第6話 『Give the devil his due.』

　なんか、すごい消化試合を見せられたような気分です。
　そのくらい今回は無理な尺の伸ばし方でした。

　Ａパート
　日曜日、部活に行き今日こそは自転車に乗ろうと意気込むミコトに対し、洋輔はまだ早い、と基礎体力をつけるための水泳を命じます。
　僕は洋輔さんに嫌われているんだ、と落ち込むミコトに「そんなことないよ」と寺尾が声を掛ける。

　Ｂパート
「洋輔はその有り余る才能から無冠の帝王と呼ばれている。才能がありすぎて、誰も一緒に走れないから、あいつは無冠なんだ」
　寺尾はいまも気にしている。昔もいまも、親友を勝利に導いてやれない自分の力のなさを。
　ミコトは決意する。僕の手は小さいけれど、きっといつか洋輔を勝利に導くための力になるんだと。

　おまけ
　洋輔と寺尾のファーストコンタクトも何故か入っています。

　おまけがある時点で、かなり無理のある構成だということはお分かりいただけるでしょう。そしてさらにちょいちょい入るヒロイン深澤ゆきの休日の行動。ファンサービスなのか尺を誤魔化すものなのか、まったく意味不明！

　苦労しているのはわかった。だが、だからといって許されることなのかどうか？
　僕としてはあまり認めたくないところだね。

　次回はいよいよ大和武登場！