青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

15回の連続入選を経て、初の県展落選!トホホ・・

2018-10-03 | 文化・芸術・スポーツ
 今日、高知新聞紙上で高知県展・洋画部門の入賞者・入選者が発表されました。

 出品前に審査員となった遠藤彰子先生の作品をネットで検索して確かめ、「この先生が三年前に審査員をやられたときにはあまり評価されずただの入選だったので、今回もなら、入選は間違いないだろうが、自分の出品作の入賞は難しいな」と思ってはいました。

 でも、新聞発表のページに私の名前が記載されていない! まさかの落選! 妻と共に非常に驚いています。

 そして思いました。

 「高知県展で落選するほど、私の絵は下手なのか」

 私が絵画活動を行っていたのは、昭和51年から58年までで、県展には8年連続で入選。その後は自営業や議員の活動などで絵画の制作とは縁を切った。そうして仕事に励んだ後、また描き始めたのは、市長を支持するグループによる落選運動によって議員を落とされた平成23年5月から26年12月までの四年間で、絵描きとして毎日絵を描き続けた。そして議員選で返り咲いてからは、“二兎を追うもの一兎も得ず”の信念で、絵は1点も描いていない。

 平成23年からの県展にはその4年間に描いた作品を出品し、議員に返り咲いた27年の県展出品からはその4年間に描いた作品の中から選び加筆・手直しして平成29年の県展まで入選と、7年連続で入選及び入賞してきました。この間に落選など、一度もなかった。

 ですが、今年出品したいつものように室戸岬の岩礁を描いた作品『地球、激動の現場』は残念ながら、≪初落選≫となった。

 これまでの県展入選作品の中では一番の名作なのに、なぜなんでしょうね。作品はいつものように、私の描写手法である「微細な線描絵画」。全国ではあまりおらず、高知県内でも私だけがこの描写手法で描き続けています。

 だが、この描写手法は美術大学で「面描絵画」を学んでこられた画家の先生方には全く評価していただけません。それは承知の上で描いてきた。例外だったのは、私の作品を山脇賞に選んでくださった智内兄助画伯。この先生だけが私の線描絵画を高く評価してくださった。

 そして、私が好きなフランスの画家・ベルナール・ビュッフェを見よ、だ。「線描絵画のどこが悪いんだ」と言いたい。その点でいえば、世間の評価が低かったビュッフェのように私の線描絵画も評価が低いのかもしれませんね。


 「そこで、その落選となった県展出品作品を公表を・・」、と言いたいところですが、今後に別の展覧会に出品する予定がありますので、今回は公表いたしません。「見せたげない!」。(笑)

 その代わりとして、平成23年から平成29年までの入選作品の中から、三点だけ見ていただきます。

 ●平成27年の第69回高知県展入選作品。タイトルは『室戸崎エナジー』(P100号)。

 「エナジー」とは、「エネルギー(Energy)」のこと。室戸の海と空を背景に、室戸半島各地でみられる海岸風景を網羅したように画面いっぱいにちりばめ、少し浮世絵風な描き方で、地質の魅力を室戸のエネルギーとして仕上げた作品です。
  

 こんな絵だから、出品前から「審査員の先生はこんな線描絵画を『邪道!』と見て評価しない」と思っていました。

 洋画と日本画はある程度の制作能力や感覚と微細な部分まで描き込む画力を持っていれば入選はすると思っているが、審査員の作風とあまりに違いすぎると入賞は難しい。(※今年は残念なことに県展の無鑑査作家の先生方から「こういう作品は入選させてはならない」とでも意見があったのか、入賞どころか落選)

 そんなことがあるから、県展作家はみんな自分の作品を認めてくれる画家が審査員にやってくることを待ち望んでいるということです。

 私は30代のころに描いて県展に出品していた頃には油絵具を使って重厚な作品を描いていたが、4年前からはアクリル画の制作に専念し、この2月まで画家として制作に没頭してきた。アクリル画の欠点と言えば、画面に乗せた絵具が極端にやせること。50%はやせる。だから作品が貧弱に見えてしまうのは仕方がないのである。もし重厚さを出そうと思ったら、メジュームを使って盛り上げるように工夫がいる。でも、油絵具はやせないから、絵具を置くたびに盛り上がってそれによって作品の重厚さを表現できる。

 出品したからには入賞を期待するが、待ち望むアクリル画を制作している画家が県展・洋画部門の審査員に来られることは極まれで、平成25年の洋画部門の審査員として智内兄助画伯が来られたことは、非常に珍しい出来事でした。

 ●平成25年の第66回高知県展での入賞作品。

 そうした運もあって智内先生に認められ、アクリルで描いた私の作品『岩、迫る』(P100号)は初入賞となる山脇賞を戴いたということです。

 智内先生は私の作品に対して次のように評価しています。
 「室戸の人が地元のジオパークを描いた。しかもこのタイトル。直球勝負だ。これだけ描き切るというのは、室戸の風土とか地球の生い立ちだとかへの畏敬の念が相当強いのではないか。ズバリはまった」。
  

 多分、この作品でも今年の洋画部門審査員の遠藤彰子先生がこの第66回高知県展の審査員だったら、「入賞」ではないただの入選か、もしかすると今年みたいに落とされていたかもしれませんね。その理由は、「線描画の作品で気に入らないし、絵が下手クソだから」。

 ●平成26年の第67回県展の入選作品、「渦巻く岩場」。

 これもいい作品なんで入賞を期待していたんですが、入賞成らず。因みに、この時の審査員が遠藤彰子氏。きっと高知県内では私しかいない線描画家の作品だったからなんでしょうね。でも、今思うと、「よくこの時に落とされなかったもんだ」と身震いしています。
     

 で、今回は、上の三点以上の出来栄えの作品ですので、高知県展初の特選入賞を期待していたんですが、まさかの「初の県展落選」。これには参っています。

 思えば、2月からの闘病、室戸市内の政治悪が拡大・蔓延、そして今回の「初の県展落選」等々と、今年は本当に幸薄い人生最悪の年となり、「これからの残る三か月でもさらに悪いことがあって、もしかしたら死んじゃうのかも」と不安でいっぱいです。(笑) 

 落選となった原因は一つ、審査員の遠藤先生が好みの画風・描写手法ではなく、「一番嫌いな線描絵画だったから落とした」ということなんでしょう。それか、審査中の審査員のそばに県展無鑑査の先生方が何名かおられ、私の作品に対して「こういう線で描くというような描き方は邪道であり、入選させるほどの作品ではありませんよ」等とそれぞれのご意見を述べたことも、落選という審査結果につながったのかもしれませんね。

 思うに、もし県展洋画部門の審査員が智内兄助画伯のように線描絵画の画風を高く評価してくださる方だったら、間違いなく入選(又は入賞)していたと思っています。それだけ、「今回の作品がこれまで以上に仕上がっている秀作である」と私は考えています。

 又、「落選したが、高知県展の無鑑査作家の先生方でこの私の作品以上に室戸岬の岩礁を細密に描ける先生方がいるのか」とも思っている。(もしいたら、ご連絡ください)

 私は地方議員として不正が多い室戸市政を厳しく監視・観察してまいりましたが、今度の7日の日曜日には妻と二人で県展を見に行き、「遠藤彰子先生が県展洋画部門の入選作品に選んだすべてが、落選した私の作品よりも高い評価を得られる作品であるか」についてジックリと観察し、画家である遠藤氏の審査力を吟味してみようと思っている。


電子情報誌「青空エクスプレス」のアクセス数は、10月3日のGooブログランキング(2842064ブログ)中、918位でした。

 これまでも何回か1000位を切って上位に位置する記事を書いたことはありますが、3日の記事は久しぶりに読者の注目を集めたようです。

 多分、昨日にこの記事をご愛読くださった606名は、室戸市民や全国で当電子情報誌を毎日ご愛読くださっている皆さんの他、高知県展を運営している関係者や県展無鑑査作家の先生方、高知県内で毎年県展に出品している方々が加わり、関心を持ってお読みになられたのだと思っています。反応はいかに!
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