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日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

韓信匍匐(かんしんほふく)

2018-06-26 | 人間のあり方
 「韓信匍匐」(かんしんほふく)

 この言葉は【韓信の股くぐり】の話でよく知られていて、「将来の大きな目標を達成させるためには、目先の小さな屈辱には耐えなければならない」ということを表した四字熟語。又、「匍匐前進」の言葉でお分かりのように、匍匐(ほふく)とは「腹ばいになって、手と足ではうこと」です。

 韓信は、軍師の張良(ちょうりょう)、丞相(じょうしょう)の蕭何(しょうか)と共に三傑と呼ばれていた、「百万の軍を連ね、戦えば必ず勝ち、攻めれば必ず城を取る、わしは韓信には及ばない」と劉邦(古代中国の漢王朝の初代皇帝)に言わしめたほどの人物です。

 若い時、屠殺者仲間の一人が、韓信を侮辱して言いました。

 「お前は図体がでかくて、好んで刀剣を帯びているが、内心は臆病なだけだろう」。

 そして、衆人観衆の前で、韓信を辱めて言いました。

 「韓信よ、出来るもんならそれで俺を刺してみろ。出来ないんなら俺の股の下をくぐれ」。

 韓信はその若者をジッと見てから、腹這いになって、その股の下をくぐった。

  

 それを見て、町中の人は韓信を臆病ものとして嘲りました。

 後の世、韓信は楚王となり、自分を侮辱したかっての若者を召し出して、中尉に任じて言いました。「この男は壮士である。かって私を侮辱した時、彼を殺せなかったわけではない。ただ彼を殺しても、名誉にならないから、耐え忍んで今日の成功があるのだ」。

 このように、大事を成す人は、忍耐と言うか、我慢と言うか、そういうことが必要だということです。

 室戸市においても似たようなことがありました。

 市政において違法な施設建設事業が行われたことを見たある議員は、「違法なことは止め、改めるべきです」と市長に指摘した。しかし、市長は「これは適法だからこのまま運営を続けてまいります」と白を切った。又、市長選では「国保料を値上げしません」と市民に公約しながら、その三か月後の議会で国保料値上げ案を出したのを見て、その議員は選挙公約を三か月で破るのですか」と批判したが、議員の大半が賛成し、可決させた。

 その結果、市政の不正を批判した側の議員は市長を支持する集団の「あの議員は悪い議員だから投票するな」と広めた企みによって直後の選挙で落選運動に遭い、落選。四年間で市民からいただく報酬合計額・約1700万円を得ることができなくなり収入を絶たれ、苦しい生活を送ることとなった。

 でも、その議員はその苦しみを耐え凌ぎ、四年後、「あんたが議会にいないと室戸市の政治は悪化するばかりです。もう一度出てほしい」の声に押され出馬し、今現在も室戸市の悪政と闘っています。

 韓信は楚王となり、自分を侮辱したかっての若者を召し出して中尉に任じ、言いました。「この男は壮士である。かって私を侮辱した時、彼を殺せなかったわけではない。ただ彼を殺しても名誉にならないから、耐え忍んで今日の成功があるのだ」と。

 聞くと、かの議員も韓信に学び、「かって私を貶めた質の悪い一味を地元警察に押し出せなかったわけではない。ただ彼ら一味を押し出しても名誉にならないから、耐え忍んで今日の成功があるのだ」と思っているそうだ。


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