青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

政治家も、勝っても負けても悔い無きよう懸命に働くべき

2018-08-11 | 政治家のあり方
 FIFAワールドカップに出場した日本代表の試合を見ていて思いました。

 「勝つか負けるか解らないが、一分一秒を後で悔い無きよう、動こう!」。

 試合に出た選手たちも出ずにベンチでいた選手たちも、勿論、監督やコーチ陣もみんな、そう考えながら行動していたでしょう。だから、みんな負けたことに悔いは無いと私は思っています。

 「働かなきゃ悔いは残り、精いっぱい働けば、負けた悔しさは残っても自分たちの働きに悔いはない」。

 これは、どういうスポーツに関わっていても、どういう仕事に関わっていても、どういう地方政治に関わっていても同じだろう。

 「自分の知恵を使い、行動力を精一杯発揮し、働く」。

 時には失敗する時もありますが、こうすれば勝っても負けても必ず、悔いは残りません。例え負けたとしても、きっと納得できる敗北となる。笑顔で母国に帰ることができましょう。

 地方議員としても、W杯に出場した日本代表が懸命に行動していることから学び、休まず働かなければならない。なぜならば、住民から「報酬」という賃金をいただいているから。

 すべては、住民に降りかかる明日への公正な政治のためです。

 であるが、室戸市で議員となって働いてきて、昨年に結論を出しました。

 【公正な行政と公正な議会、又は公正な行政と不正な議会、そしてまたは不正な行政と不正な議会と、地方政治の世界にはいろんな組織形態があります。
 であるが、一番悪質な「不正な行政と、不正な議会」においては、悪しき人間たちが大半を占め、首長は「組織を改めないぞ」「体質は改めんぞ」と牛耳り、議員が「首長の行政運営すべてに賛同してたら首長側は言うことを聞いてくれるだろうし、住民も『反対派じゃないな』と次の議員選で票を失うこともなかろう」と判断して賛同し、本来の職務責任を放置していたら、何年たっても何十年たってもその組織から悪が排除されることはありません。
 故に、そのまちの発展はその行いの度に悪化し続け、衰退の度合いは高まり衰退の速さも強まる。その陰で住民は被害を受け続けます】。


 地方行政の政治体質を公正なものに改革しようを努力してきても、地方議会の体質を公正なものにしようと努力してきても、不正に手を貸す政治家たちは聞く耳を持たず、最初から最後まで不正や不適正、不公正、不道徳などすべてを無視し、素通りしてきました。

 その例を上げましょう。

 市長側が議長に要請して行ってきた「議案の事前審議」などその一例で、室戸市はそれを平成19年11月から行い、私はそれを最初に止めた。であるが、私が止めるのを市長は無視して議会に提案する主要な事業案を議員総会で行い続けました。

 当初から説明しますと、これは小松市長として一年目となる時期の、地方自治法に違反する行政業務。他の議員は全員、それが違法で筋違いの行政手法だなんて理解できませんでしたが、私は平成19年11月29日に議員総会を開いてそこで議案審議を行おうとしているのを見破り、その二日前の11月27日に市長室を訪問、市長にこう諭しました。

 「本来、執行部側が提出した議案というものは、一般市民が傍聴する公式の場である議会が開かれ、一般質問の日の翌日に行われる大綱質疑において提案された議案は審議されるものです。当然、批判的な議論もその議場において出ることもあり、執行部側は市民にそれらのことを知られることが面白くないでしょう。だから、市民がいない、そして議事の内容は録音も取らないから議事録にも載らない場所で秘密会議を行おうとするんでしょうが、そういうルール違反なことは行わないでください。議員総会で議案について説明することはかまいませんが、近く開かれる議会に提案される重要議案について議員総会で質疑を受けて答弁するなどの審議はせず、終了していただきたい」。

 黙っていました。面白くないし、きっと「お前が要らんことを言うことは無い」なんて考えていたんでしょう。

 「『この議員は自分を市長選出馬に引っ張り出してくれた恩人』、『もし谷口がいなかったら自分は市長になんかなれなかった』なんて考えは、初当選したら無いようだ」とその平成19年11月末にようやく気付き、「平成18年5月の市長選出馬を促した時に交わした『市政運営は公正・公平に行う』との約束はウソであり、オレはあの時からずっと騙されていたんだ」と解りました。
 
 振り返ると、前年の18年4月に学校教育課長の小松氏に市長選出馬を要請し決意させた人物は、私。出馬の時の約束は、市町村合併の協議には参加することと、公正で公平な政治を行うことでした。平成18年11月の市議選でも後援会新聞には「公正・公平な政治を行う」と記載し、街頭演説でもそう訴えていました。でも、この市長選初当選から丁度一年目となる平成19年11月から「公正・公平な政治」という公約は間違いなく破られ続け、私だけが進めてきた「議案の事前審議」阻止は平成27年6月議会後に実現しましたが、「公正・公平な政治を行う」の公約は今以って守られていません。

 平成23年4月の市議選の運動期間中に市長支持者らが落選運動を行った(※この事件の主犯も実行犯も全員わかっています)ことによって私は思いがけず落選してしまいましたが、平成27年4月の市議選で再選されるとすぐにその不正阻止の要請文を議長と議会運営委員会に提出。すると、議長の配慮もあったようで「議員総会において議案審議は行わない」と決定。ようやく市長側の不正は終結した。

 つまり、その七年九か月の間、議員総会で議案審議の不正は続き、そして私が議会に返り咲いたことによって、ようやく終結したということです。私がもし平成27年4月の市議選に出馬していなかったら、市議会の「不正黙認」の考え方が続いていたことは間違いなく、それによって小松市長の思うままに不正な政治運営が続いていたのも間違いありません。
 
 次の平成22年11月の市長選では、後援会新聞で「国保料は値上げしません」と公約し街頭演説でも市民に訴えかけ当選しましたが、その三か月後の平成23年3月議会には「国保料値上げ案」が提出され、大半の議員が賛成し、可決。私は市民の気持ちも酌み「公約し市民にも『値上げしません』と約束したはずだ」と反対。結局、議会の表決で「公約違反だ」と反対したのは私と上野議員の二人だけでした。

 これらのことは室戸市政と市議会において発生した不正な事件のほんの一例ですが、まちの政治において不正や不公正や不適正や不道徳な行いがあれば、そして続けば、そのまちの発展はその行いの度に悪化し続け、衰退の度合いは高まり衰退の速さも強まります。そして、まちの政治を会社組織に例えれば、確実に“倒産状態”に入り、住民は被害を受け続けることとなります。

 まとめますと、それだけ小松市政3期12年間は、違法・不正な行政運営と、選挙公約違反と、特定の建設業者の仕事づくりを目的とした悪しき公共事業などが蔓延し続けた12年間だったということですが、それを先頭に立って指摘し、批判し、改める方法までお教えしてきたのが私でした。ですが、市長はその度に「いやこれは適正ですので、このまま運営を続けてまいります」と白を切って答弁し、逃げ続けたということです。

 こういう議場の風景を見ていますと、私も画家の一人です。「例え不正や不適正な事業が続く室戸市議会であっても、一度ぐらいは美しい風景を見て見たい」と考えるのは当然のことではないでしょうか。


 もう一度、説明いたします。

 【公正な行政と公正な議会、又は公正な行政と不正な議会、そしてまたは不正な行政と不正な議会と、地方政治の世界にはいろんな組織形態があります。
 でも、一番悪質な「不正な行政と、不正な議会」においては、悪しき人間たちが大半を占め、首長は「組織を改めないぞ」「体質は改めんぞ」と牛耳り、議員が「首長の行政運営すべてに賛同してたら首長側は言うことを聞いてくれるだろうし、住民も『反対派じゃないな』と次の議員選で票を失うこともなかろう」と判断して賛同し、本来の職務責任を放置していたら、何年たっても何十年たってもその組織から悪が排除されることはありません。
 故に、そのまちの発展はその行いの度に悪化し続け、衰退の度合いは高まり衰退の速さも強まる。その陰で住民は被害を受け続けます】。


 最後に申しておきますが、私はこれまで「まちの政治家たちが住民生活を主に考え政治を行ってくれている」なんて、考えられませんでした。私が市議会で「市民はそういう事業を行ってほしいとは考えていません」と批判しても全く聞き入れず、そういう室戸市政は平成18年12月から続いてきました。これはどういうことかと言うと、「市長は市民の声など無視し有力企業や有力者の声を聞いて政治を進めてきたし、議員の大半はそれに賛成し事業案は可決してきた」ということです。

 公正であるべき地方市政や地方議会がこれでいいんでしょうか。

 つまり、市民の声を聞いて市民生活向上のためや市内の各種企業や商店の経営向上に向けて予算を投資することよりも、市民の大半が反対している特定の建設業者や有力者のために市の予算を投資していることが優先されてきたことは明らかで、これは今後、改めなくてはなりません。室戸市発展のために特定企業やまちの有力者から働きかけを受けて事業化したり補助金を支出するなど、もってのほかです。これ程「不公平な政治」はありません。

 市の年間の予算140億円は市民に対し公平に支出されるべきもので、特定企業や特定の有力者から働きかけを受けたからといって、全額が市民のお金である市財政から投資するべきではありません。市民のお金であるその約140億円を毎年、市長と市職員が市民に成り代わり公正・公平に予算を組み、3月議会で議員に対し説明して賛成をいただき可決させ、事業として支出させるべきものです。

 その約140億円というお金を自分たちが予算に組んでいるんだから、その中に「これは自分たちのお金だ」なんて勘違いをし特定の業者や有力者に向けて支出している面も、無いとは言わせません。これまでの室戸市において、特定の企業から強い働きかけを受けて公共事業の計画を模索し取り組んできたことは枚挙にいとまがないので、今後、つまり次に市長になる人はよく考えて、市民から「公正ではない」「公平ではない」と声のかかるような事業は断じて止めることだ。

 この室戸市政一番の不正・不適正・不公平な面をすべて行政改革し、特に公共事業は市内の建設土木業すべてが公平な形で仕事を得られるよう入札制度を大きく改革していただきたいし、市議会も「市の予算はすべて市民の賛成を得られる事業であるべき」とよく理解し、その賛否は市民の意見をよく聞き「自分たち議員は市民の名代である」とよく理解し、自分一人のちっちゃな思いや考えはさておき、「市民の多くが反対していれば反対する」「市民が賛成している場合は賛成する」と決意し、採決に臨んでいただきたい。


 「働かなきゃ悔いは残り、精いっぱい働けば、負けた悔しさは残っても自分たちの働きに悔いはない」。 
 
 FIFAワールドカップに出場し決勝リーグに出場したサッカーの日本チームの選手たちに負けないような、そして市民から批判されない、他から評価される首長や地方議員となっていただきたいものです。

 特に、地方議員が専門書を読んで勉強する姿は見たことがないが、議員の大半は「議員の在り方」や「行政の在り方」などを他の議員に教えるだけの能力はない。依って、自分で専門書を買ってきて熟読し知識を得ることでしか、地方議員の能力アップは実現しません。つまり、誰も議員である自分を助けてなんかくれません。だから、どうか自分一人で勉強を深めていただきたいものです。

 残念ながら、小生は病後の自分とやがて妻が一人暮らしするだろう老後を考えながらいま将来設計を立てていますので、来年の室戸市議選には出ません。

 だから、上に記載したように、市長や議員になられた方は「公正な、公正な、適正な政治家となり、行動は道徳心に富み誰からも批判されないよう勉学に励み、任期四年間の職務責任を果たしていただきたい」、そう思っています。


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