高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ヤマグワ

2008-06-17 06:56:26 | 樹木
近くには多摩から横浜に絹を運んだ「絹の道」が残り、桑都(そうと)八王子に近いだけに、山には桑の木が多く見られる。
クワにもヤマグワ(山桑)やカラグワ(唐桑、マグワ)などがあり、葉の形などから分類できるようである。この画像がヤマグワか、カラグワなのか自信はない。
近くの丘陵地を歩いていたら、ヤマグワ、モミジイチゴ(紅葉苺)そしてヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)の実がたくさん熟していた。
子供の頃の体験から、ヤマグワとモミジイチゴには手が伸びるが、ヤブヘビイチゴについては試してみる気にはならない。
口に入れて種を噛み潰すと、口中にイチゴの懐かしい甘さが広がった。

 
(右は試食する勇気のないヤブヘビイチゴ)

山桑/クワ科/クワ属。山地に生える落葉高木。別名クワ(桑)。雌雄異株。
葉は互生し、卵形から卵状広楕円形で縁に不揃いの鋸歯がある。果実は赤色から黒紫色に熟し食べられる。
名前の由来:蚕(かいこ)の食う葉(くうは)から転訛(てんか)してこの名が付いたという。
花期:4~5月。
(多摩丘陵)
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6 コメント

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昔の想い出 (信徳)
2008-06-17 18:58:05
この黒い粒が何とも甘くて美味しいのです。学校に弁当を持って行き食べた空に帰り道、黒い粒を満杯にして家に持ち帰って食べました。
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ガキの頃 (hanatetsu)
2008-06-17 20:23:48
口の周りを真っ青にして…。
何もなかった時分、クワゴ(桑の実の私の田舎の方言)がデザートだったかも知れません。
もう一度口にしたい懐かしい果実です。
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未だです。 (デコウォーカ)
2008-06-17 22:44:51
未だ、クワの実を食していません。香貫山の実は少ないので取るのを止めています。何処かで沢山生っている所で採取しようと思っていますが、未だ見つけていません。
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大きな弁当箱の理由 (寅太)
2008-06-18 12:35:54
信徳さん、おはようございます。
クワイチゴを入れるのに、大きな弁当を学校に持って行ったんですね。
今回の画像も美味しそうな色がでているでしょう。
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横目で通り過ぎない (寅太)
2008-06-18 12:38:36
hanatetsuさん、おはようございます。
高尾を歩けば、かなりたくさん桑の木があります。
お上品ぶらないで、素直に手をだしましょう。
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都会育ちか、世代が違うか (寅太)
2008-06-18 12:42:12
デコウォーカさん、おはようございます。
クワ、モミジイチゴは間違うことがないので、綺麗に熟しているのを食べましょう。
クワの実を食べたことがないとは、さすがに都会育ちです。

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