青木の犬考手帳

貴志川ドッグスクール 公認一級訓練士 青木純二
問い合わせ先 和歌山県動物愛護センターホームページを参照

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

誰に命令しているの???

2010-05-26 | Weblog
「愛犬が云う事をきかない」、「呼んでも来ない」しつけ方教室でいつも感じる事です。どうしてでしょうか。いちばん大きな原因は、飼い主さんのコマンド(命令)をかけるタイミングと、状況です。どういう事かというと、犬が飼い主を見ていない(コマンドを待っていない)状況でコマンドをかけているのです。特に小型犬で、犬の後ろから「…ちゃん、オスワリ、オスワリ・・・」とやってしまっています。先ず「名前を呼んで」犬に「お前に命令するヨ!」と解らせる事が大切です。そして目が合ったら「オスワリ」です。コマンドは1回です。何度も繰り返していると、何度も繰り返さないと従わなくなります。それと「コマンドに従うのは当たり前、であっても必ず褒める事」を忘れている方が多いのですが、これをやっていると段々喜んで従わなくなります。オスワリをした瞬間に「そうだ!正解!良くできたねぇ」という気持ちを込めて褒めてやって下さい。犬達は見ていなくても、上からのコマンド、後ろからのコマンドも聞こえているのですが「自分へのコマンド」という意識が希薄なっています(人間でもそうでしょう)。これを繰り返していると「聞こえているコマンドには従わなくてもOK」という習慣を作ってしまいます。教室に来られる生徒さんから「先生の命令には従うのに・・・」と云われるのですが、それは私は「従えない状況で命令しない」からです。逆を云えば「必ず従える状況で命令」すれば成功率が格段に高くなり、褒めるチャンス=犬が喜ぶチャンス、も増えるのです。それを繰り返していけば、名前を呼べば喜んで注視してコマンドを待つ犬、が必ず育っていきます!
コメント