買わない商品は、自分も買いたくない」。だから、今は楽市で人が買っているのが車から見えるから買おうとするのであって、人が店頭で買っている姿がなかったら、三割は客が減少して、販売量と売上げの減少ということも多いにありえます。どうか御注意下さい。

それと、ここは駐車場が狭いのがネックの特産物販売所。店が繁盛しているだけに、店舗部分の拡張よりも、やっぱり市が考えなくてはならないのは駐車場拡張計画です。地元住民の皆さんに協力を頂いて、ソーラーパネルのある西側の防風林部分に広い駐車場を整備する必要がある。

⑥そして今日、安芸市にある「安芸広域メルトセンター」(写真上)に視察に行ってきました。

「広域」とあるように、この施設は東部9市町村が安芸広域市町村圏事務組合を設立して運営している施設。建設は15年度着工、17年度(18年3月)に完成している。
施設で1年間に処理しているごみの量は、年間約16000トン。内、室戸市分は4500トンで、28%になる。
又、建設関係と維持費の全体の負担金は、18年度で5億6000万円、19年度で5億9000万円。内、室戸市分は、18年度は1億7000万円(30%)、19年度は1億8000万円(30%)。

溶鉱炉の処理能力は、一日80トン(1炉40トン×2炉)。
施設の特徴として、次ぎの三つが挙げられる。
1、ガス化溶鉱炉・・・一般廃棄物(ごみ)をガス化・溶解して、無公害のスラグ、メタルに変えて再資源化する。ごみを燃やすのはコークスと消石灰を使うが、紙を燃やしても火にならずに、溶かすのだと説明があった。
スラグとは、一見、砂のように見えるがキラキラ光っていて、道路舗装やブロックに使う(1トン50円で販売)。
メタルとは、文字通り主に鉄分で、わずか2%だが金が含まれているとか。砂状になったメタルを手の平に載せるとやはり持ち重りがしました。これは非鉄金属や金属加工の専門メーカーで、ジュエリーも製作している「三菱マテリアル」に販売。企業はこれから金を取り除いた後、残りはフォークリフトなど重機のお尻部分の重りとして利用される。

2、公害の防止・・・以上のように、この施設でごみを燃やした後は、すべて活用されて、後には何も残留物は残らないようになっている。燃焼ガスは活性炭混合消石灰などにより、クリーンな排ガスかを実現して、煙やにおい、塵灰なども出ない。

3、ごみ発電・・・ごみ処理で発生する余熱を利用してボイラーの蒸気で発電(毎時1700kw.)を行い、同時に余剰電力を四国電力などに売電する。

最後に、この施設と周辺整備工事費用等を記す。用地造成工事3億円、施設工事51億円、周辺道路工事15億円、水道工事1億円で、合計工事費総額は70億円。

今年度の管内視察の収穫は、やはり初めて詳細に視察したメルトセンター。以前、地域雑誌の販売のために友人の安芸市職員を訪ねて行った事があるが、その頃はまだ道路も整備されていなくて、こんなにもきれいな施設ではなかった。今日ここに行って、余りに美しい施設であったため、驚きました。施設内の仕組みを学び、室戸市から投資する予算も多額だが、環境のためにこれからは重要な施設になると、よく認識できました。
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室戸岬で、「ど根性松」を発見!

2008-05-12 | ジオパーク


先日、地質調査で室戸岬の海岸などを取材して回っていると、上のような松の木を見つけました。

室戸岬には岩の上に生えている木をよく見ますが、大抵がうまめの木などの雑木。このように松の木が岩を砕いて生えているのは、あまり例がありません。

最近、よく「ど根性大根」とか「ど根性ひまわり」とかのニュースが流れるが、こんな三十年生ぐらいにもなる木が岩を砕いて生えている風景は、全くないとは言いませんが、あまり例がない。

よく「女の一念、岩をも砕く」と申しますし、「石の上にも三年」とも言います。
とても三年どころじゃありません、これは。松ポックリが岩の上に落ちて、子苗になるまでに三年、五年かかろう。そして直径三センチくらいになるまでに、十年。今の直径十五センチになるまでには約三十年は経っているんじゃないか。

それに、室戸岬の天候はのどかな天気ばかりじゃない。大型台風が来ればこの場所は吹きさらしで、強風の通り道になっているところ。写真をごらん頂いても今日、強風が吹いているのがよくお分かりだと思います。

この松の力強い姿から、根気や不屈の精神をどなたも見習わなくてはなりません。「俺はこれに賭ける。てこでも動かんぞ」の意識を捨ててはならないと教えられる。

なお、この場所はまだ秘密にしておきます。詳しくは6月末に発刊する地質写真集『青空地質博物館』でご紹介しますので、乞うご購入を。(商売、うまいなあ)
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