草深昌子選 (順不同)
兼題「十薬」席題「強」

十薬や唸り強まる室外機 奥山きよ子
八幡の垣を飛び越す目白かな きよ子
飴玉に見張も立てゝ蟻の列 湯川桂香
飴玉に見張も立てゝ蟻の列 湯川桂香
梅雨空や鴉の声の猛々し 桂香
強面のアナウンサーや梅雨晴間 桂香
代田いま電車の明かり走りゆく 松井あき子
強飯を握り田植の人と食む 二村結季
塗立ての畔の匂ふや夏の雲 結季
我の血を食らうて蚋よ永らへよ 佐藤昌緒
空海の道滴りを手に受けぬ 柴田博祥
くらべ馬横たふ脚の撫でらるる 小宮からす

どくだみの花を出入の枝折かな 草深昌子
風にうちたたく小判や小判草
夏帯を強く結ばんけふは茶事
夏めくや花か実か穂かわからなく
画眉鳥をしのぐ孔雀のこゑ涼し
尺蠖の横ゆく椅子にゐたりけり
代田いま電車の明かり走りゆく 松井あき子
強飯を握り田植の人と食む 二村結季
塗立ての畔の匂ふや夏の雲 結季
我の血を食らうて蚋よ永らへよ 佐藤昌緒
空海の道滴りを手に受けぬ 柴田博祥
くらべ馬横たふ脚の撫でらるる 小宮からす

どくだみの花を出入の枝折かな 草深昌子
風にうちたたく小判や小判草
夏帯を強く結ばんけふは茶事
夏めくや花か実か穂かわからなく
画眉鳥をしのぐ孔雀のこゑ涼し
尺蠖の横ゆく椅子にゐたりけり






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