日々是好舌

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逃げ腰の 滋賀県警が 奮起した

2012年07月12日 08時49分00秒 | 日記
苛めにより自殺した大津市立皇子山中学2年生の父親は3回も大津警察署を訪ねて「どうすれば苛めた者を罰することができるのか」と相談したそうである。対応した署員は「事実認定が困難」と応じて被害届の提出にはいたらなかったそうである。

この対応は千葉県警が被害届を受理しなかっために起きたストーカー殺人事件を思い出させる。私がこのブログに書いた車の不法占拠の問題でもそうだったが、警察には面倒なことから逃げたがる傾向がある。警察という組織も懲りない面々の集まりだといまさらながらにあきれる。

事件発生以来9ヶ月を過ぎてからの強制捜査は、世論の批判に対する警察自体の自己防衛的泥縄捜査であるが、それでも一度重い腰を上げたからには中途半端な捜査では済まされないだろう。徹底的な捜査をつくして事実関係を究明してもらいたい。

家宅捜索の結果、どんな資料を押収したのか定かではないが、おそらく二度にわたるアンケートの原本は押さえたとおもわれる。その内容を精査して、具体的な苛めの目撃証言や加害者の暴行の事実立証に役立てようということだろう。

皇子山中学の生徒諸君は事実をありのままに証言して捜査に協力してやってもらいたい。それが貴君らが見殺しにした同級生へのせめてもの供養となるだろう。鎮魂となるだろう。それはまた自己保身と体面ばかりにこだわって事実を隠そうとする狡猾な大人たちへの鉄槌ともなるだろう。恐れることはない。ありのままの真実を語ってください。

担任の教師、校長、教頭、そのほかの教職員、そして教育委員会のみなさんもこの際は知っていることは包み隠さず全てしゃべってもらいたい。そのことが全国の学校に潜在する陰湿な”苛め”の問題解決に少しは役立つだろう。特に担任の先生は名前もネット上に書かれているし今さら逃げられもしない。本来、自分がしなければならなかった職分を十分に反芻して捜査に協力してやってもらいたい。

加害者とされる生徒は主犯格も準主犯格も既に京都市内の中学校に転校しているそうである。逃げてはいけない。この生徒らもその保護者もひとかけらの良心があるのなら先ず謙虚に反省し、詫びることから始めないといけないとおもう。
詫びたら罪を認めることになり裁判に負けてしまうというのであれば、それは人間としてもっとも恥ずべきことだと申し上げたい。


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