青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

間違いだと思うなら、声を上げることを恐れてはならない

2018-11-27 | 人間のあり方
 昨年の1月だったかに次のような記事が配信されました。

 <ネット検索大手の米グーグルは30日、第2次世界大戦中の米政府による日系人の強制収容と戦った日系2世、故フレッド・コレマツ(是松豊三郎)氏を米国のホームページに登場させた。

 特に現在の政治環境の中で、これは象徴的な意味を持つ。30日はコレマツ氏の生誕98年に当たる。カリフォルニア、ハワイ、バージニア、フロリダの4州はこの日を
フレッド・コレマツの日に制定している。

 コレマツ氏は、日本からの移民の子としてカリフォルニア州に生まれた。第2次大戦中の1942年、当時のルーズベルト大統領は真珠湾攻撃の報復として、日系人の強制収容を命じる大統領令に署名。これによって11万5000人以上が収容所に送られた。

 コレマツ氏はイタリア系米国人の恋人と離れたくなかったためこの命令に従わなかった。それにより、その年のうちに逮捕されてカリフォルニア州の強制収容所へ送られる。

 その後、自由人権協会(ACLU)の助けを借り、憲法上の権利を侵害されたとして米政府を提訴した。しかし、裁判所はその訴えを認めず、コレマツ氏は上訴して最高裁まで争うも、1944年に敗訴が確定した。

 それから39年後、アジア系米国人を中心とする専門家らの支援で連邦裁判所は当時の判断を覆し、1998年には当時のクリントン大統領がコレマツ氏に自由勲章を授与した。

 生涯を通じて公民権のために戦い、偏見と戦い続けたコレマツ氏。「何かが間違っていると感じたら、それを口に出すことを恐れてはいけない」。(「間違いだと思うならば、声を上げることを恐れてはならない」)

If you the feeling that something is wrong, don't be afraid to speak up.

 この有名な言葉を残し、2005年に98歳で死去。>



 その通りだと私は思うし、私も議員になって当電子情報誌や議会新聞で「口」に出してきた。

 上の記事は、昨年1月のトランプ米大統領就任以降の、保護主義ゆえの人種差別発言を続ける大統領への批判として掲載されたものであるが、私はこの記事を読んで、こんなことを思いました。

 「地方議員も、市政や議会において間違っていることが行われていたら、それを口に出すことを恐れず、声を上げなければならない」。

 全国の地方議会において、その役所や役場で法令を無視した不正な事業や業務が行われていた時、また予算をドブに捨てるような事業や企業や団体から不正な口利きや働きかけを受けて計画した住民には損失でしかない無駄事業を行おうとした時などに、議員各自がどう対応しているのか。

 そんな時、ちゃんと声を出しているか、だ。

 市政において不正や不適正な事業が行われようとしているのに、誰も何も言わず、声も出せないのではないか。加えて、議会最終日の採決に際し、その不正な事業案に賛成しているのではないか。実に情けない。

 いや、その前に、議員として当選してきて毎月報酬ももらっているのに、「市政において、何が正しくて何が間違っているかの見分けも判断もできない」のではないか。市民にその市政及び市議会の情報を伝え、その在り方の基本を伝えていないのではないか。

 一番多いのが、それら不公正な事業に対し議員の多くが“見て見ぬふり”して、黙認すること。

 そして、賛成しかできない。違法や不正に反対する勇気など全く持ってないこと。

 そして、市民に伝える活動を全くやっていないこと。

 曰く、これは明らかに市議会における事件。

 一例として、数年前の11月に記事にしたことだが、室戸市議会議員の中には、建設業者の仕事を作ることが目的の旧椎名小学校改修工事の議案に反対した我々議員4名の前で、「私はあの予算案には賛成したけんど、ほんまは改修工事には反対やきんね」と言い訳じみたことを吐き、周りの議員を唖然とさせた議員がいた。

 つまり、この議員はそれが不適正な事業であると解っておりながら、それを“見て見ぬふり”して賛成したことが明らかになったということだ。

 普通、議員は、「ある一つの事業案に反対していたら、それに関連する予算案にも反対する」のは当たり前。「事業案に賛成するから、それに関係する予算案にも賛成する」。これが筋だろう。それを、「自分はあの事業案には反対だが、反対したら小松市長の機嫌を損ねるから、賛成しておこう」。

 こういうことを市民の皆さんは許せますか。

 私はこの発言を聞いて、ひどく腹が立ちましたねえ。

 周りにいた議員諸氏も同じ思いを持ったことは疑いない。

 「私はあの公共事業は必要だと思ったから賛成した」と言うのなら、市民にとっては全く不必要な公共事業であるのは疑いないが、自分の思いと行動が一貫している点において、「世の中にはこういう議員もいるだろう」と、まだ許せる。それを、「不適正な事業だと判断したが、市長が喜ぶから賛成した」なんて、とても許せるものではない。

 市民の皆さんは、こういう議員は次の市議選で落とすべきですが、この議員だけではない。室戸市議会にはこういう考え方で市長を応援する議員がたくさんいます。

 選挙で当選するとすぐ、投票してくれた市民を裏切って市長に寄り添い、不正を許してしまう不届きな議員がいて、この人たちは明らかに市議会議員としての務めを果たしていません。

 故に、こういう不届き者は毎月、市民の財布である市の財政から報酬をもらう権利はなく、市長の給与からもらえばよいと私は思っている。

 そんな違法や不正や不適正や不道徳な事業や業務運営に対した時にこそ声を上げる役目を負っているのが「市政の監視役」である議員ですが、そういう議員が議会に何人いるかです。今のところ、片手に満たない。

 「室戸市議会議員は、市政運営で間違っていることが行われていると感じたら、声を上げることを恐れてはならない」。

 これが地方議員の責務の一つであることは明らかだが、こうやって議会において「不正など」に対して声を上げる勇気がある議員が一体何名いるのか。

 組織においての改革は、声を上げなければ何も変わらない。行動を起こさなければ何も変わらない。見て見ぬふりしていては何も変わらない。

 「間違っている」と感じたら、声を上げなくては何も変わりません。

 そして、さらに言うと、市民にも悪政となったら、寂れ行くまちの情報を開示せず放置してはならない。その町から脱出することが「自分の家族のため、自分のため」と指導することも、たとえ企業主や商店主から異論があっても、なくてはならない。市民に現状と近い将来像を教え指導することは、地方議員としては絶対に欠かせない、絶対に必要なことだと私は思っている。

 例え、相手が、まちの現状や将来像にも市政や議会の現状や将来像にも全く関心がない企業主や商店主であったとしても、厳しい所見を披露する場合であっても、そして、懸命に市民のために働いてきたその実態情報をブログや新聞で公開する議員に向かって市民・企業主・商店主から批判を浴びせかけられると解っていても、見て見ぬふりをせず、どうしても「これまであったこと、今のこと、これから起こること」を詳細に伝えるために声を上げることが必要であるし、それを恐れてはならないのです。それも地方議員が背負った責務たるものです。

 だから私は議員として、又、落選させられた間の4年間も含めての16年間、そう考え、市民と市長と市会議員と市職員とに向かって声を上げてきました。

 例えそのことに対して批判や圧力を受けたとしても、それも「地方議員としての職務」と思い、どうしても理解してもらわないとその市民の皆さんが「10年後、20年後の生活に困る」とまで思って仕事に励んできました。

 お聞きしますが、そんな高知県内の地方議員では一番、市民のためを思い情報公開しながら働いてきた議員が指摘することに腹を立てる商店主や企業主、市民がいますが、私が書くブログや議会新聞の記事で室戸市の現状を教えられて知恵を膨らませてきたのは、あなた方じゃなかったんですか?

 逆にこちらから問いたい。


☆「あなた方が投票した市長選や市議選の候補は私以上に健全な政治態度で働いていますか?」、

☆「市長が不正な事業を行ったり、議員がその不正議案のすべてに賛成してきませんでしたか?」、

☆「その違法な市政を行ってきた市長の働きやその違法に賛成してきた議員の働きぶりで室戸市の人口を増やし、市内の経済を活性化させ、観光面でも活力を得ていますか?」、

☆「私は健全な精神を持っているので、そういうことには賛成してきませんでしたが、こういう私みたいな政治家は悪人だとお思いですか?」、

☆「このような的を得た政治評論や地域評論は嫌いですか?」。


 ゆっくりとお考えになり、答えを出してください。そして、ご自分の明日への糧にしてください。

 私は不正な市政を健全な政治組織にしたいと思い懸命に一人で戦かったのにその行為が室戸市民の賛同を得ず落とされた議員です。その平成23年4月の市議選の時に室戸市の有権者のお考えや判断力は理解しており、そういう有権者の考え方(「公正な候補か不正な候補かは全く関係ない」という)が今回の市長選でも発揮された、と私は思っています。

 私は議員退職後すぐに移住先を見つけ、去ってゆきます。ま、嫌でもそれまでは我慢していただきたい。室戸市において、「室戸市の政治は如何にあるべきか」「今のままなら室戸市の将来は間違いなくこうなる」という正論を情報公開しているのは私だけですので。


 『論語』は教えています。参考著書は『わかる・使える はじめての論語』(福田晃市・著、ソフトバンククリエイティヴ)

 ●「子路、君に事(つか)えるを問う。子曰く、欺く勿(なか)れ、而(しこう)して之(これ)を犯せ」

 原文の翻訳・「(弟子の)子路が君主に仕える方法を尋ねた。孔子は答えた。(君主を)騙してはいけないし、間違いはきちんと言ってあげないといけない」。

 解 説・上司の意を迎えるため、何かと甘言(うまくち)を弄する人よりも、上司の意に反してでも、ずけずけ苦言を呈する人の方が、最初は嫌われるかもしれないが、最後は信用を手に出来ますし、上司のためにもなります。

 (解説)

 君主に使える方法にしても、地方議会において議員が市長に相対するのとでは全く違う。市長に気に入られようと甘言を弄する議員はたくさんいて、市長の間違いは解っているが、何一つ諫言は唱えられないでいる。そんな中、間違いはきちんと言って教えてあげている心優しき議員も、数名はいる。それを聞いた市長がやがて自分の誤りに気が付き、ありがたく思い改めてくれると、「甘言」ではなくて「諫言」した甲斐があるといえる。

 だが、何度も過ちを犯す首長は確信犯的な面を持っていて、行っている「間違い」の大半はそれを解っていてやっている。だから、真面目な議員や職員が苦言を呈して間違いを指摘などすると途端に腹を立て、議員なら毛嫌いされ、職員は左遷されてしまう。

 ・・ということは、その首長の周りには「甘言」する議員と職員ばかりが取り巻き(所謂、これを世間は「取り巻き」と称する)、自分にとって一番有り難くて感謝すべき「諫言」してくれる議員や職員は、遠ざけられるということになる。

 しかし、だからといって、地方政治において議員や行政職員が首長に対して「甘言」ばかり言い、何一つ「諫言」できずにいていいのかです。

 そんな世渡り上手でいいのか。

 そんな議員でいて、住民のためになるのか。そんな行政職員でいて、住民のためになるのか。  

 「地方議員は、市政運営で間違っていることが行われていると感じたら、声を上げることを恐れてはならない」。

 地方政治の場において、議員も行政職員も間違いを見つけたら、恐れてはならない。堂々と声を上げる勇気を持たなくてはなりません。

 周りを見渡してごらんなさいや。「オレが無理に言わなくても、誰かが言うだろう」、「誰も言わなくても、そのうち誰かが言うだろう」なんて考えていても、誰も言う度胸など持っていません。

 だから、私は議会で言うべきことを堂々と発言してきました。これは自分のためでなく、市民に成り代わって誰かが言わなきゃまちがダメになってしまうから。

 「地方公務員も、行政運営で間違っていることが行われていると感じたら、声を上げることを恐れてはならない」。

 間違いを見つけたら、恐れてはならない。堂々と声を上げる勇気を持たなくてはなりません。

 自分の人生を汚さないためにも。

 ●「志士、仁人は、生を求めて仁を害することなく、身を殺して仁を成すことあり」。

 原文の翻訳・「世のために頑張ろうという人、良心的な人は、良心的でないことをしてまで生き残ろうとはしないし、良心的なことをするために命を捨てることもある」。

 解説・良心に反するくらいなら、死んだ方がましだ。正義に反するぐらいなら、死んだほうがましだ。これほどの覚悟で不実、不正を憎んでこそ、立派なことを成し遂げられます。

 (解説)

 議会の表決の時、議会の大半の議員が、不正や不適正や市民の大半が「そんな、建設業者のためにしかならん事業は止めろ」と言っている公共事業に賛成しているのを見ると、実に嘆かわしい。

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 生涯を通じて公民権のために戦い、偏見と戦い続けたフレッド・コレマツ氏の言葉です。

 「何かが間違っていると感じたら、それを口に出すことを恐れてはいけない」。 

 室戸市民の皆さんは私の記事に腹を立てるだけじゃなく、「これほど室戸市のことを考えてくれている議員は他にいない」と思うぐらいの余裕はあっていいんじゃないでしょうか? そして、その人から学ぶことです。

 それとも、田舎に住むヤセ男がこう言えば、また腹が立ちますか?

 みんながそんなんだから、田舎町は発展も改善・改革もできないで、衰退し続けているのです。町の衰退は私の所為ではなくて、政治家とそういう皆さんの怠け心からきているといっても過言ではありません。それは、「市長や議員など政治家たちは公正で健全でアイデアに富む発展的な政治をしているのか」「有権者は市長になる人間と議員になる人間を厳しく見て公正で生真面目で働きものの人物を選んでいるか」と考えていただけば、なぜ室戸が衰退を早めているかがお判りでしょう。

 毎晩毎晩、どこにも遊びに行かず、学びなさい。

 専門書の本を買ってきてでもいい、テレビの番組からでもいい、上司でも部下からでもいい、知人からでもいい、頭を下げて学びなさい。

 私は、家業の製材所を止めてから、一般社会で働く上においてどう生きたらいいのかを自分で学び、多少は知恵もつきました。いろんな分野の本をたくさん買ってきて勉強もしました。室戸市内で企業を経営したり商店を経営しているあなたは、20歳から30歳、40歳、50歳、60歳と勉強を続けていますか? 若い時はしても、30歳や40歳を過ぎると仕事に慣れてきて、全くやらなくなったんじゃないですか?

 社内や工場の中はちゃんと整理整頓できて、社員が働きやすくなっていますか? ある商店にはお金の出入りを記録するレジ(レジスター)すらなく、私がお教えしても買わなかったが、ようやく最近買ったそうです。こういうレジの無い商売で利益が上がると思いますか? 収入と支払いがちゃんと記録されると思いますか?

 このように大きな会社でも小さな商店でも基本を逸脱した業務をしている会社や商店は田舎に多いですが、それで市議会一励んでいる議員の私にとやかく言えますでしょうか? まず自分の会社を盛り上げることに休みなく励み、室戸市一の企業や商店になることではないでしょうか? 

 一つの例です。室戸市が椎名小学校の校舎を水族館として開業して入場者数が10万人になったと市長や担当課職員は喜んでいますが、8月末に高知から私の親戚家族がやってきたので始めていきましたが、入場料を払う時、受付の女の子二人から「いらっしゃいませ」もなく、そのそばに居た館長という男性からも「いらっしゃいませ」はありませんでしたし、頭も下げませんでした。そして、入場口から出る時も、受付の女の子からも館長からも「ありがとうございました」のあいさつも頭も下げませんでした。
 車に帰るなりパン屋さんの営業でならす妻から一言ありました、「これじゃいかんねえ」。私は「はいる時も出る時も全くお客さんにあいさつせんということは、まるで無料のイベントみたいで、入場料を取って見てもらっている商売じゃないわなあ。あれじゃ、今後は困る事態になるぞ」などと話しながら帰ってきた。

 読者の皆さんはこの挨拶なしのどこに問題があるとお考えでしょうか。つまり、商売とはスーパーに行ったとき等が良い例です。女性社員も男性社員もことあるごとに「いらっしゃいませ」といい、「これなどはいかがでしょうか」と助け、料金を払って帰る時には「ありがとうございました」と礼儀正しい基本を習ったことと学んだことがすぐに解るじゃないですか。あれですよ。商売の基本はあれ。私は市の課長にこうも伝えました。「挨拶や頭を下げることには金はいらん。けんど、お客さんは『あー、感じのえい店やなあ』と思うやないか。なっ」と笑いながら。

 施設は、テレビ局や新聞記者が来て取材して報道されて華やかかもしれませんが、商売としてはああいう人たちは全くの素人。即刻、数日後に市役所に行って、市職員で私が一番評価している課長に会い、この件について詳細を伝え、経営する指定管理者に対しての業務改善を求めました。


 とにかく、商売は誰にも負けないように、朝から晩まで遊ばず、学び勉強を深めることです。その学んだことを仕事に向けて励むことです。
 
 「俺よりも貧乏人の議員が何を言よら!」と思って腹が立っても、「谷口に言い負けた」という気持ちを抱えながらも、とにかくしゃにむに「学びなさい」。

 衰退し続けている田舎町の発展はそうするしかありません。私が一生懸命に教えていることに腹が立っても、そうするしか他に手はない。

 そして、室戸市の人口減少をあなたの手で、そしてあなたがた企業主や商店主の手で止める策を講じることです。それも、皆さんはすぐに役所に頼りますが、市役所や議員に頼らず、自分たちだけで集まって人口減少に歯止めをかけるんです。そうして、客を逃がさない手法で繁盛させていただきたい。

 決して、市長や市議会議長に泣きついたりせずに、です。


 最後に、私については4月に退職しますので、もうあと5か月間我慢してください。そうすればこれほど真面目に室戸市政と市議会を考え働いてきた議員もいなくなりますので、それまでもう少し我慢していただけたらと思います。見て御腹立ちならば、どうかこのブログを見ないでください。さすえば、苦にはなりませんので。


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