青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

相撲界の問題児、白鵬

2017-12-04 | 文化・芸術・スポーツ
 ずっと腹立たしく思ってきたのは大相撲界のこと。昭和30年から40年までのことを一番強く思い出に残っており、その時代はプロ野球の巨人軍、大相撲、プロレスは力道山やルー・テーズ。テレビが室戸岬町津呂に一台か二台しかなかった時代で、毎日のように見せてもらいに行き胸を熱くしたものです。

 そんな大相撲の伝統を相撲協会や力士が汚す出来事が最近、しばしば起こっている。

 11月中旬の行政視察から帰ってきてからの忙しさでそのことを記事をするのをずっと我慢し続けてきました。今現在も12月議会の準備と3月議会後に配布する「行政視察報告号」の政策でそれ相応に忙しいんですが、我慢できなくなったので短く書いてみようか、短く。


 あの事件の主犯は皆さん、日馬富士だと思っているんでしょうが、それは的外れです。日馬富士も相手が怪我をするほど殴りつけたことは言い訳のしようがなく、私が言うまでもなく悪い。白鵬が貴ノ岩を含む若手力士に対して説教をしていたのをちゃんと聞かなかったからと、白鵬の思いを忖度した日馬富士が貴ノ岩を殴りつけた。

 ・・というのが、あのカラオケ部屋で起こった事件の実態。
 
 ですが、それを見た照の富士と鶴竜は止めに入るも突き飛ばされたらしいが、殴りつける日馬富士から1mも離れてないところにいただろう白鵬は日馬富士が十数発(というから二十発ぐらいは殴り続けたことが解る)殴るのを黙って見ていて、しばらくしてから止めた、と聞く。

 つまり、他の者が十発、二十発と殴る不正行為を働いているのを、白鵬は止めにも入らず見ていたということになる。

 私たち相撲好きの国民からすれば、「ふざけたやろう」だ。

 例え日馬富士が貴ノ岩を殴り始めたとしても、照の富士や鶴竜のように、一発、二発殴ったときに、「おい、日馬富士、もうそのくらいにしておけ」と止めることはできただろう。もしそこで白鵬が止めに入っていたら、日馬富士は白鵬を突き飛ばしたりするわけはなく、貴ノ岩もそれほどの怪我はなかったのだ。

 白鵬はそれをなぜ止めず、見ていたかだ。

 罪でいえば、殴って相手にけがをさせた日馬富士の罪は二割か三割で、七割、八割の罪はすぐ隣りに座っていて止めずに見ていた、白鵬にある。

 貴乃花親方が「日馬富士は引退しなくてもよかった」と言うのはそこにある。

 つまり、貴乃花親方は「そばにいて、なぜ白鵬は止めなかったんだ」と怒っているのであって、「今回の事件は白鵬に一番責任があり、その罪は重い」と考えている。

 
しかし、その後の場所中の言動は見ると全くそれらのことを反省していない。だから、白鵬に対して非常に腹を経てている。私はそう推察する。

 そこで、この酒場での事件の状況を飲酒運転に例えてみる。

 居酒屋で酒を飲んだ会社員が相当飲んでフラフラと帰ろうとした。その時、店の主人はその会社員が店に車に乗ってきたことを知っているにもかかわらず、「ありがとうございました」と見送ったとしよう。その会社員は飲酒運転になるが、その後、事故を起こし、人を一人撥ねて殺してしまった。

 この場合、酒をたらふく飲んで車を運転して人をはねて殺した会社員は勿論、罰せられますが、その飲酒運転を見て見ぬふり(黙認)した居酒屋の主人も道路交通法で罰せられます。

 白鵬の立場は明らかにこれ、居酒屋の主人である。そして飲酒運転で人を殺した会社員は日馬富士の立場だ。飲酒運転で人を殺した会社員と居酒屋の主人はいわば同罪。だから、白鵬も同罪で、3場所ぐらいの出場停止にすべき。


 と、私は思っている。

 それが相撲協会の白鵬に対する処分は、どうだ。酒場の事件については無罪放免となっている。どこかの国会議員はこう叫んだ。「ちがうだろ―――!」と。この事件についても私はそう思っている。「チガウダロ――!」と。

 事件後も白鵬は自分は関係ないとばかりの態度を続け、九州場所11日目の嘉風戦には自分が立ち遅れてもろ差しになられたから「こりゃ、負ける」と思い急いで「待った」をして負けを認めなかったし、15日目の千秋楽の優勝インタビューでは貴乃花親方のことを指して「それを排除しろ」とばかりに「ウミ」と言い、馬鹿が細工に「万歳三唱」までやってしまった。アホじゃないか。どこの人間が、自分のすぐ横で傷害事件が起きてその責任の大半が自分にあるのに、万歳なんかするのか。

 傷害事件では自分が“居酒屋の主人”の立場であったことも理解できず、自分が事件に場にいてそういう事態を引き起こしたことに思いを至らすこともなく、自分のことしか考えない人間であることが全国に知れ渡ってしまったが、それすら理解できないでいる。

 それだけか、日頃から厳しく相撲道を貫き通す貴乃花親方による教育が気に食わず、「自分は40回も優勝している大横綱である」と思い上がり、八角理事長が行った講話のなかで、「貴乃花親方が巡業に行くなら俺たちは巡業に行きたくない」などとぬかしやがったとか。「あの先生が遠足に行くなら、ボク、行きたくない――」。まるで小学生の子どもだ。実に幼稚な考え方だ。

 白鵬が行うすべての言動が「オレは大横綱だ」の考えからきているのは間違いないが、果たして本当に白鵬という男は大横綱か。 以前、記事にしたことがあるのでそれを見て私の考えは知っておられる読者もおられるかもしれませんが、それをお教えしましょう。

 実際のところ、白鵬は弱い。あの大鵬(優勝32回)がいた時代には柏戸、佐田の山、豊山、北の富士らがいたし、貴乃花(優勝22回)の時代には、曙(11回)、武蔵丸(12回)、武双山、魁皇など、巨漢力士がひしめき合っていたことを考えると、あの時代に白鵬がいたと仮定してもせいぜい大関どまりで、横綱には慣れなかっただろう。優勝回数もせいぜい10回程度だろう。

 それと、「なぜ40回も優勝できたか」と自分で考え、人に言われなくても、それを理解できるようにならなければならない。理由は、大相撲の上位にいる力士が無敵だとは言えない力士ばかりだから勝ち、優勝しているだけのこと。

 だから、国民も今の横綱4人にはあまり多くを望んでいない。「唯、面白い相撲を見せてくれればいい」。みんなそう思っており、白鵬は決して大横綱ではないので、「おれは大横綱だ」なんて勘違いしないことだ。


 それと、今回の事件でも的外れな報道ばかり続けているテレビや新聞は「日馬富士暴行問題」なんてオブラートで包んだように報じるが、「問題」なんかじゃなく、怪我をしていることから、あれは明らかに「傷害事件」だ。腰を引かず「事件」と言えといいたい。

 傷害事件を犯した罪は間違いなく日馬富士であることは動かないが、今の大相撲界で一番の問題児は、白鵬だ。白鵬であることに疑いはない。事件以来、モンゴル人力士に元気がなくなったことを見てもそれは解るだろう。その問題児である白鵬を、周りやメディアなどが腫れ物に触るかのように恐れ、誰も何も言えなくなっている。相撲協会の役員をしている親方たちも全員が何も言えない。貴乃花親方だけが「こういうことでは大相撲がダメになる」と一人、頑張っている。これが現状です。

 白鵬などに厳しく言うのは貴乃花親方だけで、他の親方らは「白鵬にいま辞められたら大相撲会は困る」と考え、腰が引けている。

 白鵬自身は「優勝を四十回もした力士は他にはいない、だからオレは大横綱だ、貴乃花は二十二回しか優勝してないじゃないか、だから貴乃花よりもオレの方が強いんだ」と思い増長しているが、態度の悪さをことごとく教育されるから、白鵬は貴乃花親方が煙たくて仕方がない。

 白鵬に言っておきたいことは、現役時代の貴乃花と今の白鵬となら、十番相撲を取って貴乃花が八番勝ち、白鵬が二番勝つぐらいだろう。もしかしたら十番すべて貴乃花の勝ちかもしれない。その程度しか白鵬に力はない。つまり、上には上があり、優勝回数がいくら勝っても、自分が勝てるのはその時代の力士の現状に因ると思い知る必要がある。

 因みに、全国の皆さんは解らないと思うが、15日目の優勝インタビューで白鵬が「大相撲の膿を出して」と言った「ウミ」とは、自分が一番“目の上のたん瘤”と思っている貴乃花親方のことを指して言ったのです。自分が“膿”と考える貴乃花親方をこの相撲界から排除し、自分はやがて理事長になり、相撲界を我が物に蛮勇をふるってやろうと考えているのを理解しているのは、私だけかもしれません。

 白鵬の悪さは抜きんでていて、大関から横綱になったころ、そして朝青龍が引退してからはますます増長し、他の力士、特にモンゴル出身の力士に対し「オレは日本に来て大横綱になった。他に俺ほど優勝した強い力士はいなかったんだ。だから、みんな俺の言うことを聞け」と徒党を組む。そういう力士としての不純な体質にくさびを打ち戦う相手と仲良くなるなと厳しく教育しているのが、あの貴乃花親方です。

 だから、メディアは貴乃花親方のことを悪く言うが、悪いのは貴乃花親方ではなく、公正な相撲道に反旗を翻し我が物顔でのさばりかえっている白鵬の方が明らかに悪いし、日本の大相撲界という組織の体質を歪めているのは白鵬もその一人であることは疑いない。

 地方議会の中には建設業者などと深くつながり、市政や市議会を牛耳り、まちの政治を弄んできた悪い議員がいるが、体質はあれと全く同じだ。首長や職員、議員、住民と、多くの人たちが被害を受けて来たし、今も被害を受け続けている。

 とにかく、悪い奴の首には“鈴”を付けなくてはならない。

 又、白鵬は「肌の色が違うからといって…」と誰かをあてこすって批判していて、あれも貴乃花親方のことを指して言っているのは間違いないが、「憶測でものを言うな」、「話を擦り変えるな」と言いたい。貴乃花親方が厳しく言ってきたのは、「モンゴル人だから」、「日本人力士だから」と考え差別して言ってきたのではなく、「モンゴル人力士だからといって、徒党を組むことがなれ合いの相撲を生むから、部屋の違う力士同士が仲良く酒を酌み交わしたりするな」といってきたもの。思い違いも甚だしい。

 それにだ。貴ノ岩には貴乃花親方という白鵬よりもずっと見識も厳しさも持ち合わせた立派な教育者がいて、何も白鵬に教育されなくても、それ以上の力士に育つことは誰が見ても疑いない。それを貴乃花親方は十分、理解していたからこそ、大相撲界でのさばりかえっている白鵬らに弟子の貴ノ岩を近づけたくなかったのだ。それを「モンゴル会」などといっていろんな部屋のモンゴル人力士を集め、自分の言うことを聞かせようとしている。それが白鵬だ。

 室戸市長も違法や不正に無頓着で傲慢だが、相撲界のかつての朝青龍と今の白鵬も傲慢な性格をしていることを今回の事件と周辺の情報によって国民みんなに知れ渡ったことだろう。

 一人、漫画家のやくみつる氏が白鵬のことを 「己が化膿の進んだ腫れ物」だと厳しく叱責していましたが、あの言葉が最も的を得た指摘といえよう。間違いなく、白鵬は大相撲界の“腫れ物”で、これは動かし難い。↑(クリック)

 加えて、日本相撲協会はあれほど角界の“膿”となり“癌”となった問題児・白鵬の愚行をなぜ厳しく処分できないのか。

 辞められ相撲人気が落ちるのが怖いらしいが、落ちてもいいじゃないか、また這い上がって来れば。

 こんなへっぴり腰の日本相撲協会の親方連中を見ていると、貴乃花親方が一人で毅然とした姿勢で対処しているのが誇らしく見えてくる。


 もし貴乃花親方を日本相撲協会から排除し、追い出すようなことにでもなれば、間違いなく日本の大相撲はそれでお終い。彼を理事長にして昔のような伝統ある相撲界を取り戻さなければ、その時点で日本人が愛してやまない大相撲は終わりを告げるだろう。

 それにしても、強い日本人力士が育ちませんねえ。望むべくもないが、国民を楽しませてくれていた一昔前のあの貴乃花や曙や武蔵丸が活躍していた時代、その少し前の千代の富士の時代、輪島・北の海時代、柏鵬時代、栃若時代が懐かしい。今と違い、その時代はとにかく力士が外でペラペラとしゃべらなかった。だから良かったんだといえようか。

 その点でいえば、いまNHKテレビは土俵際で優勝力士にインタビューをしているが、今場所の白鵬のように優勝力士が調子に乗って勝手気ままな発言をすることも考えられ、その内容によれば相撲人気を貶めてしまいかねず、あれもよくないことが解った。相撲協会はこういうことも考えたことは無いだろうが、あんなインタビューはやめ、昔のように授与式だけでさらり千秋楽を終えることだ。NHKも今回の白鵬の傲慢発言を重く受け止め、もっとよく考え検討し改めなければならない。


 ま、今日はこのくらいにしておこうか。「大横綱」なんかじゃない、「小横綱」の白鵬に言いたいことは山とあるが・・。

 この傷害事件に絡む相撲界における白鵬の質の悪さには私も相当頭に来ているので、この記事の内容はまだ序の口程度の記事。また近いうちに長々と書いてみたい。

 ちなみに私が好きな力士は、あの弱いやら強いのやらわからない、逸ノ城。白鵬らと同じモンゴル人力士だが、白鵬などと違い、あの若者には可愛げがある。だから毎場所、私は彼が出ると「ホラ、いっちゃん頑張れ!」とテレビに向かって声援を飛ばしています。妻もそれを聞いて、最近は台所から「いっちゃんは勝った?」と声が掛かる。白鵬は東京オリンピックまで辞めないといっていたが、意に反して引退する日は近いので、その時には大関になり横綱になって欲しいと思っています。その時は決して白鵬から学ぶことなく、飄々とした大横綱になってほしいと思っています。(なれるかなあ)

 照の富士も嫌いじゃない。とにかくモンゴル人力士も他の力士も威張る白鵬からは何一つ学ばなくていいので、品格と見識を備えた強い力士になって国民を楽しませてほしいものです。


電子情報誌「青空エクスプレス」のアクセス数は、12月4日(月)Gooブログランキング(2786800ブログ)中、1931位でした。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 一般質問の準備  | トップ | 相撲界の改革ができるのは貴... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文化・芸術・スポーツ」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事