青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

プロ野球にCSシリーズなんか、絶対に必要ない!

2018-09-06 | 文化・芸術・スポーツ
 今の日本野球機構は自分たちが儲けることしか考えておらず、全く品格がない。その諸悪の根源が、いわば日本シリーズの前にもう一儲けしようと企み制度化した「CSシリーズ」というものです。

 それについてはすでに、過去に三度も問題を指摘してきた。まず、それをご覧いただきましょう。

 2013年9月に私が報道した「CSシリーズ制度改革案」 ←(クリック)

 2013年10月に報じた「日本野球機構はCSシリーズ制を公正に改めるべきだ」 ←(クリック)

 2016年9月に報じた「クライマックス・シリーズ制度に異議あり」 ←(クリック)

 上の2016年9月の記事を書いた二日後の9月12日の朝の日テレの番組「スッキリ!」に出演した読売新聞論説委員の橋本五郎氏は、私と同じように「クライマックス・シリーズは間違っています」と熱弁をふるっていたのを聞いて、大変うれしく思いました。「やっぱり政治に関する法令順守や社会の一般常識をよく理解した頭のいい人は違うなあ」と思ったものです。

 以上の記事で私が訴える「日本野球連盟が日本シリーズを行う直前にもう一儲けしようと企んで計画したCSシリーズの問題点」はご理解いただけたのではないでしょうか。

 
 そうして、今年のプロ野球のパ・リーグとセ・リーグの首位のチームが戦って日本一のチームを決定する「日本シリーズ」がもうすぐやってきますが、もう何年間も「CSシリーズなんてやめろ」と訴えているのに、プロ野球機構は恥をかきながらも儲け一筋でこの「日本シリーズの前哨戦でもう一儲けしようとする計画」を止めようとはしません。

 そこで、もう一度、今年の順位表を基にして、全国の「CSシリーズ」に反対するプロ野球ファンの皆さんに訴え掛けたい。 


 下は、9月5日の試合終了後の、セ・リーグの順位表です。

 セ・リーグ勝敗表(9月5日現在)

順位 チーム    試合   勝数   敗数   引分   勝率   勝差

1 広島      119   72   45    2    .615  M 12

2 ヤクルト   118   59    58   1    .504  13.0

3 巨人      125   59   63   3   .484  15.5

4 阪神      114   53   60   1   .469  17.0

5 横浜     118   52   64   2   .448  19.5

6 中日      124   53   69   2   .434  21.5


 今年もセ・リーグの「1強5弱」は動かし難い。9月末にこの順位が大逆転することは9分9厘ありません。シーズンの全日程を終わった時点で、強い首位の広島とのゲーム差も2位以下のチームは間違いなく10ゲーム以上離されているでしょう。

 私は過去に掲載した3つの記事では、「CSシリーズ」なんて廃止すべきだと考えるが、どうしてもこのまま制度を続けるならば、出場できるためには次の三つの条件を勝ち取らなければ「CSシリーズ」に出場できないように改革すべきだと強く訴え掛けています。

 そこで、その改革案をもう一度、掲載します。

 プロ野球CSシリーズ改革案(CSシリーズ出場三要件)

 シーズンを終了した時点に
 ①勝率が5割以上であること
 ②首位とのゲーム差が10.0ゲーム以内であること
 ③順位が3位までに入っていること

 最低限、以上の三つの条件をすべてクリアしているチームのみがCSシリーズに出場する権利を有する。


 だから、この制度によると、現在9月6日時点のセ・リーグの勝率やゲーム差がシーズン終了時の数字だとすると、広島以下のチームにCSシリーズへの出場権は無くなり、広島がそのまま日本シリーズに出場する。

 つまり、半年間戦って5割も勝てないチームに日本シリーズに出る資格はない、ということです。(結構、論説に説得力、あるでしょう)

 申しておきますが、小生は昭和29年の小学二年生の時からの巨人ファン、まだ川上哲治が一塁を守っていた頃からの巨人ファンでした。その時から好きで応援してきた巨人が例えCSシリーズに出られなくなったとしても、首位と13ゲームも離されたセ・リーグ三位の巨人がそういう日本野球機構が作った“まがい物”の制度に乗ってセ・リーグの首位となり、日本シリーズでもパ・リーグ首位だった西武に勝ちもし日本一にでもなったなら、ハッキリ言います。

 「巨人ファンとして、恥です!!」。

 理由は、説得力ある理由として、6チームが競い合って首位の広島と13ゲームも15ゲームも離された弱体チームだからです。そういうチームを自分が如何にほれ込み応援していたとしても、そのチームが12チームの頂点に立つなんてあってはならないのです。

 私は政治を長くやってきましたが、「公正」で「公平」であるべきは政治だけではありません。最近のスポーツ界は頂点に立つ人間たちの権力によってスポーツマン・シップを失っている事例はたくさん出てきていて嫌になりますが、野球だって「公正」なルールのもとに行うべきものです。

 その「公正」とは純粋で、どなたが聞いてもすべての人が納得する内容であり、基本を違えてないものでなくてはなりません。

 「公平」とは「6チームの中で一番成績が良かったチームが勝者」、これは当たり前の話で、これを最後の最後にひっくり返すような制度を創る人間たちはアホです。それなら4月にシーズンがスタートする最初から、「140試合が終わったときに6チームの監督がくじを引き、1位というくじを引いたチームがセ・リーグの首位とする」とやればいいんです。日本野球機構の首脳陣はみんなそれでいいと思ってこういうぼけた制度を作ったんだから。

 世間で言ってるでしょ、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ってね。

 こういうCSシリーズなんてぼけた制度を作った日本野球機構の皆さん、何か反論がありますか? 反論したくても、何も言えないでしょ? CSシリーズ自体が“筋が通らない制度”だから。

 間違いなくアメリカの大リーグのように盛り上がりたいと考え真似をしたんですが、「何でもかんでもアメリカの大リーグの真似をすれば日本の野球ファンを引き付け、日本のプロ野球も良くなる」というわけではありません。何をやるにも筋が通り道理が叶っていないと賛同を得られるものではないということで、読売新聞論説委員である橋本五郎さんが指摘しているのもその点です。

 (無名の私が主張しても聞けないが、有名な橋本五郎氏の指摘ならば聞き入れることもできるのではないか) 

 日本野球機構の首脳陣であるあなた方が作った制度とは、公正な競争哲学から鑑みれば、それほど道理にかなわない世間知らずの制度なんですよ。

 でも、今のスポーツ団体の長を見ていると利権が絡む権力に走る人がたくさんいるようですが、この室戸市だけじゃなしに、世の中には自分が儲けることができる利権に走り正義感の強い人を蹴落とす「世間知らず」の人たちはたくさんいます。

 だから、日本の野球組織の権力を握った方々も「少しでも利益を上げて儲ける手段を取ろう」と考えており、巷からこのような正論が出てきても、聞かないんでしょうね。


電子情報誌「青空エクスプレス」のアクセス数は、9月6日のGooブログランキング(2839351ブログ)中、1407位でした。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 小泉信三の「五か条の訓示」... | トップ | 何という年なんだ、今年は! »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文化・芸術・スポーツ」カテゴリの最新記事