青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

「仁」とは、「義」とは

2018-12-05 | 人間のあり方
 議員になって一年ぐらい経った頃から、論語を勉強し始めました。その中にこんな言葉がある。

≪夫れ仁者は、己の立たんと欲して人を立たしめ、己の達せんと欲して人を達せしむ。能く近く譬えを取る。の方と謂うべきのみ≫
(それじんしゃは、おのれのたたんとほっしてひとをたたしめ、おのれのたっせんとほっしてひとをたっせしむ。よくちかくたとえをとる。じんのほうというべきのみ)

 この意味は、「良心的な人は、自分が立ちたい時には他人を立たせてやるし、自分が達したい時には他人を達せさせてやる。自分を他人に置き換えて考えることこそが、良心的であるための手段となる」。

 又、「惻隠の情」という言葉がある。失意に打ちひしがれている相手を思いやる心。それが惻隠である。敗者や弱者への涙は武士道のに通ずる精神だ。

 そして、私が信条にしている次のような言葉もある。

≪隠居して以って其の志を求め、を行いて以って其の道に達す≫

 この意味は、「陽の当たらないところにいながらも理想を追い求め、正しいことを実行して道理を身につける」。

 人に認められなくても、信念を貫き、頑張り続けることが大切だとの教え。

 「仁」と「義」とはこういうものである。

 因みに、「仁義」とは、「人として踏み行うべき道、他人に対する人として為すべき礼儀」をいう。

 大事なことは、自分が立ちたい時には他人を立たせてやり、自分が夢を達成させたいときには他人の夢を達成させてやること。「自分よりは、あの人を先に」。こんな、人の痛みがわかり人にゆずる心がある人は、社会を良くしてくれる貴重な存在といえる。

 私はいつもそうありたいと努めている。だから、いつも窓際に座っているのですが、それもまた良し。


 但し書きをしておくが、この「仁・義」に反するのが、自分を捨てられない人の行い。頑張って為しえた人のモノを勝手に盗み取り「私が考えたことだ」「私が行ったことだ」と広める人の行為。つまり、「自分さえ良ければいいんだ」という、利得ばかり考えて生きているのである。こういう人に限って、評価するほどの能力は持ってないのに、ただ「世間から高い評価を得たい」「高い位置に座りたい」「高収入を得たい」と考え、策を講じている。

 いわば「努力もしないでただ理想を追い求めて陽の当たる場所に立ちたがり、不正を実行してただ巨額の金を懐に入れたがる」、そんな「仁・義」の精神のかけらもない人のこと。だから、見た目は高い位置にいますが、人間のレベルとしては非常に低い位置にいて品位・品格が無い。

 あなたのまちにもいませんか? こういう人が。

 
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