まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

噺家

2011年12月01日 | Weblog
これ、はなしか、と読む。

って、知ってますか。

ご本人たちは、落語家とはいわないそうで。

と前フリがくれば、今にわかに旬になっちゃった、立川談志だよね。

それはともかく。

落語、落語というわりに、ぼくは、生を聴いた噺家は少ないんだよね。

この間なくなった円楽もそうだし。

好きな志ん生もそうだな。

なにせ、便利なCDが、図書館へ行くと、こらしょ、っていうくらいあるので。

ぼくのipadには、400曲くらい、入ってる。

三木助、小三治、文楽、円生、もちろん、志ん生、桂米朝、枝雀、川柳、三笑亭可楽、志ん朝、小さん。

たくさんたくさん、だ。

あ、そうそう、「藪入り」の金馬もあるか。

お笑い百科事典、というアルバムがあって。

明治・大正時代の音源が残っているんだけど。

初代桂春団治とかね、柳家小せん、蝶花楼馬楽、快楽亭ブラックなどなど。

柳家小せんは、花街で遊びすぎたんだったか、めくらになっちゃったりね。

馬楽は、きちがい馬楽とか言われてね、狂死したんだね。

でも、俳句がうまかったみたいで。

 長屋中 歯を食いしばる 花見かな

なんて句をひねり、「長屋の花見」のなかで使ってるんだけどね。

何を言いたいのか、わからなくなっちゃったんだけど。

そうそう、昔、噺家は、でたらめだった、ということだな。

身を削って、というのか、獅子身中の虫というのか。

からだとこころのなかから沸きあがってくる、なんというのか、虫みたいなものかな。

談志の言葉を借りれば、業、ですか。

落語は業の肯定である、なんて、「現代落語論」で、言ってるからね。

そうはいっても、そういうリクツっぽいところが、談志はすきじゃなかったけど。

って、こちらもリクツ、こねてるけどね。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 祝祭 | トップ | 情報 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事