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青草俳句会~命のよろこび

結社「青草」 主宰 草深昌子

青草本部句会 令和6年12月6日

2024年12月11日 | 俳句
草深昌子選 (順不同)
兼題「湯豆腐」 席題「裏」
 
      


御殿場は高所なりけり冬の靄  小宮からす
太鼓橋渡れぬ仔犬冬ぬくし  松井あき子
建長寺からす天狗に紅葉降る  東小薗まさ一
宝くじ売り場の列のちやんちやんこ   二村結季    
湯豆腐や疎水の音の径を来て   奥山きよ子
揺れながら紙切る人や冬羽織   小宮からす
湯豆腐を吹けばあなたも吹いてをり  佐藤昌緒  
湯豆腐や底の昆布の真四角な   小宮からす
手のひらに乗せてみたきや冬雀   川井さとみ 
裏道のコーヒーショップ朴落葉   山森小径
足袋裏の白々前座引つ込めり   小宮からす
湯豆腐や遠く雨戸の閉める音   柴田博祥          
裏窓に男女の影やもがり笛   山森小径         
甕棺の継目の数多冬ざるる   松井あき子
叡山の麓のふくら雀かな   二村結季
柿干して大根干して師走くる   木下野風
地下鉄の階段降りる落葉かな   佐藤昌緒


         


段ボール噛んで冬日の清掃車   昌子   
四五軒の長屋の裏を冬の川
湯豆腐の裏も表もなかりけり
鮮魚屋の裏へまはると冬の川
裏返し表返して十二月
炉語りのいまてのひらを裏返し




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