健生病院研修医室2

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眼底鏡の使い方

2014-06-07 12:03:05 | どうでもいい話

先日、内科のT内先生が1年目研修医を引き連れてつたやっこを探していました。

この時期に私を探すといえば、アレ、アレしかありません。

察した私はチャッチャと目ヤニを拭き、深いまばたきで瞳を潤して、いざ、椅子に座ります。
椅子に座った後は、ぼーっと遠くの一点を見つめるだけ。ただ、それだけです。
何があってもただ一点を見つめるのみ。


つたやっこはこう見えて「眼底モデル つたやっこさん」として認定されており、
日夜眼底のケアを徹底し、毎年毎年、眼底をのぞかれては正常像を提供しています。
今年もとうとうその日がやってきました。

T内先生が手本を見せます。

「こうやってピントを合わせて、斜めから瞳に向かって光を当ててー…
オレンジにキラッと光るところに当たったらそのまま近づいてーっと…

近づいたらピントを合わせてー・・・
おー、すっげーキレイ!キレイ!キレイダー!うわー、すっごいキレイ、んー見やすい!
うわー、血管すごい見える!
いやー、やっぱりつたやっこさんの眼底が誰よりもきれいだ」


研修医が挑戦します。

研「どこですか。ここですか、あ、このオレンジですか」
つた「そこそこ、あ、ずれた。当たってないよ。もちょい右」
研「あ、ここですね!」
つた「そのまま近づいて。あ、ほらずれたよ、通り過ぎたよ光が」
研「え、あ、ここですね。このまま近づきます!」
つた「今度は全部当たってないよ、もちょっと下から下から」
研「こうですか。んー、でもぼやっとして見えません」
つた「ピント合ってないんだよ。ほらカチカチ回して!」
研「(カチカチ)えー、見えないな…」
つた「もっとカチカチ!」
研「(カチカチ)あ、見えたーーー!!すげー、見える見える!うわーめっちゃ見えるぅー」

毎年このようにして感動を共有します。


「眼底モデル つたやっこさんⅢ」、研修医教育のために時間単位で貸し出します。
正常像しか見れません。
Ⅲの特徴は、研修医がきちんと見えるようにアドバイスしてくれます。
値段は交渉に応じます。



これは1年目のA川先生がのぞかれているところです。

こんなふうに両目同時もOK




つたやっこ

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