今朝は、自重しときます。
これは、どこか、クローズな場所で、ってお会いする機会があるのかどうなのか。
なので、ブログネタとしては、何にしようか、ってな気分なんだけど。
たぶん、これ、うけると思うんだけどね、一部の方々には。
察しの言い方にはお分かりになるかも、なんてさらに、迷宮入りしそうなフリを残して、だな。
ところで、今朝の風は強い。
夕べからか。
風の盆、思い出すな。
富山在住、八尾、これ、やつおと読むんだったかやおと読むんだったか、いつもわからなくなっちゃうんだけど。
八尾の在、一番奥の方の御仁の実家に泊まらせていただいたんだった。
いいところだったな、緑に溢れ、が、街の方では、風の盆踊りを夜通し、ってわけだ。
そのお祭りが、彼曰く、風よ吹かないでくれ、って祈りなんだ、とね。
それほど強いんだな、たぶん、今朝も。
農耕の民にとっては、そんな祈りになり、その頃、ハマっていた谷川健一さんの民俗学、その中で。
鈴鹿だったか、御在所だったか、伊吹山系の人々にとっては、強い風は何よりの好物、で。
つまり、彼らは精錬の民だったんだよね。
金属を溶かすための火を起こすのに、ふいごだっけ、足で踏んで風を起こし、火の加減を片目で凝視める。
なので、彼らの神は、片足片目の神なんだ、なんての。
究極の職人は、そうなっちゃうほどに、人生をかけて火を見つめ続けていたのか。
なんて具合に、思いは、というか、記憶は飛んでいき、御在所といえば。
あの山頂へのロープウエイの中で、地元では超有名なお寿司屋の大将が、高所恐怖症ゆえ。
立ち上がって絶景を眺める僕らに、おいおい、危ないから座った方がいいよ、とボソッと言った。
なんて情景も浮かんでくるな。
と書いてくると、なんだか、土地の古老が、昔話をしているみたいになっちゃうか。
どうやらこちらの風もおさまったか。
魚氷を上る、と書いて、うお、こおりをいずる、とルビがふってある第3候、今日は旧暦で1月5日だ。
まだ、松の内だね。
たしかに、旧暦にすると、初春の寿ぎを、なんて挨拶状がふさわしく感じもし、暦、大切ぞよ。
ゆめゆめ疎かにするなかれ、なんて風情でもあるな。
国の始まりが淡路島、なら、ブレインウォッシュの始まりは、暦なり、ってなもんだ。
今朝の珈琲は、豊橋からの、サントス、ニブラ、極深煎り、とご紹介して、次に移るとします。