高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ハマボウフウ

2018-06-02 00:03:46 | 山野草
若いころに4年間柏崎に赴任し、時間があれば海を眺めていた。思い出がいっぱいある海であり、新潟に行くと必ず寄る。
数えきれないほど歩いた砂浜で、今回初めて出会った植物がハマボウフウ(浜防風)である。新芽は食用になるとのことであるが食べたことはない。防風は「かぜを防ぐ」ことからかぜ薬として用いる。


(密に花序が付いたハマボウフウ)

 

浜防風/セリ科/ハマボウフウ属。
海岸の砂地に生える多年草。
葉は1~2回3出複葉で、厚くて光沢がある。小葉は倒卵状楕円形で不揃いの鋸歯がある。茎の先に複散形花序を出し、小さな白色の花を密に付ける。根は黄色を帯び太くて長い。
名前の由来:中国で薬用にする防風と根の効用が似ていて、海岸に生えることからこの名が付いた。
花期:6~7月。
(柏崎市)
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コメント (4)
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