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<大阪震度6弱>「余震と雨が心配」一夜明け被災者  毎日新聞

2018年06月19日 12時38分40秒 | 本日の我が家の話題



大阪府北部で震度6弱を記録した地震から一夜明けた19日、震源地に近い同府高槻市や茨木市の避難所に身を寄せた被災者らは、疲れ切った表情で朝を迎えた。この日午後から予想される雨を心配し、屋根に張ったブルーシートの確認などに追われる市民の姿も。高槻市は各学校にあるブロック塀の緊急調査に乗り出し、茨木市も被害家屋の罹災(りさい)証明書の発行手続きを始めた。

 「この子たちの笑顔が元気をくれる」。高槻市富田町の会社員、西村晃一さん(24)と妻奈緒美さん(34)は、1歳になったばかりの双子の姉妹を連れ、避難所になった公民館に身を寄せている。

 自宅で寝ていた夫妻は激しい揺れを感じた直後、隣で寝ていた心詠(こよみ)ちゃんと心葉(このは)ちゃんに覆いかぶさるようにして守った。築50年近いアパートの水道管が破裂し、階段も壊れた。双子用のベビーカーにペットボトルの水や毛布を詰め込んで避難した。

 当初入った小学校の体育館は板張りで寒く、保健師の勧めで畳のある公民館に移った。2人がじゃれ合う様子を見た被災者の女性が「子供が普段通り笑う姿を見るとほっとする」と声をかけてくれたという。

 19日の朝、夫妻は市職員らが手作りしたおにぎりとみそ汁をほおばった。晃一さんは「温かい食事がこんなに落ち着くなんて。子どもが大きくなったら、『家族で力を合わせて地震を乗り越えたんだよ』と教えたい」と笑顔を見せた。

 茨木市舟木町の大池コミュニティセンターには約40人が避難。2部屋に分かれて一夜を過ごした。近くで1人暮らしをする無職の樋口友枝さん(67)は、「夜中の余震で目が覚めたが、周りに人がいたので安心できた」と話した。19日に自宅に戻るつもりだが、自宅アパートの外壁や浴室の床に亀裂が入っており、「余震が頻発したら、また戻るかもしれない」と表情を曇らせた。

 19日午前も余震が続く中、被災者は崩れた屋根などの補修作業に追われた。大阪管区気象台によると、近畿地方は20日は大雨になる恐れがある。

 高槻市唐橋中1の木造2階建て住宅では18日夕、帰省した黒田勝一さん(66)らが屋根にブルーシートを張った。地震で屋根瓦が激しく崩れ、雨が降ると浸水する恐れも。業者に修繕を頼んだが「依頼が殺到して、後日になる」と言われたという。地元自治会によると、地区内の約600軒のうち、100軒以上の屋根瓦が崩れるなどした。黒田さんは「これからは余震と雨が心配。公的な支援を期待したい」と語った。


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