だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

秘密なら言わないで

2006年07月10日 01時01分02秒 | 嫌い
『秘密なら言わないで』というタイトルの本があったと思います。昔、本屋で見ただけなので内容は知りませんが、よく覚えています。なぜなら、このタイトルにまったく同感だからです。

 誰にでも秘密がある。当然です。それでいいです。秘密があること自体はちっとも気にしません。が、秘密があるという事実は隠して下さい。
 でないと、気になってしかたありません。
 だいたい、なぜ秘密があるという事実を声高らかに語るのですか。秘密なんでしょ? だったらお墓の中にまで持っていきましょう。秘密があるという事実と一緒に。

 失礼ですよ。あなたに隠し事しています。でも、それは言えないのです。なんていうのは。

 こちらが聞いてしまったのなら仕方ありません。正直言えば、それでも上手く誤魔化して欲しかった、というのが本音ですが、こう答えられてあなたの誠意を疑うことはありません。
 しかし、聞きもしないのに秘密があるんだぜ、なんていわれたら不愉快です。話す気がないというのならなおさらです。

 最近、人が隠し事をしているということに気付く機会が多いです。気付くたびに、相手に対する不信感が募ります。
 僕はあなたのことが嫌いではないのです。出来たら今後も上手くやっていきたいと願っているのです。
 隠し事は構いません。秘密もあっていいです。でも、そのことはくれぐれも僕に悟られないようにして下さい。

 秘密がある、それを隠さない人が嫌い。

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