床板用鋼製型枠     株式会社AOI

スライド式システムデッキ「次世代型枠」

施工事例

2012年10月19日 | 施工事例

【寸法決めビス固定】

AOIシステムデッキは伸縮スライド式セパレート構造のため、長さ調整ができます。従来の型枠は定尺の鋼製型枠か、コンパネを加工したものでしたが、AOIシステムデッキは鋼製型枠の強度と、コンパネの加工性を兼ね備え、現場で簡単にスパン調整を行うことができます。

寸法を決めたらビス止め固定、たったこれだけの加工作業です。

 

 

 

AOIシステムデッキを加工している作業員は型枠大工さんではありません。建築型枠の技術を持っていないにもかかわらず、現場で職長さんに指示を受けただけで施工ができます。

 

 

【敷き込み】

 

AOIシステムデッキの敷き込みは、桟木の上に乗せるだけ。

縦方向、横方向の微調整も可能ですので、定尺の鋼製型枠と異なり、桟木への掛りが不足したり、梁に食い込むようなこともありません。

 

 

スパン加工をしたものから敷き込みます。

 

 

一人作業も可能ですが、加工、敷き込みと分担して作業を行い施工効率を向上させます。

1人工で約100㎡の敷き込みが可能です。

 

【釘止め】

 

 

敷き込みが終了したら端部を釘止めします。

AOIシステムデッキの端部には釘止め用の釘穴がついています。

 

【敷き込み状況】

 

 

敷き込み完了です。型枠スラブ面はフラットで安定しています。

 

【鉄筋組み込み】

 

 

鉄筋の組み込み状況。

鉄筋の荷揚げ時には割り付け図面に基づいて下部に補強(パイプサポート等)を入れます。

 

 

 

【支保工等設置状況】

 

 

支保工は在来合板型枠工法と比較して約60%程度削減されます。

 

 

鋼管パイプなどを使用しないため、解体時には騒音が発生せず、足元も広いため作業効率と安全を向上します。

 

【コンクリート打設】

 

 

コンクリートの打設は、安全のため山にしての流しながらの作業は禁止です。また、作業員が一か所に集中して作業をするのも安全のため禁止です。

倒壊・崩壊の災害防止のため、作業手順書を作成しており、手順に従って安全作業に努めます。

 

 

打設は柱、壁、梁から行います。

 

 

【解体】

 

 

解体は支保工、サポートを取り除いてから行います。

 

 

AOIシステムデッキは転用材のため丁寧に取扱い、集積したうえで階上もしくはリースセンターに返却します。


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