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下風呂龍神祭

2011-09-09 14:32:10 | イベント・祭り

風間浦村といえば、夏はイカ、冬はアンコウが特に旨い!
そして、夏から秋にかけては、津軽海峡にゆらめく漁り火が幻想的な雰囲気を醸し出します

そんな風間浦村にある下風呂温泉郷~下風呂漁港周辺では、先月27日に『下風呂龍神祭』が行われました。

 

この祭りは、1884(明治17)年から毎年8月27日に行われている漁船の海上安全と大漁を祈願する行事なのだそうです。

まず、温泉郷にある自由寺というお寺で、海上安全と大漁祈願の御祈祷が行われます。

 

 


しばらくすると、お寺からお供え物や大漁旗を持った人々が出てきました。
 
(※画像クリック

お坊さんと大漁旗を持った漁師たちが、温泉街を漁港へ向かって歩いていきます

 

 


漁港に辿り着くと、お坊さんは赤い旗を立てている「開運丸」の前で待っているようでした。
ほかの人たちは、それぞれ自分の漁船に向かった模様です。

実はこの後、お坊さんはこの漁船に乗るのですが、どの船にお坊さんを乗せるかは、参加する漁船の長がくじを引いて決めるのだそうです。
くじを引き当てて御座船になった漁船は、1年間大漁に恵まれるという言い伝えがあって、非常に名誉なことなのだと聞きました。

そうこうしているうちに、お坊さんが乗った「開運丸」が出航しました

 


老若男女が乗り込んだほかの漁船たちも、そのあとに続きます。
 
ゆっくり走るイメージがあったのですが、あっという間に姿が小さくなり沖合に姿を消していくイカ釣り漁船たち・・・

 

 


まずは大間側に向かい、そのあとむつ市大畑側へと。
それぞれの場所でお坊さんがお経を唱え、御札を海に納めるのだそうです。  

しばらくして、港の正面沖まで戻ってきた漁船たち。
御座船はこの付近を3回まわって、さらに御礼を海に納礼するようです。

最後の儀式を終えると、漁船の一団は波しぶきをあげ、一路下風呂漁港へと向かいます



さて、龍神祭当日は漁作業が一切行われないということで・・・
残念ながら、この日は漁り火を見ることができないのです(ノд・、)

さらに、今年は龍神祭前日が金曜日ということで、イカ漁がお休みでした。 ※毎週金曜日は、イカ漁休漁日です。

 


ということで、漁港側から下風呂温泉郷の夜景を一枚

写真はありませんが、空を見上げると綺麗な天の川がはっきりと見えました
漁り火は見えませんでしたが、それ以上に満天の星空が歓迎してくれたので、むしろ得した気分になりました(^J^)d


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by ヴァ♪


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