青木の犬考手帳

貴志川ドッグスクール 公認一級訓練士 青木純二
問い合わせ先 和歌山県動物愛護センターホームページを参照

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イヌのしつけ方⑩

2007-01-29 | Weblog
今回は声のお話です。愛犬にどの様な声で話しかけているのでしょうか。云う事をきかないと、つい声が大きくなってしまします。大きな声や低い声はイヌは”威圧”と感じます。名前を呼ぶ、行動をおこさせる(スワレやフセ、来いなど)は高いハッキリした音程の声が有効です。逆に叱る時ややって欲しくない事をやめさせる時等は低い声を発した方が効果があります。イヌを安定させる待ては普通の音で少し長めに「ま~て~」と動作を交えてやります。私の教室ではしつけや訓練では普通のコマンドは”ささやく声で”と教えています。イヌの方が耳は良いのです。普段から大きな声でコマンドをかけていると小さな声では反応が鈍くなります。小さな声のコマンドはイヌがよりしっかり聞こうとする注意力を呼び起こします。以前も書きましたが、私の教室では「声は小さく、穏やかに、笑顔を忘れず」をモットーとしています。声を荒立てない為には、飼い主さんの「平常心とイヌの行動を理解する愛情」が大切です。
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イヌのしつけ方⑩

2007-01-28 | Weblog
我が家の愛犬あすかの散歩の風景を書きます。時間は不定期ですし、コースも変えています。必ずスワレをさせてからリードを付けます(座るまでリードは付けません)。河原まで脚側に付けて歩き、河原でもう一度スワレ、またはフセか立って待てをさせてフレキシブルリード(8m伸びる)を付けてアイコンタクト、目があったら「イイよ」の解除コマンドで、前方にすっ飛んで行きます。そのまま2キロほど歩くのですが、引っ張り、臭い嗅ぎ、マーキングは自由にさせています。ただ違う方向に行きかけた時は「こっちだヨ~」と声をかけます。ウ○チをして、回収処理している間は座って待たせ、終わったらもう一度脚側に座らせて、アイコンタクトし目が合ったら「イイよ」でまた自由行動。前から人や自転車などが来たら「あすか~来い!」と呼び込んで脚側停座、すれ違ったら「アイコンタクト→イイよ」です。帰りの一般道は脚側で歩かせます。時々は途中で「待て」・・・前に走って行く途中やリードが伸びきった時など、いろいろな状況でおこないます。並んで通れない狭い場所では必ず待たせて私が先に通過します。これを毎日二回繰り返すのです。呼び込んだり、待たせた時は4~5回に1回くらいご褒美にオヤツを与えています。”しつけ”の重要なコツは”繰り返し”です。毎日繰り返し、その経験が習慣化するまで続けて自然に出来れば完成します。それと状況や気分で態度を変えない事、家族全員が同じ対応をする、という事です。私の訓練の原則は、いつも同じ態度で、出来ない事をムリにさせて失敗させない、簡単な事を繰り返して褒めて自信を持たせる、強制しないでイヌに考えさせる、という事です。まずはお散歩の前の「スワレ」を習慣化してみてはどうでしょうか。
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イヌの感覚

2007-01-25 | Weblog
以前「人間は言葉に頼り過ぎるのでイヌとの意志の疎通が上手くいかない」って話を書きました。今回は別の角度から考えてみます。それは「人間は視覚に頼りすぎるからイヌを理解出来ない」という事です。哺乳動物の中ではヒトを含むサルの仲間の様に視覚に頼っている種は少数派なのです。イヌの嗅覚は人間の50倍と云われていて、イヌはまさに「鼻で世の中を観ている」動物です。イヌの目の前に物を落としてもすぐに気づかない事があります。人間ははっきり見えているのですが、イヌにはよく見えていないのです。イヌの目には「光を多く取り入れる為に、絞りを全開にしたレンズで、感度の高い粒子の粗いフィルムを使った」写真の様に見えているのです。ですから見つけられない、といってイヌ達をバカにしないで欲しいのです。その動物の持つ能力を知る事が彼らを理解し、人間との違いを知る事が彼らを尊重する事につながるのではないでしょうか。
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明けましておめでとうございます

2007-01-04 | Weblog
平成も19年になりました。ご家族も愛犬も良いお正月を迎えられましたでしょうか。今日から仕事始めの方も多いと思います。昨日までご家族みんなで過ごされていて、急にメンバーが少なくなると不安感から愛犬に食欲不振や分離不安が観られる事があります。外出先から帰宅した時にイヌが落ち着くまで10分くらい無視をしてみて下さい。いちばん良く遊んでいたのがお子さんの場合は、学校が始まるまでの間に少しずつ距離を保ち、イヌとの接触を減らしていきましょう。特に仔犬や成長過程にあるイヌの場合、急激な環境の変化について行けません。飼い主が上手にコントロールをしてやりましょう。
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