青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

「反市長派議員」なんてあるの?

2018-12-02 | 組織のあり方
(これは10年前の平成20年12月に書いた記事ですが、地方議員の皆さんへ参考のために掲載します)
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 今日、議会の昼休みにある議員から聞いた話です。

 「○○議員から、『あんたは反市長派だから』なんて言われて、私は『違いますよ』と言った」とか。

 「反」や「親」なんて立場があること自体、可笑しな話。議員はその時その時で、行政側の行政運営に不適正や不正などがあれば指摘し、改善する立場にあって、それ以外は行政を支援し、協力する考えは誰も持っている。

 例え、議員の質問にすぐ腹を立てている市長が行う政策であっても、行うべき大事な政策ならば応援するし、支援もしよう。なら、その時は「親市長派」で、「でたらめな改善計画を出してきたバーデハウスに、赤字補填をしてはいけない」と厳しく指摘した時は「反市長派」になるのか。そんなの、おかしいよね。その行動は、ただ市民になり代わって正義を貫いているだけなのに。

 議員をそんな低レベルの観察眼で見て、陰で批判しているとは。あきれます。多分、私も議案に反対する時があるから「反」なんでしょうね。なら、一つでも議案に反対する議員は、みんな「反」かもしれない。

 そもそも、このように「反」や「親」と言う議員は、二元代表制の基本的知識を知らないのです。議事機関と市長等執行機関とは寄り沿ってはならず、並び立ってこそであることを。

 議会は、憲法第93条で「議事機関」として定められた地方公共団体の意思決定機関。このことから、首長の独断専行を許さない建前になっている。それは同時に、議会の地位の重要性を示すもので、住民の立場に立って判断しなければならないかを教えています。

 議会の使命は、執行機関の行財政の運営や事務処理ないし事業の実施が、全て適法・適正に、しかも公平・効率的に、そして民主的に為されているかどうかを批判し、監視すること。これらはあくまでも、住民の立場に立って為される批判と監視であるべきですが。

 つまり、議事機関(議会)と執行機関(行政)は寄り沿ってはいけないことになっています。それは、行政の運営を客観的に観察するため。

 もっと噛み砕いていうと、世に言うではないか、議会と執行機関とは「是は是、非は非」で対応すべきと。行政が不適正なことをしていたらそれに対して議員が強く求めるのは当たり前のこと。それこそが市民の負託に応えることだからです。

 それを何も問題にせず、事なかれですんなりと議案を通している方が不適正であるのは市民がよく知っている。室戸市民はそんなにバカではない。悪いことと良いことの区別は、行政に関わっている人よりも、むしろ市民の方が正しく判断する。

 「巷の声を聴け!」

 更に、いう。親が子に厳しく教育するのは、我が子が可愛いから、将来、立派な人になって欲しいからであるのは皆さんご承知の通りです。一方、他人の子供には、その子が悪戯をしていても、皆さんは厳しく教えないし、放っておくのではないか。情が通わないから。これと同じだ。

 私たち改革を目指す議員が市長に厳しく指摘するのは、むしろ市長に立派な首長になってほしいの「親心」と言えないか。いわゆる、これが本当の「親市長派」。反対に、市長が不適正であっても何も言わないの人は、市長の正しい成長を望んでいないことを考えると、むしろこの人たちの方が「反市長派」だろ。そうじゃないかえ、皆の衆。

 結論として。議員を、悪意を以って、むやみに「反」だとか「親」だとか言って色分けするのはやめましょう。

 これらのことを考えますと、やはり室戸市議会に議会改革は必要だと痛感する。

 以上、室戸市議会の議会改革を進める「鷹山会」による“大岡裁き”でした。


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