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「三国志マガジンVOL.6」その3(終)・イラスト編

2005-12-03 20:27:53 | 三国志/漫画
最終回のその3は三国志イラストが楽しめる作品のご紹介です。

「三国志大戦オリジナルポスター」は「三国志大戦」の武将たちが大きく印刷されたポスターで、「三国志マガジン」初の付録です。悪魔絵のような董卓がちょっと隠れてしまったのが残念です。

「三マガ式 三国志人物伝」(挿絵:大宮司雅子)は主に読者アンケートで人気のある武将を編集部が鑑定し、その人物像を紹介するコーナー。今回は劉備、曹操、諸葛亮、関羽、馬超、孫策、周瑜、夏侯惇が登場し、京劇風の挿絵で描かれています。
データには役職などの経歴や能力をグラフ化したものも掲載しています。
繊細なイラストが美しいです。

「三国志大戦 スタッフインタビュー」は「三国志大戦」の追加データ版「乱世の群狼」に登場する新勢力(西涼軍、袁紹軍)と新カードについてのインタビュー。
武将の能力に込めたスタッフの意図やカードイラストの製作裏話が語られます。
ゲーム好きな方には攻略のヒントになり、三国志好きな方にはカード絵の凝った内容を知る事が出来る嬉しい企画です。

巻末の「読者と雑誌の水魚の清談」内の「三国画廊」や「アレ国志特集」でも読者から送られた武将たちのイラストを楽しむ事が出来ます。
「アレ国志」は郭嘉と曹操の独壇場となっています。

この設定がキラキラ♪
「三国志大戦」の一部の武将が仮面や覆面をしている理由。納得できる内容で、とても良い設定なのですが、心情的にはやはり素顔で戦って欲しい、戦わせてあげたいです。
…実際にはカードを見た事がないのですが(汗)。
でも華雄(かゆう)の仮面(お面?)は例外ですよね…?

このイラストがキラリ!
表紙イラストの劉備(中井覺)。わらじ(の幻?)を胸で温める様に抱き、思いを込めているかのような劉備の絵。
これは漢中王となった時のでしょうか、それとも蜀帝になった時でしょうか…また、劉備自身のイメージによって見方は全く違ってくる味わい深いイラストです。
主観的には遠くなってしまった故郷や幼い頃に思いを馳せている様子に見え、それがこの上なく気に入ってしまいました。

追記
「三国志マガジン」のブログによると、この劉備は蜀帝になった時のようです。何となく最初に受けた感じのままだったので驚きました。
でも、この時は既に関羽は…。そう思うと、何だか寂しげな印象も受けます…。